bima

2013年6月30日、日本の石森プロの協力を得て制作されたインドネシア初の特撮ヒーローシリーズ「ビマ・サトリア・ガルーダ(Bima Satria Garuda)」の放映が開始されました。 インドネシアでは1990年代に「仮面ライダーブラック」が平均視聴率24.2パーセント、「仮面ライダースーパー1」が14.9パーセントの大ヒットを記録しており、往年の特撮ファンを中心に「ビマ」の動向に注目が集まっていました。30日にユーチューブにアップされた「エピソード1」の再生回数はすでに15万回を数え、1400を超えるコメントが付いていることからも、その人気のほどがうかがえます。以下に、「ビマ」に対するインドネシア人の反応として、寄せられたコメントをまとめてみました。


(この動画は差し替えたものです)

「ビマ・サトリア・ガルーダ」あらすじ
 太陽の光、水、酸素など生命の源となる要素のない暗闇の世界から始まる。残酷で無敵の力を持つラスプーチン率いる秘密組織「ブード」に支配されている。ある日、地球上の科学者が地球と他の星雲を行き来できる扉を発明。これに気付いたブードが自然豊かな地球への侵略を図る。ブードの力の源となるパワーストーンの一つを手に入れた青年がビマへと変身し、地球を救うために立ち上がる。


bima satria garuda(1)
ヒロイン役はJKT48のステラ・コルネリア!

インドネシア人の反応
↓↓↓↓↓↓↓↓

ノスタルジーに浸ってしまった。放送時間をもっと増やしてくれ(笑)。

サイコーだよ。特殊効果もカッコいい。keep up the good work!! ストーリーに関しても、番組が進んでいく中で良くなっていくだろう。要するに、いい出来だってことだ。

サイコーだよ!!!!!! 子供たちが見るにふさわしい番組だと思う。まあ、俺の年齢はもう26歳なんだけどさ、特撮ヒーローはどんな時にも俺の心を捉えて離さなかった。ついにインドネシアにも第一作が誕生してくれた。

この番組には素晴らしい部分がたくさんあるけど、ひとつだけ気になったのはビマの変身がちょっとあっさりしすぎていること。スローモーションを使ったりして、もっとじっくりと変身シーンを堪能させてほしい。お願いします。

ありがたいことだ。ついにインドネシアの仮面ライダーシリーズが誕生した。まだほんの少し欠けている部分はあると思うけど、何と言ってもこれは初回の放映だしな。インドネシアの子供たちにもぜひこの番組を見てもらいたい。インドネシアの特撮がさらに素晴らしいものになってくれることを願っている。

演技がまだちょっとぎこちないし、ストーリーもつながりがあまり良くない気がする。2つの世界をつなぐ教授がいきなり出てきたり、敵の陰謀も描写が甘い。でも、アクションシーンや主題歌はカッコイイね。回が進むごとにさらに素晴らしい仕上がりなっていくことを祈ってるよ。家で見ている子供たちを楽しませてやってくれ。

公式ホームページはないの?批評とアドバイスをぜひ送らせてもらいたいんだけど。日本の仮面ライダーには必ずそういうページがあるよね。

スポンサーは仮面ライダーの時のようにホンダになるかと思ってたら、実際にはスズキだった(笑)。

この番組が道徳と宗教の面から今後さらに良いものになっていくことを願っている。インドネシア版のスーパーヒーローを誕生させてくれた製作者には本当に感謝している。俺たちも番組発展のために建設的な批評をしようじゃないか。彼らもきっとそれを望んでいるはずだ。

番組のオープニングで子供たちに向けたメッセージがあったけど、この番組を見てるの確実に20歳以上のヲタたちだろう(笑)。

このインドネシアの仮面ライダーは超オススメ!何と言っても、インドネシアで初めて誕生した特撮ヒーローなんだから。

カッコイイ!アクションシーンをちょっと詰め込みすぎのような気がしたけど、初回の放送としては堪能させてもらった。これからのさらに良いものになっていくことを願っている。

セリフ回しがちょっとぎこちないけど、きちんとしたインドネシア語を使っているのが非常に良い。コスチュームも素晴らしい。できたらもっと赤い部分を増やしてくれ:D アクションシーンはまだ改善の余地があるから、今後に期待している。そして、俺の推しメンのステラは期待通りだった。ますます可愛くなってたな。

ビマ、サイコーだ!インドネシアの子供たちのためにも頑張ってくれ!

素晴らしい番組だ。会話だってそれほどぎこちないとは思わない。仮面ライダーファンが気にいることは請け合いだ。敵の軍艦はスーパー戦隊ゴレンジャー、ビマのヘルメットは仮面ライダーキバを彷彿とさせる。日本との協力は無駄じゃなかったな。これから先のエピソードでのさらなる成功を祈っている。

多少笑ってしまうような場面もあったけど、インドネシアがこんな特撮番組を作ってくれたことを誇りに思うよ。少なくとも、これまでにあった似たような番組よりも良い出来であることは間違いがない。

ついにインドネシア初の特撮ヒーローが誕生した。応援させてもらうぜ!

カッコイイな。あの戦闘に入る前のシーンなんてやべーよ。エフェクトの使い方や戦闘シーンにちょっと違和感があったけど、カッコいいのは間違いがない。インドネシアのNo.1ヒーローだ!バンダイとの協力ってのもサイコー!

主題歌がヤバすぎる。震えたぜ。ビマ、サイコー!

主人公は始めのうちは賢くて勤勉に描かれているけど、ヒロインが出てきたらさっさと遊園地に行っちまった。まさに現代っ子ってやつだな(笑)

低評価ボタンをポチッてるやつは一体何を考えてるんだ?

