2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

やーめたやめた

www.nikkei.com www.nikkei.com こうして二つ並べてみると、同じくトップの辞任を扱っていても差が出てくるものだ、とわかる。 とりあえず日経さんは、民進党に対して思慮の浅い罵声を浴びせかけるだけで満足している。 一方自民党には、自衛隊も悪いかのよ…

生産性向上より「生活」の向上を

www.nikkei.com 例によって「企業経営者には性善説、被雇用者には性悪説」という信念のもと、勘違いした社説をのたまってくださっている。 企業が自身の利益を最大化するのに一番お手軽な方法が、人件費の削減なのだ。それは奴隷が経済単位としてあった古代…

共謀罪のもう一つの「毒」

www.nikkei.com 日経さんがやっとこの件に触れた。自分のとこで出した支持率が産経より上だったんでびっくりした、とかだろうか。 説明責任を果たしながら地道に政策を実現していくしか道はない。 現政権がその「責任」を果たすつもりはさらさらにない。 お…

日銀とGPIFによって毒殺される「モラル」

www.nikkei.com 「アクティビスト」と呼ばれるもの言う株主の活動が米国市場で活発になっている。企業への要求は様々だが、共通するのは資本を効率的に使い株主価値を高めるよう求める姿勢だ。 結局「株主の言うことをきけ」に行き着くわけで、どこが「多様…

当ブログの小予言

www.nikkei.com とまあ、またも失敗したわけで、確か「2%上昇が達成できなければアベノミクスは失敗」と誰かさんがご自分でおっしゃってたような気がするが、どうせ忘れてるんだろうし、当ブログが2013年5月24日付け(つまりアベノミクスの内容が発表された…

「日本抜き」の世界はとっくにやってきている

www.nikkei.com 日本が経済大国となって半世紀以上過ぎた。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という自己満はいまに始まったことではない。米国に追従して無謀な戦争に加担したり、金融市場の混乱に自分から飛び込んだり、とアメリカに振り回されてきた。だが…

おまえはなにをいってるんだ

www.nikkei.com タイトルの一言で全て言いつくしているような気がしないでもないが、やはり多少のことは述べておこう。 内閣府が中長期の経済財政に関する試算をまとめた。名目の経済成長率が中長期で3%以上になっても、2020年度の国と地方をあわせた基礎…

星新一の大予言

小学校高学年の頃、星新一にハマってよく読んでいた。友人の女子高生のお姉さんが愛読していて、背伸びしたのである。小学生にはよくわからない部分もあった(株がどうしたとか)が、概ねのところは楽しむことができた。中学に入る頃には文庫になっているも…

共謀罪とは「こんな人たちに負けるわけにはいかない」ということ

www.nikkei.com 200%国側に立って書いた、日経さんの「日」が「産」に入れ替わったかのような社説である。 国と沖縄県が再び法廷闘争に突入する。なぜかくもいがみ合わねばならないのか。最後は司法の判断に委ねるにしても、ここまで話がこじれた要因をよく…

人権はなぜ嫌われる

www.nikkei.com 今こそ日本を含めた世界の民主国家が一丸となって中国の人権状況に警鐘を鳴らす時だろう。 警鐘を鳴らすだけ? そのあとは? 中国ほーいもーがどうたらぬかすより、中国の人権活動家を支援するくらいしたら? それで少々中国との関係が悪くな…

それならもうすでに対岸ではなくなっているような

www.nikkei.com なんだかピンとこない社説である。 「対岸の火事ではない」などと言いつつ、「日本にはまだまだ火がつくような燃料が足らない」というような論で締めている。 それとも日経さん独自のネットワークで、火がつきそうな企業の情報をつかんでいる…

またもやガラパゴス?

www.nikkei.com 幼い頃、大阪万博でヨチヨチと走る電気自動車を目にしてから、もうすぐ半世紀となる。 ここ何年かのEV周辺の動きは凄まじく早く、またしても日本は後手に回りそうだ。 気になるのは日本メーカーの動きだ。トヨタ自動車など日本車は燃費改善な…

印象操作(笑)とポピュリズムと

www.nikkei.com 今まで机に向かってパソコンでエロサイトばかり見つつ、さも勉強しているかのような「印象」を振りまいていたお子様が、テストの当日になって逃げ出したかのような「印象」になっている。 土砂災害でも帰国せず、「テスト」が終わってからの…

あべぴょんがんばれ的な北朝鮮

www.nikkei.com あべぴょんと北朝鮮は「敵対的共犯関係」にある。 「敵対的共犯関係」とは、実は裏で正恩とあべぴょんが手を結んでいて、あべぴょんがピンチになると正恩がミサイルを撃つ、などという幼稚な陰謀論ではない。 互いに敵対することが、そのまま…

この際なので現状の日本における「無党派層」の意味を考えてみる

まず、少し麻雀というゲームについて述べる。ルールを知らない人にもなるべく伝わるように書くので、しばしお付き合い願いたい。 馴染みの薄い人でも、このゲームが本来4人で行うものであることはご存知だろう。分厚いタイルのような「牌」に模様の書かれた…