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科学な本のご紹介: ミニ特集:社会と歴史を読み解く本 海外 その2

科学に佇む書斎

文明崩壊 
『エネルギーの人類史』
『文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの』
『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』
『健康帝国ナチス』
『征服と文化の世界史 民族と文化変容』


繁栄??明日を切り拓くための人類10万年史 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)


『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』
 マット・リドレー 早川書房

●進化心理学系の一般向け科学書き物でヒットを飛ばしてきたマット・リドレー(イギリス人)。
 著者が掲げる「合理的な楽観主義者」看板色が強く出ている著作が、この『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』。

こちらで紹介
→●本『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』


健康帝国ナチス (草思社文庫)


『健康帝国ナチス』 
 ロバート・プロクター 草思社

●人類近代史上、極端なことをやってしまったあの現象は、人類の「理想」を端緒としているのであり、その理想には「健康」というテーマもがっつり食い込んでいた。温故知新。

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→●本『健康帝国ナチス』


征服と文化の世界史 (世界歴史叢書)


『征服と文化の世界史 民族と文化変容』
 トマス・ソ-ウェル 明石書店

●各国各文化の特徴には、どのような環境要因と歴史的経緯が関与してきたのか。
 推理のしがいのある人類史。

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→●本『征服と文化の世界史 民族と文化変容』


文明崩壊 上: 滅亡と存続の命運を分けるもの (草思社文庫)


『文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの』
 ジャレド・ダイアモンド 草思社

●過去あまたの文明や民族は、なぜ、どうやって、消えていったのか。
 『銃・病原菌・鉄』の大ヒットを飛ばした著者が、今度は人々の営みが歴史の表舞台からフェードアウトしていく機序について店開き!

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→●本『文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの』


エネルギーの人類史 上


『エネルギーの人類史』
 バーツラフ・シュミル 青土社

●産業の種類や発達度合いによって、どのくらいの面積の森林伐採が必要になるのかなど、解き明かされる諸条件が、異世界設定を考える上でとても参考になるぞ。
 なんとなく昔の世界はそうだろうとは思っていても、こうもバシバシ具体的な数値でおさらいさせてくれると、歴史規模でエネルギーの軛はこれほどまでに人的活動を縛ってきてたんだなぁと感じ入ってしまう。

こちらで紹介
→●本『エネルギーの人類史』


→『ミニ特集:社会と歴史を読み解く本 海外 その1』
→『ミニ特集:社会と歴史を読み解く本 海外 その3』
 




 No.2015,0706
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