コスチュームがカッコイイ。ちょっと残念だったのは、カメラがアクションを追いかけすぎなところかな。固定してじっくり見せてくれたらさらに素晴らしいものになるはず。セリフはきちんとしたインドネシア語を使っていて好感が持てた。

見た感じ、日本だと仮面ライダー1号やスーパー戦隊ゴレンジャーって感じだな。初回の入りとしてはまだ粗い部分があるけど、だんだんと良くなっていくはずだ。

素晴らしい出来だと思うが、あえて言わせてもらいたい。

1.台本がぎこちなさすぎる。もっとスムーズにカジュアルに作れるはずだ。
2.演技がまだ物足りない。

インドネシアの特撮番組のさらなる発展と進歩を祈っている。

カッケェェェ!コスチュームが最高!インドネシアをますます誇りに思う。

インドネシアのスーパーヒーローシリーズが誕生したことを本当に嬉しく思う。これから衣装デザインの面で日本的なものから離れて、インドネシアの独自色が出てくるともっといいと思う。

なかなか良いじゃないか。少なくともインドネシアの子供たちが見ているような恋愛だらけのテレビドラマとは一線を画している。Nice

主題歌はまさに特撮って感じだね。

きちんとしたインドネシア語を使っているのが非常に良い。

頑張れ、インドネシアのスーパーヒーロー!インドネシアの子供たちがますますこの国を愛せるように!20年前にこの番組があったら、俺はきっと日本の事も仮面ライダーブラックの事も知らなかったんだろうな。アハハ。

良い出来だと思うが、もっとインドネシア的なものを前面に押し出してもいいのではとも思う。子供たちがさらにインドネシアを愛してくれるように...

ヤバい...素晴らしい!全編を通して、非常に素晴らしい出来ばえだ。主題歌もサイコー!不満があるとすれば、アクションシーン以外ではシナリオがややぎこちなくなってしまっていたこと。ついでにもうひとつ。スポンサースズキはビマをモチーフにしたバイクを販売してほしい。絶対カッコイイから!

この番組は本当に興味深いものだし、視聴者、とくにターゲットとしている12歳以下の子供たちを十分に楽しませることができると思う。ひとつアドバイスさせてもらえるなら、エフェクトや音響をもう少し滑らかにしてもらいたい。ビマがインドネシアのニューヒーローとして受け入れられることを確信している。頑張れ!

素晴らしい初回放送だった。俺は100パーセント支持する。毎週日曜日が楽しみで仕方がない。

カッコいいぜ。日本の仮面ライダーにライバルが登場だな。もしできるなら、ロケーションを日本のように静かで美しい場所に移してほしい。そうすれば、パノラマがさらに魅力的なものになるだろう。

衣装=カッコイイ。サウンドトラック=カッコイイ。演技=それなりに良い。あとは特殊効果と戦闘シーンを改善するだけだな(特に、音響効果にまだ違和感がある)。全体としては良い出来だと思う:D

コスチュームもいいし、演技も悪くはない:D インドネシア、これからも頑張ってくれ。こんなテレビドラマが増えてくれるといいなXD

インドネシアの子供たちに死ぬほどオススメしたい。よくあるテレビドラマシリーズと違って、きちんとしたインドネシア語が使われているし。

カッケェェェ!アクションはすでに素晴らしい。エフェクトもなかなか良い。主題歌はヤバすぎ。演技もオーケー。キャラクターデザインやコスチュームもカッコいい。全体を通して、非常に素晴らしい。ブラボー、インドネシア!!!!!


【管理人コメント】
全体を通してみると、おおむね好意的なコメントがほとんどでした。「こうすればもっと良くなる。頑張ってくれ」といった(感情に任せた悪口ではないという意味での)長文の建設的な批評が多かったことも印象的でした。なかなか清々しい気持ちにさせてくれるコメントが並んでいたので訳していて楽しかったです。

「テレビ番組は一期一会だった。今はDVDなどで見られるが、歳をとって見返しても、意外と大まじめに作っていたんだと思ってもらえる作品を残したい。ビマは成功させなければならない。失敗したら、インドネシアで特撮番組が作られることはなくなってしまう。インドネシア側がノウハウがないところをアイデアで乗り切り、新しい映像になれば、これほど幸せなことはない」(石森プロ・
早瀬マサト氏、2013年5月10日付『じゃかるた新聞』

単純に日本のコンテンツを輸出するのではなく、日本のノウハウを通じて、インドネシアに新たなヒーローを生み出そうという試みは今までにはない画期的な取り組みです。今回の「ビマ」が成功を収めれば、さらにインドネシア的なヒーローの誕生も期待できます。「ビマは絶対に成功させなければならない」という早瀬氏のコメントも非常に心強いものがあります。日本とインドネシアの新たな協力形態の嚆矢となれるのか。その意味でも非常に注目するべき番組のひとつであるといえるでしょう。今後の展開に注目していきたいと思います。

関連記事:
【ファンの声】インドネシア初の特撮ヒーロー「ビマ」、関連グッズが販売開始!
【登場人物紹介】「ビマ・サトリア・ガルーダ」【インドネシア特撮ヒーローシリーズ】
JKT48ステラ、インドネシアの特撮ヒーロー番組に出演!+インドネシア人の反応
インドネシア特撮「ビマ・サトリア・ガルーダ」主人公、レイ・ブラマサクティを知ろう! 
GACKT、インドネシアの特撮シリーズ「ビマ」に出演か? 
インドネシア初の特撮シリーズ「ビマ・サトリア・ガルーダ」関連記事まとめ