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日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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はい、進んで。進んで。

夕飯を食べたら、もう眠い眠い。
でも、ちょっと躁状態なのか、書いてしまう。

一クラスだけ、やけに乗りのいいクラスがある。
それは男子生徒の名字の読み方で、わたしがつっかえてしまった
ことに始まる。

わたしのちょっとした失敗が楽しいらしく、それを指摘されると、
わたしは言い訳をする。

今日はなんだったか忘れているくらい些細なことを指摘され、
プリントを配る手がとまっってしまった。
そして
「わたしは家ではハムスターって呼ばれているの。
ハムスターってひとつのことに気を取られると、いままで
やっていたことを忘れて手が止まるんだって。」
と余計なことを言ったら、
「ほらまたわき道にそれた。はい、すすんで。すすんで。」
と、道路で車の警備している人みたいに指示する生徒。
わたしは
「そうだった。そうだった。」
とプリントを配り始める。

授業中の質問にもよく答えてくれるし、この時間は楽しい。
でも、これはあるクラスだけ。

別のクラスはまた違う個性がある。
神経使って疲れるけれど、やっぱり楽しいのかな?
# by KATEk | 2012-05-07 20:02

わたしも困っている人。

あぁあ!
連休がもう終わってしまうなんて、悲しすぎる!
この間に小説を4冊読んで、からだはリセットされている
はずだったのに、目標にははるか遠く・・・

なんだか疲れているぞぉ。

途中、体育系部活のインターハイ予選に顧問として
くっついていった。

しかし、何と言ってもこの私、自分が体育系の部活に
はいっていたこともなく、それ以後教員になって
1回もそんな引率をしたこともなく、
生徒がどこのコートでプレイしているかわからず
どんな声援を送ればいいのかもわからず。
試合の途中で、生徒はわたしのところには来ず、
仲間のところにアドバイスを求めに行く。
あっちゃー。なんともトホホ。

顧問は最後になんといって終わるかなんてマニュアルもなく、
だらけた解散になってしまった。

生徒の読書推進・図書委員の指導の分担が回ってきたのが
うれしくて、新刊書が入ると図書館便りがだしたくて、
本を読んでは何か書き、をずっとしていたのも疲れた原因。

『困っている人』『樹の下の詩人たち』(だっけ?)
『不幸論』『落ちこぼれ』『ジャリおじさん』『よあけ』
萩原朔太郎の竹の詩と書いてきた。
今晩は、『セオの事件簿』、近いうちに『晴天の迷いクジラ』を
取り上げて書く予定。
どんな見出しで行くか、レイアウトはどうするかなんて、
考えるだけでわくわく。
でもほとんど直観のなせるところで、結局やっているのだ
けれど。

なんてことをしつつ、増えた仕事も片づけながらの毎日は
案外ハード。

でも明日から、またなんとか行くのだ。
# by KATEk | 2012-05-06 19:33

パンをにぎりつかむ。

あぁ頭が痛い!頭痛が続く!
なんてこった!

急に分担しなければならなくなった仕事が
山のようにあって、時間が足りない。
でも、バリバリできない現実の中で、
プレッシャーはさらに加わり、
酸素不足の金魚鉢の金魚みたい。

授業はなるべく手を抜かない方針で、
税金の話をするときに、相方が飲んでいる
ビール・発泡酒の缶を持って授業にいこうとしたところ・・・

いつも挨拶さえろくにしない生徒部のある先生が、
「え、ビール?ヱビスビール?」と大きな声で聞いてきた。

「税金の授業で使うんです。」といったら、なーんだという顔で
すぐに立ち去った。

腹が立つなぁ、ほんとに。
なんでも事件にしたがるんだから。
想像力のない・・・

と、こんなことでいらだちながら、頭が痛くても
がんばっているわたしは
たぶんえらい!

