試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

GNU/Linux上の振動対応ジョイパッドデバイスの振動テストを行うGUIツールを作成

「PSX-CV02上の PlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第3回)」で振動のテストに用いたツールfftestは端末上で動作するプログラムでGUIの振動テストツールはなかったため、このソースを参考にして作…

2010年7月からの新規記事の追加について

2010年7月上旬より、本備忘録への新規記事の追加のペースをこれまでの月-金(週5回)更新から不定期とする予定です。ただし、極端に量を減らすということにはならないと思います。 理由は幾つかあるのですが、一番の目的は別館の内容の充実で、特に、2009年の7…

OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(Calcのセル内容へのアクセスに関する追加メモ・ページ3/3)

「OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(Calcのセル内容へのアクセスに関する追加メモ・ページ2/3)」の続き。同様な計算を繰り返す際の式について「OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(Calcのセル内容へのアクセスについてとセル内…

PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第4回)

「PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第3回)」の続き。 重大な問題(不具合)? fftestでのテストは成功したかのように見えたが、jstest-gtkなどでボタンや軸の操作状況が確認できる状…

OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(Calcのセル内容へのアクセスに関する追加メモ・ページ2/3)

「OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(Calcのセル操作に関する追加メモ・ページ1/3)」の続き。 定数の指定について 「OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(Calcのセル操作に関する追加メモ・ページ1/3)」で扱ったセルオブジェクト…

PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第3回)

「PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第2回)」の続き。 fftestコマンドによる振動のテスト 「PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤…

OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(Calcのセル操作に関する追加メモ・ページ1/3)

「OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(Calcのアクティブもしくは任意のシートとセルのオブジェクトの取得)」「OpenOffice.orgのマクロをPythonで記述して動かす(Calcのセル内容へのアクセスについてとセル内容の操作に関する例)」の続きとして…

GtkSourceViewの色付き表示(シンタックス・ハイライティング)機能の動作について(ページ3/3)

「GtkSourceViewの色付き表示(シンタックス・ハイライティング)機能の動作について(ページ2/3)」の続きで「実際の処理の流れ」内の続きからとなる。 色スキームの指定 下は「tango」の色スキームを指定する例。 self.__sourcebuf.set_style_scheme(self.__ss…

PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第2回)

「PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第1回)」の続き。 もう1つ変更が必要 hid-pl.c(pantherlordドライバ)の対応ハードウェア一覧と思われる部分にPLANEX USBゲームパッドコンバータ…

GtkSourceViewの色付き表示(シンタックス・ハイライティング)機能の動作について(ページ2/3)

「GtkSourceViewの色付き表示(シンタックス・ハイライティング)機能の動作について(ページ1/3)」の続き。 言語ファイルと色スキームファイルの探索ディレクトリに関するテスト 言語ファイルと色スキームファイルの配置/探索ディレクトリについては「GtkSourc…

PSX-CV02上のPlayStation 2コントローラの振動機能をGNU/Linux上で用いるための試行錯誤(Linux 2.6.31.5時点・第1回)

PlayStation(1/2/PSX)のコントローラをUSB接続するPLANEX USBゲームパッドコンバータ(PS/PS2対応・2ポート) PSX-CV02をGNU/Linux上で用いた際には(Linux 2.6.31.5の時点では)そのままでは振動機能は利用できないが、これを使えるようにするべく試行錯誤して…

GtkSourceViewの色付き表示(シンタックス・ハイライティング)機能の動作について(ページ1/3)

ここではGtkSourceViewの色付き表示(シンタックス・ハイライティング)機能の動作に関してを扱う。Pythonバインディングを用いているが、他の言語でGtkSourceViewを用いる場合も要領は同様となる。 言語と色スキーム 色付き表示には 言語 色スキーム(スタイル…

Mandriva Linux 2010.0のカーネルの再ビルドに関するメモ(後半)

