皆さんは、ブログのアイキャッチ画像や、記事を解説する際に使う画像はどの様に準備されていますか?
この記事では、著作権のクレジット表記不要で商用利用も可能なフリー写真素材サイトと、有料だけどチェックして欲しいハイクオリティな素材サイトを徹底解説しています。
まわりくどい文章で説明するよりも、画像で見せた方が分かり易い時もあります。素敵な写真やイラストが入っていると、記事に緩急が付いて読み易くなります。
また、きちんと考えて選んだ画像は、ブログ記事だけでなく、ブログの雰囲気も良くなりますよね。SNSでも明らかに反応が良いです。
お気に入りの素材サイトを見つけて下さいね。
この記事の目次
- 1 Canva – 素材が使えるデザインツール
- 2 Pixabay
- 3 Unsplash(アンスプラッシュ) – 無料で使える世界中のハイクオリティ写真
- 4 GIRLY DROP – 女の子による女の子な写真素材
- 5 freepik – JPG以外にもAI、EPS、PSDデータも付いてる
- 6 SILHOUETTE DESIGN – パーツ素材ならシルエットデザイン
- 7 unDraw – ビジネスシーンのシンプルなイラスト
- 8 ソコスト
- 9 FIND/47
- 10 PAKUTASO – 個性的な日本向けの写真が欲しいなら
- 11 photoAC – 無料で日本向けの写真が欲しいなら
- 12 効果音ラボ
- 13 有料だけどおすすめな素材サイト
- 14 フリー画像・写真素材を使用する時の注意
- 15 素材サイトはここを見よう!
- 16 まとめ
Canva – 素材が使えるデザインツール
特徴
あらかじめデザインのテンプレートが用意されているので、サイズや文字を組み合わせて編集するだけでデザイン画像を完成させる事が出来るサービス。PCでもスマホでも利用出来ます。
デザイナー出なくてもブログのアイキャッチ画像を手早く作れるので重宝します。その為、利用しているブロガーも多いです。
「おしゃれな画像+テキストも入れたい」、でもデザインツールは使えないって方におすすめ。
実はPixabayと相性が良いです。
料金プラン
フリー版・Pro版があり、どちらもかなりの種類があります。お試しでフリー版を使ってみてはどうでしょうか。
紹介サイト:Canva Pro
Pixabay
特徴
とても有名な海外のフリー素材サイトの一つです。日本語に対応しているので、使い方に迷う事はないはずです。
写真やイラスト・動画に音楽など、現在あらゆる分野で必要とされる素材が無料でダウンロード可能。作品点数は2,700万点以上にのぼります。
海外サイト特有のテイストが多いのですが、作品点数が多いので気に入るものが見つかるはずです。
クレジット表記不要で商用可能。会員登録をすれば、ダウンロードする素材をストックしておけるコレクション機能が使えます。
禁止事項や免責事項などもご確認ください。
スポンサーのiStockの関連画像が出て来ますが、間違って押さない様に気を付けましょう。Pixabayが提供する関連画像はダウンロードページの画面右下に出ている方です。
画像データ形式
JPG
画像をダウンロードする際にCanvaのリンクが出る様になりました。Canvaのアカウントを持っている人がリンクをクリックすると、そのままCanvaの編集画面へ飛び、ダウンロード画像を加工する事が出来ます。
紹介サイト:Pixabay
Unsplash(アンスプラッシュ) – 無料で使える世界中のハイクオリティ写真
特徴
無料で世界中のハイクオリティな高解像度写真を使えるサイト。無料で使える写真素材サイトの中でトップクラスです。もちろん日本の写真もあり、とにかく美しいです。
世界中からサイトへ投稿された写真なのですが、クオリティの秘密は、運営サイドで良い物だけを選択している事。他の無料サイトとは一線を画すところです。
我慢ポイント
英語表記なので欲しい画像の検索が難しいです。慣れれば問題ないですが。
日本語でのアンスプラッシュの使い方を記事にしました。良ければ参考にどうぞ。
画像データ形式
JPG
紹介サイト:Unsplash
GIRLY DROP – 女の子による女の子な写真素材
特徴
通称「がりどろ」と呼ばれるおしゃれでガーリーな写真を配布しているサイト。女子受けするような可愛い素材に特化しています。
カテゴリー分けされていますし日本のサイトなので素材の雰囲気は合わせやすいです。