今日は1年の時から授業で顔見知りの生徒が、
3年になって初めて私の授業を受けて、授業が
始まっても席に着かない・騒ぐ・横を向いて話をする・
パンを食べるといろいろやってくれた。

一つづつ、やっていることを注意し止めさせ、
「お互い仲良くやろうね。」と笑顔で言い、
パンを食べ始めたところで、つかつかつかと
彼のところに行ってパンをむしり取り、手でつぶし、
「ちゃんと分別して捨てようね。」といって、
何事もなかったように授業を再開した。

その後うるさかったクラスはシーンとなって、
質問にもよく答えてくれて授業はいい具合に進んだ。

でも、やっぱり
こんなことするのは疲れる!!

いまや生徒といる時間しか学校で楽しい時間が
なくなっている状態なので、こういうトラブルは
げっそりする。

あああ!
明日も仕事か・・・
# by KATEk | 2012-04-25 21:35

作戦開始

疲れているけど、書いちゃおう。

学校中にはった図書館へのお誘いのポスター。
今日から少しづつ、はがしている。
少し減ったなと見せかける算段。

まず教員の目に触れるところからははがしていく。
教員のあるく方向と、生徒のあるく方向はけっこう
違うから、生徒には見えて教員には、ちらっと見える
ところだけ残して。

そして1枚はそのままに、もう一枚を新しいものに
更新する。今週末頃に1枚だけ新しくなるように。

なんだか心理戦になりつつあるから、微妙をねらう
ことにする。

教員に目に付くところにはってあった、「星の王子さま」
クイズは場所を変えてはりなおそう。

こんなこともしているから余計疲れるんだけど、
今回は頑張ってみようと思うのだ。
# by KATEk | 2012-04-10 20:38
念願の図書委員会の担当になった。
ま、それ以外にぐぐぐぐっと仕事が増えてしまって、
これらをどう私の中で調整していくかが問題となる
のだけれど。

司書の先生にOKをもらったので、校内あちこちに
ポスターをはりまくった。
図書館開館時間が増えるというお知らせと、
「ジャリおじさん」という見出しのわたしのコメント。

2年前に図書館に入れてもらった「ジャリおじさん」という
絵本がなくなっていること。だから戻ってきてーっていう
メッセージなどなど。

去年図書委員でがんばろうとしていたのに、途中で
いやになってしまった女子生徒が、このポスターを見て、
「先生は行動力ありますね」と興奮して話してくれて、
いっしょにやろうということになったり、

ある教員は「なかなかいいポスターですね」と言ってくれはしたもの、

たぶん多数派は気に入らないのだろう。

まずはるところ。
私個人持ちのマスキングテープではってあるので、普通の
テープに見えたら困るという思いから(?)、壁にははらないで
ほしいというクレームがすぐに入る。
個人から、また分掌(生徒指導部)から。
壁はきれいにしておきたいのだそうだ。

あぁ学校ってなんていやなところ!

生徒への働きかけよりも壁が大事か!
「~してはいけない」ばかりが私の耳に入ってくる。
生徒にはもっと入ってくるのだろう。

第一、図書館の仕事やっている時間があれば、ほかのことしろ!
って聞こえない声、見えない視線が私を突き刺す。

そんな学校なのに、1年に10日くらいしか(夏休み入れて!)
休まない教員もいる。
「家に居たってやることありませんから」だそうだ。
お金をもっとくれればもっと働くという、30代の教員。部活大好き。
家に居る時間はほとんどなさそうだ。

そんなふうに、学校好きな教員が増えている。
信じられない!

わたしは学校に行くのもいや。
授業をするためだけに行きたい。
ほかの時間は一人にしてほしい。
そんなこというわたしの疲れは、理解されないわけだ。

机だって本を置くスペースもないし、勉強できる環境なんて
ない。

書類を提出するためのパソコンがおければいいらしい。
「上」からの指示に従い、仕事も毎年ルーティンでやればよし。
人には逆らわない。あたらしいことはやらない。
それが今のうまいやりかた。

きっとわたしのポスターは目障りだろうな…

でもやっちゃう。
疲れないようにセーブしながら。
学校なんてだいっきらいだけど。
萎れてた生徒が生き返ってくれたから!
# by KATEk | 2012-04-08 16:56