試験運用中なLinux備忘録・旧記事

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Sun xVM VirtualBoxのVBoxSDLでのHostキーについて

Sun xVM VirtualBoxには、標準のGUI以外にVBoxSDLというコマンドがあり、仮想マシンを直接起動することができる。仮想マシン上の出力はウィンドウ全体に表示されるので、一通りの導入作業をした後で特に設定の変更をすることなく「起動」だけをするようになったときや、スクリーンキャストを取り込みたいときなどに便利。Guest Additionsを入れたゲストOSではマウス統合なども動作する。
ただし、Hostキーの割り当てに関しては設定を読み込んでくれないため、毎回手動でキーを指定する必要がある。

Hostキーの番号を取得

端末から-detecthostkeyオプションのみを付けて実行すると、キーを押すように指示が出るので、使用したいキーを押す。下の例では左Shift。

$ VBoxSDL -detecthostkey       
Please hit one or two function key(s) to get the -hostkey value...
(左Shiftキーを押す)
-hostkey 304 1

この場合は「304 1」の部分が番号となる。

Hostキーを指定してVBoxSDLを起動

実際に使用するときには

$ VBoxSDL -hostkey 304 1 -vm [仮想マシン名]

のような形になる(左ShiftキーをHostキーとして使用する場合)。この内容でランチャを作って起動するのもよい。
仮想マシン名の部分には、作成時に付けた名前を指定する。

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