写真にあらかじめオシャレな加工が施してあるため、ダウンロード後はすぐにそのまま利用することが可能です。
クレジット不要で商用・個人利用に関わらず、ガーリーな写真をすべて無料で使えます。その他、禁止事項や免責事項をお読みください。
我慢ポイント
女性2人で運営しているため、素材点数は少なめです。
画像データ形式
JPG
紹介サイト:GIRLY DROP
freepik – JPG以外にもAI、EPS、PSDデータも付いてる
特徴
無料版と有料版(Premium)の2つがあり、たまに無料版の中にも有料級の素材があったりします。
イラストやエフェクトなどは良い感じです。背景やロゴ、インフォグラフィック、パターン、モックアップなどは使い方次第ではかなり使えます。
有料版(Premium)もかなり安いですし、頻繁に割引しています。支払いはpaypalがおすすめ。
我慢ポイント
基本的に海外テイストです。日本を題材にした素材もありますが、実際は日本風です。「ハリウッド映画に出てくる日本」みたいな感じです。
画像データ形式
JPG、PSD、AI、EPS
紹介サイト:freepik
SILHOUETTE DESIGN – パーツ素材ならシルエットデザイン
特徴
知ってる人も多いと思いますが、色々な物をシルエットにしたサイトです。基本は黒ですが、ダウンロードページ内でカラーとサイズを変更出来ます。
ちょっとしたアクセントにアイコンを使いたい時に便利です。最初から※SVG形式でダウンロード出来るのもうれしいポイント。
SVG形式とは? – ウェブで使う画像ファイル形式と特徴、使い分け方のまとめ
このサイトのページ上部から関連サイトに行けます。吹き出しや矢印、飾り枠、集中線などの漫画みたいなパーツを扱うサイトもあり、地味に助かります。
皆さんご存じの「ICOOON MONO」「FLAT ICON DESIGN」「時短だ」にもここから行けます。
我慢ポイント
これは何に使うの?っていうものも沢山あります。見てる分には良いですが、真剣に探している時は正直しんどいです。
画像データ形式
JPG、PNG、SVG、AI
紹介サイト:SILHOUETTE DESIGN
unDraw – ビジネスシーンのシンプルなイラスト
特徴
ビジネスシーンを集めたシンプルなイラストが豊富に揃っています。
画面の右上にあるカラーパレットから色を変更出来るので、自分のサイトカラーに合わせやすいです。
※SVG形式でダウンロード出来るのもうれしいポイント。
SVG形式とは? – ウェブで使う画像ファイル形式と特徴、使い分け方のまとめ
我慢ポイント
ほぼビジネスシーンなのと、英語表記なので欲しい画像の検索が難しいです。
画像データ形式
PNG、SVG
紹介サイト:unDraw
ソコスト
特徴
ソコストでは日常の様々なシーンを切り取ったイラストが揃います。パワーポイントやエクセルなどにもよく合うので人気です。
イラストの詳細画面にあるカラーピッカーから色を変更する事が出来ます。
我慢ポイント
ダウンロードしたファイルを使うのにひと手間掛かります。画像編集アプリを持っていれば問題ありません。
画像データ形式
PNG、SVG、EPS
紹介サイト:ソコスト
FIND/47
特徴
FIND/47は日本の美しさを再発見し、広めていくためのフォトアーカイブ。FIND/47は、掲載された写真を、世界中の人が2次利用できる仕組みです。
日本中の観光地や素敵な場所を写真に収め、投稿されています。もちろん、これらの写真を利用する事も出来ます。
旅行・観光系のブログなら確実に抑えておきたいサイトです。
ライセンスの表記が必要
クリエイティブコモンズに従って利用する分には問題なく使えます。クレジット表記はちょっと面倒かも知れませんが、それだけの価値がある写真が揃っています。
このサイトの写真なら、クレジット表記はデメリットにはなりませんね。
それぞれの写真ページ内からダウンロード出来ます。ウェブサイトで使う為のソースコードも用意されています。
紹介サイト:FIND/47
PAKUTASO – 個性的な日本向けの写真が欲しいなら
特徴
無料で日本人や日本向けの素材がダウンロード出来ます。会員登録も不要なので簡単です。
無料だけあってモデルや写真は色々なブログで見た事があるかもしれません。クオリティもバラつきがあるので、写真の選定能力が問われます。
我慢ポイント
