ミニ特集【2050年】未来の地球はどう言われてる?
【2019年6月 オーストラリアのシンクタンク発表】これからみんなが体験できるリアルパニックドラマは楽しめそうですかhttps://t.co/HZoepEFBcrこのまま温暖化対策が不十分なら現代文明はあと30年で崩壊自然界の激変で100万種が絶滅し、ヒトもかなりの割合が逝くだろう
— 科学に佇むサンクコスト (@endBooks) 2019年6月4日
気候変動がある程度正確にわかるのが2050年らしいね。https://t.co/OHOJ60gGI9
— 男 前太郎 (@pall336) 2019年6月10日
予測できる範囲が大幅に曖昧だけれど何か数字を出してアピールしたい場合によく出てくる。
平均気温
世界の平均気温、2050年までに目標値「2度」超え 報告書 https://t.co/eea0btD1lU
— AFPBB News (@afpbbcom) 2016年9月30日
2050年までに:温暖化によって世界の平均気温は3C上昇しうる
Temperatures could rise by 3C by 2050, models suggest http://t.co/hthwtLXC
— AMAZON WATCH (@AmazonWatch) 2012年3月27日
熱死
2007/09 EurekAlert Climate may increase heat-related deaths by 2050s, says Mailman School of PH study
気候は、2050年代までに暑さに関連した死を増大するかもしれない
2009/08 EurekAlert Those dog days of August:3 times the heat by 2050?
8月の盛夏日:2050には3倍になる?
2014/02 EurekAlert Hot weather deaths projected to rise 257 percent by 2050s, experts warn
暑さによる死亡が2050年までに257%増加/英で温暖化による健康への影響を予測 http://t.co/9qkZgFnE1c
— Medical Tribune (@mtpronews) 2014年2月28日
大気汚染
【2015年 Science】国々が対策を重ねないと、大気汚染がらみの死者数は2050年までに倍増する:大気汚染で死ぬ人の数、毎年660万人にも達するおそれhttps://t.co/EAcY5udyBd
— 科学に佇むサンクコスト (@endBooks) 2019年6月10日
洪水
OECD: 洪水の発生で世界の主要都市が受ける被害金額は2050年までに500億ドル超に達する
2013年08 EurekAlert Study finds cost of future flood losses in major coastal cities could be over $50 billion by 2050
ヨーロッパの洪水リスクは2050年までに倍増しうる
#floods European Flood Risk Could Double by 2050: Current flood losses in Europe are likely to double by 2050,... http://t.co/IUiwEAyGNL
— GlobalFloodSystem (@GlobalFloodNews) 2014年3月3日
海面上昇
メリーランド州の海面は2050年までに2フィート上昇しうる
2013/06 EurekAlert Sea level along Maryland's shorelines could rise 2 feet by 2050, according to new report
伐採・干魃
2050年までにアマゾン森林の40%が消失=ネイチャー誌に論文
2006/03 EurekAlert The Amazon in 2050: Implementing the law could save a million square kilometers of rainforest
2050年までに野火の発生は5割増になる
2009/07 EurekAlert Wildfires set to increase 50 percent by 2050
アマゾンやコンゴにおける森林破壊は、2050までに渇水期に最大5分の1(21パーセント)アマゾンの雨を減少させる
2012/09 EurekAlert Loss of tropical forests reduces rain
森林地域は、伐採区域の2倍の雨を作り出す。
"Less Forest, Less Rain: Deforestation Reduces Tropical Rainfall" http://t.co/o2ngRuKb via @LiveScience #rainforests #forests #environment
— Todd B. Bates (@ByToddBBates) 2012年9月7日
伐採はコンゴ盆地の気候変動を激化させるかもしれません。
2014/04 EurekAlert Study: Deforestation could intensify climate change in Congo Basin by half
2050年までに、伐採でコンゴ盆地の温度は0.7℃上昇しうる
非森林化の進行は、地球温暖化ガスによって引き起こされた中央アフリカの温暖化を1.5倍も激化させる
プラスチック
ほとんどあらゆる海鳥が2050年までにプラスチックを食べているかもしれません。
Nearly every seabird may be eating plastic by 2050http://t.co/e5Od0hkz5i pic.twitter.com/savoC1YZjt
— News from Science (@NewsfromScience) 2015年8月31日
海洋の既存の「ゴミパッチ」の外で食料を集める鳥さえも脅かす
海鳥のプラスチック片体内摂取、2050年までに99% 研究 https://t.co/Z8U80K7XEt #2050年問題
— TEIGEN JAPAN 2050 (@teigenjapan2050) 2018年8月18日
2016年02月 BBC News Will there be more fish or plastic in the sea in 2050?