「Mandriva Linux 2010.0のカーネルの再ビルドに関するメモ(前半)」の続き。 初期RAMディスクイメージ(initrd)の作成 <前半> カスタムカーネルを起動するためのブートローダ設定 <後半> ALSAのIntel HD Audioにおけるビープ音を無効にし、pcspkrを用いるよう…

Mandriva Linux 2010.0のカーネルの再ビルドに関するメモ(前半)

カーネルソースパッケージのインストールから起動までの流れ カーネルソースパッケージのインストール バージョン文字列の微調整 ディストリのカーネルの設定を読み込む ビルドとモジュール,カーネル本体のインストール 初期RAMディスクイメージ(initrd)の作…

sudoコマンドに関する追加メモ

(2019/4/6)この記事の内容は古いため、「一般ユーザで管理者権限を使うsudoコマンドの設定と使い方, 環境変数」を参照。 複数のコマンド行を1回のsudoで実行したい場合 複数のコマンド行を1回のsudoで実行するには 複数のコマンド行を実行する記述をシェルへ…

GtkSourceView(バージョン2系)の概要について(テキストビューを置き換えるだけの例)

「GtkSourceView(バージョン2系)の概要について(概要と基本的な機能)」の見出し「基本的な機能と単純にテキストビューを置き換えた場合の違いについて」に続く内容として、ここではGTK+に標準で含まれるテキストビューを単純にGtkSourceViewのものに置き換え…

GtkSourceView(バージョン2系)の概要について(概要と基本的な機能)

GtkSourceViewの概要 GTK+にはテキストビューというGUI部品があり、その中身となるテキストバッファというものと関連付けて複数行の書式付きテキストを表示することができる(画像も表示可)のだが、これを拡張してプログラムやマークアップ言語などの編集に特…

DocBook文書をPDFファイルに変換するdblatexで外部の設定ファイルを用いる(バージョン0.3現在・ページ3/3)

「DocBook文書をPDFファイルに変換するdblatexで外部の設定ファイルを用いる(バージョン0.3現在・ページ2/3)」の続き。 ここまでのファイル配置 [ホーム]-+-[.dblatex]-+-[sty]-+-japanese.sty(ページ2に貼り付け) | | +-jlisting.sty(UTF-8に変換したもの) …

DocBook文書をPDFファイルに変換するdblatexで外部の設定ファイルを用いる(バージョン0.3現在・ページ2/3)

「DocBook文書をPDFファイルに変換するdblatexで外部の設定ファイルを用いる(バージョン0.3現在・ページ1/3)」の続き。 スタイルファイル .specs/.confファイルを用いずにこのファイルの設定を適用するには、.styファイルのファイル名の「.sty」を除いた部分…

DocBook文書をPDFファイルに変換するdblatexで外部の設定ファイルを用いる(バージョン0.3現在・ページ1/3)

「DocBook文書をPDFファイルに変換するdblatexに関するその後(2010/4/26現在)」「DocBook文書をPDFファイルに変換するdblatexのリンク色変更と日本語の段落の自動改行に関するメモ(バージョン0.3現在)」「DocBook文書をPDFファイルに変換するdblatexでprogra…

シェルスクリプトでユーザからの入力を受け付け、複数の階層を持ったメニューを作る

readコマンドでユーザからの入力を受け付けてcase構文を用いてその内容を処理するという流れをシェルスクリプトの中で用いることで、ユーザからの入力を処理できる。 下は例。 #! /bin/sh show_mainmenu() { while true; do cat <

DocBook文書をPDFファイルに変換するdblatexでprogramlisting要素のコード内の日本語の表示がおかしくなる件とその対処について(バージョン0.3現在)

「DocBook文書をPDFファイルに変換するdblatexの色付きコード表示について(バージョン0.3現在)」に続き、その中の日本語表示に関するメモを扱う。 問題点 コードの中(文字列やコメント)に日本語の文字が入っているときに文字の順番がおかしくなり、色もおか…