半音階のうつろい katek.exblog.jp

ちょっと気がゆるんだ。
電子レンジでご飯をチンしたあと，ふきあがってくる湯気に
左手の人差し指がやられてしまった。
やけど・・・

痛みはだいぶ治まってきたけれど，こんなことで痛がって
クスンとしてしまうわたし自身を遠めで見たら，ふと原爆の
ケロイドを思い出してしまった。
ガーゼをはがす時，気が遠くなったというもの・・・

こんなちっぽけな痛みでも，想像の糧にはなる。

左手がうまく使えないので，今日は簡単に。

山本三春　『フランス　ジュネスの反乱
　　　　　　　　　主張し行動する若者たち』　大月書店
が，おもしろい。
まだ読んでいる最中だけれど，そして大げさすぎるけれど，
革命ってこんなふうに起こるのかしら？と感じさせてくれる躍動感。

フランスで若者の雇用を条件付にして，とうぶんはいつでも
辞めさせられるという法案がでてきて，これに反対した若者が
デモをかけた，そんなニュースは覚えているだろう。

実際は，あんな簡単なニュースで終わるほどのものでは
なかったということが，このレポートからわかる。

労働者（各種の労働組合）と学生（大学生・高校生）が，完全
統一してデモをしたのは，今回が史上初だったのだそうだ。
１９６８年の５月事件にさいしても，できなかったことだって。

どうやって人々がつながっていったかは，興味のある方，
ぜひ読んでみてください。
今回もわたしは図書館頼みです。

それと，エントリーへのコメントありがとうございます。
りんさん，もりゆさん，stclさん，お返事もう少しお待ちください。