データを並べ替える事をソートすると呼び、昇順・降順といった方法があります。
エクセルやGoogleスプレッドシートなどでは、表データを並べ替える事があると思います。他にも通販サイトの場合なら、商品を日付け順や価格の安い順に並び替えたりしますよね。
具体的には、扱うデータを以下の様な条件で並べ変える事を言います。
- 昇順とは値が小さい順から大きい順へ並べる事
- 降順とは値が大きい順から小さい順へ並べる事
でも正直なところ、昇順と降順ってどっちが大きい・小さいかで迷う事があります。それは、何となくの感覚で理解しているからです。
そこで今回は情報を整理して、昇順・降順の覚え方を紹介したいと思います。
昇順とは
昇順とは、売り上げ金額や名簿などのデータを並べ替える際、値が小さい順から大きい順へ並べる事を言います。
使用するデータには、数字やアルファベット、ひらがな、日付など様々なものがあります。
ちなみに日本語では五十音順で、日付けは古い日にち順です。
数字だと「1、2、3、4・・・」、ひらがなの場合は「あ、い、う・・・」の順です。アルファベットなら「A、B、C・・・」ですね。
「若い順」だと日付けには当てはまらず、混乱する原因です。
昇順は「小さい順から大きい順へ」「下から上へ」とイメージすれば分かり易いです。
プログラムの分野では英語の「ascending order」を略した「asc」と呼ばれます。
降順とは
降順とは、値が大きい順から小さい順へ並べる事を言います。昇順の逆ですね。
例えば、受信したメールが日付の新しい順に並んでいるのは降順という事になります。
数字だと「10、9、8、7・・・」、ひらがなの場合は「ん、を、わ」の順です。アルファベットなら「Z、Y、X・・・」です。
降順は「大きい順から小さい順へ」「上から下へ」とイメージすれば分かり易いです。
プログラムの分野では英語の「descending order」を略した「desc」と呼ばれます。
昇順・降順の覚え方

昇順・降順の覚え方として、よく階段の昇り降りやエレベーターに例えられます。
「昇り降り」の言葉通り、昇順は昇る訳ですからどんどん増えていくイメージですね。「下から上へ」「左から右へ」と考えると、日付けなども分かり易いです。
逆に降順は降りるので、どんどん減少していくイメージ。「上から下へ」「右から左へ」逆行し後退していく訳です。
「昇順は若い順」「降順は古い順」という考え方は混乱の元なのでやめましょう。日付などには当てはまらないからです。
まとめ:昇順と降順
昇順と降順はデータの並べ替えに使われる方法です。階段をイメージすると分かり易いです。
- 昇順とは値が小さい順から大きい順へ並べる事
- 降順とは値が大きい順から小さい順へ並べる事
昇順、降順の並び方がどっちか迷ったら思いだしてみて下さいね。