- 広告の多さ、検索の使い勝手の悪さは否めません。クセ強めな写真も多いです。ちなみに、イラストや動画などはありません。
画像データ形式
JPG
紹介サイト:PAKUTASO
photoAC – 無料で日本向けの写真が欲しいなら
特徴
無料版とプレミアムプランがあり、日本人や日本向けの素材が揃っています。
無料・有料共にクオリティはそれなりです。有料との違いはダウンロードの枚数制限と画像サイズです。
サイトやブログに合わない外国のテイストよりはマシかもしれません。
我慢ポイント
- 会員登録が必要な事と、小さいサイズで1日9枚まで、ダウンロードに待ち時間があります。
素人レベルの写真も多いので、時間と素材選定の力が必要です。
画像データ形式
JPG、PNG、AI
紹介サイト:photoAC
効果音ラボ
特徴
品質を徹底追及したフリー効果音素材を扱っています。数もフリー素材の中では多いですし、カテゴリーも分かりやすいです。使用報告も不要です。
Youtubeなどでよく聞く効果音が沢山あります。キャッチコピーにもある様に品質は良いと思います。
動画やZoomで使える「効果音ポン出し」無料アプリがあります。
もちろんサイト内でも再生ボタンを押せばすぐに試聴出来るので便利です。
紹介サイト:効果音ラボ
有料だけどおすすめな素材サイト
PIXTA(ピクスタ) – 日本向け素材が豊富
特徴
日本企業が運営する、まさに日本のコンテンツに最適な素材サイトです。制作会社のみならず、自社でサイト運営している企業など、利用している企業は多いです。
日本人モデルが圧倒的に多く、素材の雰囲気も日本人好みなものが揃います。日本向けのサイトで使うなら、当然素材も日本向けに使われてたものが良く合います。
写真やイラスト・動画や音楽素材まで扱っていますので、サイトだけでなくSNSやYoutubeなどでも活用出来ますね。
便利機能
- 購入前にウォーターマーク入りのカンプデータをダウンロード出来る。
- 素材やキーワード、人物指定など多彩な絞り込み検索が出来る。
無料編集ツールもあるので、加工ツールを持ってない人は使ってみてね。
料金プラン
単品購入と定額制プラン(画像定額制・動画定額制)があります。
画像データ形式
JPG、PNG、EPS
紹介サイト:画像素材【PIXTA】
ShutterStock – 業界最高レベルの画像、動画、音楽素材
特徴
画像・動画、音楽など幅広く扱っており、日本向けの素材もクオリティはかなり高いです。
もちろんロイヤリティフリーで安心して使えます。
機能
強力な画像検索機能があります。
画像の向きや人物を含むのか、さらには人種や年齢など、検索の選択肢が多いです。
膨大な画像があるので、目的の画像を探すのに便利。
料金プラン
定額プラン、必要な時だけのオンデマンドパックがあります。無料トライアルがおすすめ。詳細は以下の記事を参考にどうぞ。
紹介サイト:shutterstock
Premium Beat – 限定音楽素材ライブラリ
特徴
Shutterstockが提供する音楽素材サイト。大手プロダクションレベルでクオリティも高く、ロイヤリティフリーなので動画やアプリ、イベントでも使えます。
機能
画像と同じく検索しやすいです。ジャンルやムードという風に、探す人の気持ちを押さえています。
無料の音楽素材もあり、検索で無料だけを絞り込むことも出来ます。
料金プラン
有料は、「月額定額プラン」と「1点単位で購入(標準・プレミアム)」があります。価格は米ドルです。
楽曲によっては定額プランでは利用出来ないものがあるので注意です。その場合は別途、標準かプレミアムで購入になります。
紹介サイト:Premium Beat by shutterstock
Adobe Stock – Adobe CCと連携するなら
特徴
写真・イラスト、ベクター、ビデオ、オーディオ、3Dなどクリエイティブの現場で必要になる素材が揃っています。
機能
アドビのPhotoshopやIllustratorなどを使っているならアプリと簡単に連携し、管理する事も出来て便利です。
料金プラン
月あたりのアセット(素材)のダウンロード点数によって料金が変わります。
クレジットパックというプランもあり、組み合わせる事も可能です。
アセット(素材)の中にはこのプランでしか購入出来ないものもあります。
紹介サイト:Adobe Stock
stock.foto – 1点から購入可能
