デヴィット・リンチ監督の代表作、1984年公開の映画、『デューン/砂の惑星』の製作に参加したプロダクション・デザイナーのロン・ミラーはこれまで非公開だった自身が所有している、試作版のプロット写真や画像を、もっと見たいというファンのために公開した。この映画が始めの着想からどのように発展して完成に至ったかがよくわかるものとなっている。
まずは何千というスケッチの一部。
これらのほとんどは優秀なデザイナーのトニー・マスターズによるものだ。ロンのデザインは小道具や武器が多い。これらのスケッチはロンが作った絵の中に組み込まれ、最終的に映画のシーンで使われた。小道具や宇宙船の下絵もある。
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宇宙船のほとんどは、ロンの妻ジュディスによって3Dモデルに作り変えられ、それが製図部門のスタッフによって使われて、模型製作者たちのための設計図となった。
ジュディスはほかにもたくさんのセットのモデルを作り、特に巨大なセットのような複雑なものも手がけた。最終的にはすべてが製図部門でまとめられた。すべてのセット、宇宙船、武器などには、事前に詳細な設計図が作られていた。
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設計図が承認されると、次は特殊効果、小道具製作、建設クルーにバトンタッチする。
小道具
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次の写真は小道具を製作する現場。模型部門では、宇宙船製作を請け負っている。その一方で、建設クルーがセットを組み立てて装飾している。
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衣装デザイナーのボブ・リングウッドは、自分の作業場を持っていて、そこでデッサンをはじめ、すべてのものを作ってしまう。衣装を試着するのはとても楽しい。映画の財政支援者に披露するのに着てみることもあれば、どういう効果があるか見るためだったり、単に楽しみのために試着することもある。
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デューン/砂の惑星は、砂に覆われ巨大な虫が支配する荒涼の惑星アラキス(通称デューン)を舞台に、宇宙を支配する力を持つメランジと呼ばれるスパイスを巡る争いと、救世主一族の革命と世界の混迷を軸にした、フランク・ハーバートのSF大河小説『デューン』の映像化したSF作品で、1984年公開に全米公開された。また、1994年に再編集されてテレビ放映されている。
この作品の大失敗により『ブルーベルベット』という低予算の大傑作が生まれることになるのは、また、べつのお話し。
砂のスケール感を統一するために、
ミニチュアの場面の砂は小麦粉をつかったんだっけ?
昔のはレーザーディスクで持ってた。
今は無きWestwoodスタジオのEMPERORってゲームでDUNEを知ってファンになったからこれは非常にうれしい記事だなあ
ありがとうパルモ
良い作品はやっぱコンセプトアートとかもいいなあ
>>4
最高のゲームだったよ、あれは。
オプチカル・プリンター処理、シュノーケルカメラ撮影、アナログマットペイント・・・etc
1980年代までのSF映画には未だCG技術が導入されてなくて(ワイヤーフレームのみの簡易CG的な物はあった)独特の味がある画面が出来上がってて結構好き
それ以降の年代になるとCGが本格的に台頭してきて画面が似たり寄ったりになってくるんで
あまり好みじゃないです。
ただ、一般的な日常生活に紛れ込ますCGとか合成の技術は凄いと思いますけど
当初、砂の惑星は映画化は無理って散々言われてたのを思い出しました。
映画そのものは眠気を誘うような中身だけど、美術は今見てもやはり素晴らしいよね。サンドウォームやギルドナビゲーターのインパクトはすごかった
未来世紀ブラジルといいこのサイトの取り上げる映画や話題ってカルト寄りが多いよねw
まぁ私と気が合うということですw
あれは原作イメージぶっこわし映画だったなー。
当時わくわくして観たけど、結局よくわからん映画だった、、、。
デューンと言えば口マムコ
自分のメルアド、これから取った。
スパイス・・・
初めて知ったけど面白そうな映画ですねー
当時9歳の自分は全然知らない作品
ネットでの自分は、おじさんの部類だと思ってたけど、さらに上の世代の方々も多くいらっしゃるのですね。
いろいろ勉強になり楽しいです♪
決して万人向けではないけど、時折無性に見たくなる、スルメな映画。
サンドウォームのインパクトは本当にとんでもないし、悪役の気持ち悪さもとんでもないしw
全体的にストーリーが分かりづらいのと、戦争シーンがぶっちゃけダサダサなせいで、余計に印象悪い人多いんじゃないかな~w
>>14 私も昔、クイザッツハデラッハで取ろうとしたけど無理だったw
他にも、ハリセルダン(ファウンデーション)やマイクロフトXXX(月は無慈悲な夜の女王)なども欲しかったけど無理だった・・・。
カルトな作品から取ったメルアドだと、アドレス交換した時にすげぇ仲良くなれる事が結構あるね。
クトゥルフの魔神のメアドを使ってると、結構な頻度で外人さんからメールが来る・・・w
砂の惑星はね~
あれは原作があまりにも壮大緻密に構築されすぎてて、どうやっても映画にするとダイジェスト版化しちゃうんだよねw
美術はがんばってたけど、それも必要以上にグロってた感あるから、原作ファンから総スカン食って大コケしたんよね
あれは映画より日本の漫画家陣ででもリメイクしたほうがいいのできそう
漫画なら大長編でも大丈夫だし、砂の惑星は何十年単位で連載できるからどっかやんないかな
原作は非常におもしろいのにもったいないわ
まるほらんどどらいぶ
映像化不可能とか言われてた小説を題材にしている。当時としてはキレイな描写だった。がコケた。リンチは編集に関われなかったのよね。そこでブルーヴェルヴェット。低予算でヒット商品にした。劇中の倒錯描写が刺激的だった。これがリンチの名前を売り、ツインピークスに繋がってるのよ。
早すぎた映画化。
最初から最後まで灰色だったことしか憶えてない
現代技術でのリメイクきぼんぬ
現代技術版も監督はリンチで
この映画は冗長で粘着質な原作をズバズバ要点をかき集めよく出来た映画だと思う。そして音楽も良い。
何ゆえに評価が低いのかさえ思う。
以下全く関係ない呟き
フランク・ハーバートは何故サンドウォームを砂の惑星に配置したのか?一寸形態が違うが火星には7~8キロにまで育った巨大な蚯蚓がウジャウジャいる・・・ガリバー旅行記並みのヴィジョンなのだろうか・・・
主人公ポール役のカイル・マクラクランは超ハンサムだけど、いつ見ても顎がさすりたくなる形してる
それから、ジェシカ(ポールの母親)が極妻のころの岩下志麻に似た凄い美人でビックリする
正直、この美形二人とキモい「ナビゲーター」見たさにBDを購入した俺
今の技術で作ったら・・・と妄想もするけど、美形で個性的な俳優つかわないとリンチ版以上にはなれない気もしてしまう
当時の彼女とデートした際に観た映画。
彼女の希望で選んだが‥
なぜホドロフスキーの名前が挙がっていないのか?
リンチ版が名作だと?奴はホドロフスキーが心血を注いで作り上げたプロットを拝借して駄作を作り上げただけだ。
圧倒的な背景美術の美しさに、衣装の独特さ、音楽の強烈さ、陰鬱な世界観で、
サントラと最初の頃のDVDの時に買いました。
TOTOの音楽がたまりませんでしたね(⌒‐⌒)。
又…異世界へのトリップ感は、並ぶもの無しで大好きです。(⌒‐⌒)/♪