海洋に漂うプラスチックごみ、2050年までに魚の量しのぐ 報告 https://t.co/hUqgE4Q0sE
— AFPBB News (@afpbbcom) 2016年1月21日
絶滅
コーヒーは2080年までに絶滅しうる https://t.co/3IzUvYc1YI 気温上昇で菌類と害虫が増加し2050年までに収穫半減。地球温暖化を放置すれば2080年までにコーヒー園は全滅する。
— Spica (@Kelangdbn) 2016年9月3日
ヨーロッパのヒキガエルに厳しい未来
半数以上のヨーロッパの両生類は、2050年までに絶滅する可能性
2008/09 BBC News Bleak outlook for Europe's toads
北米における淡水魚の絶滅ペースは従前の877倍
2012/08 EurekAlert North American freshwater fishes race to extinction
19世紀末以降、絶滅した淡水魚は39種類
今後、53~86の種が2050年までに絶滅するみこみ
英国在来種チョウ、温暖化で絶滅危機に 研究 http://t.co/GIg9xnf6Ag 現状維持シナリオの下では「干ばつに弱いチョウ個体群の広範囲に及ぶ絶滅が、早ければ2050年に起きる可能性がある」。最も影響が大きかった種は、ヒメヒカゲ、キマダラジャノメ、コキマダラセセリなど
— take_sumi ちくたん (@take_sumi) 2015年8月11日
【2011年 AFP】世界のサンゴ礁、2050年までに絶滅の恐れhttps://t.co/UEr9c1iXLg二酸化炭素(CO2)排出量の増加に伴う海の酸性化が、サンゴの成長を阻害サンゴが絶滅してしまった場合、東南アジアとインド洋の発展途上国を中心に約5億人の生計が成り立たなくなる
— 科学に佇むサンクコスト (@endBooks) 2019年6月10日
海がダメになるまであと数十年ぽっきり
2006/11 ScienCentral No Fish by 2050
2006/11 EurekAlert Accelerating loss of ocean species threatens human well-being
Current trend projects collapse of all currently fished seafoods before 2050
2006/11 EurekAlert By 2048 all current fish, seafood species projected to collapse
2006/11 【日本語記事】 Science日本版 2048年以降、海の幸は消えゆく?
Oldest Bee Fossil is Tiny
2006/11 【日本語記事】 UK Today (JAPAN JOURNALS) 海洋汚染や乱獲で、魚が大幅激減——2048年までに絶滅の可能性も
2006/11 【日本語記事】 読売 乱獲と汚染、42年後に食用の魚消滅…国際研究チーム
「サヨナラ、スシ…」
2006/11 [email protected] Sayonara, sushi...
Time could be running out for seafood.
2006/11 BBC News 'Only 50 years left' for sea fish
2006/11 Discovery Fish Stocks Could 'Collapse by 2048'
食糧問題
このままでは世界的な飢饉に?
2050年までに倍増すると言われる世界人口を食わせていくには、作物を気候変動に適合させる新しいアプローチが取られないとヤバそうだ
2010/07 EurekAlert 'Business as usual' crop development won't satisfy future demand
2010/09 Nature 環境:中国の成長は気候変動にどのくらい影響を受ける?
最良のシナリオでは作物生産量は一定だが、最悪のシナリオでは、2050年までに生産量が約20 %低下する可能性
環境:気候変動が中国の水資源と農業に与える影響
2011/11 New projection shows global food demand doubling by 2050
世界の食料需要、2050年までに倍増する
いまより20億人も多くの人々が西洋風の食生活をできるだけの資源はない。
【第2位】2050年、人類はみな草食に!?──いまより20億人も多くの人々が西洋風の食生活をできるだけの資源はない。唯一の持続可能なシナリオがこれだ http://t.co/RX8al08A #wired_jp
— WIRED.jp (@wired_jp) 2012年9月13日
対策
2013/04 EurekAlert Limiting greenhouse gas emissions from land use in Europe
ヨーロッパ、2050年までに土地利用から放出される地球温暖化ガスの量を60パーセント以上減少させうる:ちゃんと対策してがんばれば、の話
人間は未来の予測が下手くそなので、サンゴだけに限っても、「絶滅する」「いやけっこうタフだぞ」「サンゴは移動できる、生き残る」「でもグレートバリアリーフは壊滅する」「ちょっとサンゴが減るだけでも生態系には大ダメージ」「でもそれは予測の範囲でまだあいまい」などさまざまな論文が拾えてくる。
情報を浴びている側からすれば、「数撃ちゃ当たる」乱戦状態になってて情報の選り分け方によっては簡単に「温暖化してる」「温暖化してない」「世界がやばい」「絶滅しても大丈夫」と単純化の罠に落っこちてしまう。
ネットは情報授受の世界。
情報の授受に関して必要な能力とは、すなわち「何種類の情報を頭にキープしておけるか」ということ。
一つの情報に対して、どのくらい「違った側面」からの情報を想起できるか。
一つの情報に対して1〜2種類の解釈しかできない人々が大量に可視化されてしまっているのがツイッタランド。
数十種類の多様な解釈に目配りができる層も、「140字の単純化」作法の無作法に影響を受けてしまうのがツイッタランド。
『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その1』
『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その2』
『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その3』
『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その4』
『ミニ特集:気象の科学についての本 海外』
『ミニ特集:環境や生態系を考える本 海外その2』
『ミニ特集:環境や生態系を考える本 日本その2』
『ミニ特集:環境や生態系を考える本 日本その3』
『ミニ特集:社会と歴史を読み解く本 海外 その1』
『ミニ特集:社会と歴史を読み解く本 海外 その2』
『ミニ特集:社会と歴史を読み解く本 海外 その3』