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ビッグマックとポテトの原材料を調べてみた

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Byほんたべ

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久しぶりにビッグマック買いました。わりと好きです。
でもさっきおなか壊しました。マクドナルドのお店にはお子ちゃまがたくさんいて、
きゃあきゃあ楽しげに遊んではナゲットなんか食べてました。ううううう。



アメリカのマクドナルド社が、全商品の原材料を公開している。
http://www1.mcdonalds.ca/NutritionCalculator/IngredientFactsEN.pdf

ずいぶん前に「フレンチフライの揚げ油はなんですか?」と
お客様相談室に聞いてみたら「パーム油と牛脂」と言われ、
さらにNON-GMOだと聞き、すげえなあと素直に思ったわたくし。

全原材料表示と聞けば、ポテトを調べたくなるじゃありませんか。

いや、お客様相談室を信用してないわけじゃないけどね。やっぱりさ。
んで調べてみたのよね。そしたら牛脂もパーム油も入ってなかったの。
えええー、一体どういうこと? 聞いたのが一年前だから?
一年の間に油変えたってこと? 

アメリカと日本では揚げ油が違うのであろうか。
あるいは日本のお客様相談室をぶっちぎって、
米国先行で原材料を公開したのだろうか。疑問は尽きない。

ってことで、ポテトとビッグマックだけ翻訳してみた。
翻訳サイトを3社併用し、わかんないものは個別で検索したけど、
どうしても何のことかわからないままの物質もある。

とりあえず、「いっぱい入ってるう~」ってな雰囲気をご確認ください。

ビッグ・マック@サンドイッチの原料
(ビッグマックって正式名称はビッグマックサンドイッチって言うのだね)
牛肉パティー,ビッグ・マック@パン,ビッグ・マック@ソース,グリル調味料
レタス,玉ねぎ(脱水した),ピクルス・スライス,プロセス・チーズスライス

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前からこんな箱に入ってたっけ? 記憶にないなあ。
専門学校時代お金がなくて、いつかたらふく食べられるようになりたい
なーんて思ってたけど、貧乏じゃなくなったら食べたくなくなっちゃった。



それぞれの原材料

牛肉パティー
100%ビーフ(なんかこれが一番笑えた)

ビッグマック@バン
濃縮された小麦粉、水、ハイフルクトースコーンシロップ・
ぶどう糖-果糖・砂糖、酵母、植物油(ダイズ・ナタネ)、
塩、ゴマ、プロピオン酸カルシウム(保存料)、モノグリセリド(乳化剤)、
酵素、アゾジカルボンアミド(発泡剤)
※配合により次のものを含む場合があります:
モノおよびジグリセリドdiacertyl酒石酸エステル、
BHT、ナトリウムstearoyi-2 - ラクチレート、小麦デンプン、
ヨウ素酸カルシウム、二酸化シリコン、
エデト酸ナトリウム含む:マスタード、卵、小麦、大豆
(なぜパンにこれだけの化学物質が必要なのだろう。謎だ)

ビッグマック@ソース
醤油、大豆オイル、風味【ピクルス、砂糖、ブドウ糖果糖、酢、ブドウ糖、
塩、キサンタンガム、ソルビン酸、スパイス抽出物)、調製したマスタード】
水、酢、マスタードシード、塩、砂糖、着色料(カラメル・ターメリック)、
soaices)、水、冷凍卵黄、酢、オニオンパウダー、塩、マスタード粉、
キサンタンガム、ソルビン酸カリウム、スパイス、
にんにく粉末(トウモロコシ、大豆、小麦グルテン)、着色料(パプリカ、カラメル)、
EDTAカルシウム二ナトリウム含:マスタード、卵、小麦、大豆
(よくわからないけどカッコのつけ方が変なのは本文ママ)

グリル調味料
塩、スパイス(胡椒)、ヒマワリ油(加工助剤)
(なんのことかなあ? グリル調味料。パテ焼くときに使う油?)

ピクルススライス
きゅうり、水、蒸留酢、塩、塩化カルシウム、
ソルビン酸カリウム、硫酸アルミニウム、天然香味料(植物由来)、
ポリソルベート80(乳化剤)、ウコン抽出物(着色)
(漬物なのに保存料がやまほど入ってるのはどういうことであろうか)

プロセスチーズスライス
チーズ(牛乳、調整乳成分、細菌培養物、塩、
塩化カルシウム、微生物enzume、リパーゼ)、調整乳成分、水、
クエン酸ナトリウムおよび/またはリン酸ナトリウム、塩、ソルビン酸カリウム、
sitric酸、大豆レシチン、アナトー色素  乳・大豆を含む
(細菌培養物とは何のことだろう? 酵素のことかなあ。
たぶん添加物の商品名があるんだろうけど、わからなかった)


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他のファストフード店と比べてものすごーく香りがいいんだけど、
牛脂と言われて納得してたのに、そうじゃないなら何の香りなんだろう、あれ。



フレンチフライ
ジャガイモ、ナタネ油、水素添加した大豆油、天然風味(植物由来)、
ぶどう糖、ピロリン酸ナトリウム(色を維持するため)、クエン酸(保存料)、
ジメチルポリシロキサン(消泡剤)
調理油:ナタネ油、トウモロコシ油、大豆油、水素添加の大豆油、
tert-ブチルヒドロキノン、クエン酸、ジメチルポリシロキサン
:塩、珪アルミン酸ナトリウム 、ぶどう糖、ヨウ化カリウム
(じゃがいも切って揚げるだけじゃダメなんだね~としみじみ)

さて、いかがでしたでしょうか?

ポテトの揚げ油の「tert-ブチルヒドロキノン」は酸化防止剤らしいが、
日本では食品添加物と認められていない。
日本のフレンチフライの油に入れてもいいのかな? 謎だ。

また、ビッグマックのバンズに入ってるBHTも酸化防止剤だが、
ちょっと危険性がどうたらとかで現在の日本では化粧品などに使われ、
食品の使用はほとんどないらしい。おおおおおお。雑だよなあ、アメリカ。

それにしても、全商品の原材料公開ってすごいなあ。ブランディングの一環?
それとも、いろいろと噂が絶えないから、透明化を目指したのかな?

しかし決していい効果を生まない気がするのはわたくしだけであろうか。

マクドナルドの商品を食べてる人は、何が入ってるか気にしない。
わたくしも含め、食べない人が気にしてわーわー騒ぐ。
食べる人と食べない人は決して折り合わない。平行線である。

とはいっても、情報公開するという姿勢はすごい。
それに日本では表示免除の物質名がきちんと記載されている。
使用目的は調べないとわからないけど、かなり詳細に表示してある。

日本では、新しい食品表示法が施行され、
これから表示が後退していくかもしれないって時に、
こんな取り組みをしてるのは単純にすごいと思う。だからっつって
ハンバーガーを食べるかどうかはともかく、とにかく姿勢はすばらしい。

せっかくアメリカで公開しているのだから、日本マクドナルド社は、
これを翻訳し、WEBサイトにUPしたらどうでしょう。
きっと評価が上がるはずだ。
(と思うわたくし。わーわー騒がれるだけだったりして)


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