Adobe Creative Cloud(Adobe CC)を使ってPhotoshopやIllustratorなどのアプリをダウンロードする際、こんな疑問をお持ちでは無いでしょうか?
- MacやWindowsなど複数のPCにアプリをインストール出来るのか?
- 1つのライセンス認証で何台のPCで使用できるのか?
昔と違い、今ではクラウドでのサブスクリプション形式なのでかなり柔軟な使い方が出来る様になりました。
ですが、インストールやライセンス認証、アカウントやアクティベートなどの意味がややこしくて悩みますよね?
この記事では、実際に1つのライセンスでどの様に利用出来るのかを解説します。ポイントは、「インストール」「ライセンス認証」「アプリ起動」の3段階を理解する事。
PCの買い替え等で不安な方もこれからは安心ですね。
この記事の目次
3台以上のPCにアプリをインストール出来る?
アドビのアプリは3台以上のPCにインストール出来ます。これはあくまでダウンロードしてインストールする所までの話です。
一般的によくある使い方としては以下の様な感じだと思います。
- MacとWindowsで使い分けている
- 会社用と自宅用で使い分けている
- 古いPCにインストールしたままの状態
この様に見てみると、意外と同じアカウントで3台以上のパソコンにインストールする事があるかも知れませんね。
Adobe CCへ同時にログイン出来るのは何人?
前述のインストールするだけとは違い、実際に起動してログイン(ライセンス認証)するには1つのライセンスで最大2台のPCまで。
会社でアドビを利用している人は、ライセンスがグループ管理されたアドビアカウントを使っているはず。
会社支給のPCもデスクトップとノートPCの2台くらいだと思いますので丁度良いですね。
3台目にログインするには、先にログインしたPCからログアウトする必要があります。
アドビの公式には以下の様に書いてあります。
最大2台のコンピューターでアプリをアクティベートしてログイン状態を維持できます。
アドビ公式より
アクティベートとは「起動する」こと。つまり、Adobe CCは同時に2台までログイン(ライセンス認証)出来ます。
PCの買い替えなど2台以上でログインしようとした場合は?
例えばPCが壊れてライセンス認証を解除出来ていなかった場合でも問題ありません。
2台以上でログインしようとした場合、上の画像の様にダイアログ画面が表示されますのでライセンス認証の問題も簡単に解決します。
- 古いPCからログアウト出来ない時は【自動的にログアウトして~】を選択
- 別のPCにアクセス出来る時は【~手動でログアウト済】を選択
これでadobe CSの時の様にライセンス認証で困る事はありませんね。
アプリの使用は同時に何台出来る?
Photoshopなどアプリの使用に関しては、同時に1台のPCでのみ使用可能です。
会社用と自宅用で使い分ける場合は、アカウントのサインアウトをしてライセンス認証を切り替えればOKです。アプリもPCにインストールしたままでアンインストールも必要ありません。
Adobe Creative Cloudアプリはアンインストールしない
Creative Cloudデスクトップアプリは可能な限りアンインストールしないでください。
アドビのヘルプによると、「アプリの破損やインストールが上手くいかない時は、お使いのオペレーティングシステム用アンインストールツールをダウンロードして実行してください。」との事。
まとめ – Adobe Creative Cloudのログインとダウンロード
クラウド型のサブスクリプションは便利ですが、アカウントのライセンス認証がちょっと分かりづらいかも知れません。
まとめると、
- 1つのAdobe Creative Cloudメンバーシップで、アプリを2台のコンピューターで有効にできます。
- 3台目のコンピューターでアプリを有効にするには、最初の2 台のコンピューターのいずれかからログアウトが必要。
- ログアウトすると、コンピューターのAdobe IDに関連付けられたすべてのインストール済みCreative Cloudアプリとサービスの認証が解除されます。
いずれにしても、アプリを起動して使えるのは同時にPC1台まで。上手く活用して下さいね。