特徴
素材は写真・イラスト、エディトリアルのみですが、必要な時だけ1点から購入できるのが魅力。余計な費用が掛からないので利用しやすいです。
価格も、ブログのアイキャッチ用など、使う用途が決まっているなら安いです。
ただしクオリティはジャンルやカテゴリでバラつきがある様に感じます。見極める力が試されますね。
機能
日本の作品を優先表示出来るので探しやすいのもポイント。色や人の数などでも検索できます。
若干素材の年代が古いものも沢山出てきます。写っている内容で時代感が出てしまうと使いづらいので注意です。
画像データ形式
JPG、EPS
料金プラン
サイズによって金額が変わります。WEB用の最小サイズだと198円(税抜)から購入可能です。
紹介サイト:stock.foto
フリー画像・写真素材を使用する時の注意
素材サイトは、ブログやウェブ制作でとても重宝しますが、無料で配布されているフリー写真素材であっても利用規約があるという点には注意しましょう。
よくある禁止事項などをご紹介しておきます。詳しくは素材サイトをご覧ください。
著作権など、よくある利用規約や禁止事項
- 販売の禁止
- 再配布の禁止
- 加工なしでの販売の禁止
- 公序良俗に反する写真素材の使用の禁止
- 画像への直リンク禁止
普通に考えれば当然の内容では有りますが、意外と勘違いしがちなのが著作権です。
著作権は放棄されていない事が殆ど。商用利用に関わる状況で素材を使う際は注意してくださいね
素材サイトはここを見よう!
一口に素材と言っても色々ありますよね。写真にイラスト、最近では動画や音源まであります。
無料・有料に関わらず、良い素材サイトの選び方には幾つかポイントがあります。サイトを見る前にポイントを踏まえてチェックしてくださいね。
1.素材の取り扱い点数は?
実は扱っている素材数はそこまで重要ではありません。
なぜなら、サイトによって扱っている素材の傾向が違うため、使う素材によってはサイトを使い分けるから。
結局のところ、自分のサイトに合うものでないと意味はありません。
それぞれのサイト内で扱う素材のクオリティは大体同じです。だから素材数だけ多くても意味はないんです。
また、時代を感じさせる様な素材は使いどころが無いので、数に含められても困ります。
(例えば、ガラケーや古いタイプのパソコン、ファッションなどの見た目など。)
2.素材のクオリティは?
素材数が多くても、明らかに日本のサイトに合わないテイストやクオリティの素材は使いどころが難しいです。おしゃれでも海外色の強い画像は日本人受けは良くないかもしれません。
自分のサイトのターゲットに合うのかも重要です。
素材によってはシリーズ化されたものがあります。写真やイラストなどが同じクリエイターから提供されたものです。
テイストが同じなので、上手く活用すればサイトに統一感が出せますし、素材選別の時間短縮にもなります。
もしフリー素材を使うのであれば、アイコンやちょっとした装飾くらいならおすすめです。
3.素材を検索しやすいか?
サイトによって扱っている素材数に違いはあるにしても、さすがに全部を見る事は無理です。
大抵のサイトでは検索機能がありますので、使い勝手の良いサイトを選びましょう。
たとえ数が多くても、結局その中から探し出せないと意味がないですから。
日本向けや人物だけ、類似画像、横向き縦向きなど、検索機能がしっかりしているサイトはおすすめです。
4.素材の価格、料金プランは?
料金タイプは大体3タイプくらいに分けられます。
- 毎月一定数の素材をダウンロードできるサブスクリプションタイプ。
- 数枚から数十枚単位のいつでもダウンロードできるパック料金タイプ。
- 割高だけど必要分だけダウンロードできる単品タイプ。
1枚あたりの単価を考えると気軽には使えませんが、サービスによっては購入前にウォーターマーク(透かし)が入ったものをダウンロード出来ますので安心です。
企業サイトの場合は、購入決済前に透かしの入ったデータでチェックしてもらいましょう。
違う写真に差し替えが発生しても無駄にならず安心です。
まとめ
個人ブログや企業サイトで使えるフリー素材から有料素材までをご紹介しました。
企業なら有料素材を使う事でブランドイメージを高める事も可能です。
個人ブログならフリー素材サイトを使う時の参考に。
紹介した以外にも沢山の素材サイトがありますが、この記事が参考になれば嬉しいです。