アプリで文字を入力する際、画面をタップすると画面の下からキーボードが出て来ます。iPadでもキーボードの出し方は同じです。
ですが、iPadを使い始めた頃、うっかり何処かのボタンを押してしまいキーボードが小さくなったので焦った事があります。
その時は意図した表示では無く、大きく元へ戻す方法も分からず困ってしまいました。
位置もおかしいと感じたのですが、実はこれらは不具合ではなくて便利機能の1つ。2つに分割出来たりもします。
iPadのキーボード表示がいつもと違う場合、以下の設定が有効になっている可能性があります。
- フローティングキーボード
- 小さくて画面から浮いた様なキーボード。ドラッグで画面内を移動できる。
- 分割キーボード
- キーボードを左右に2分割。両手で別々に入力できる。
そこで今回は、小さくなったり分割されたキーボードを元の大きなサイズに戻す方法を解説していきます。
この記事の目次
iPadのキーボードを小さくする方法
先にiPadのキーボードを小さくする方法を解説します。大きなキーボードが邪魔でアプリが見づらい時などに使ってみて下さい。
これで間違って触らないで済みますね。
右下のキーボードの形をしたアイコンを長押し
ちなみに、軽くタップすれば、キーボードは画面下へ格納されます。
【フローティング】を選択
小さくなったキーボードが左下に表示される。これをフローティングキーボードと呼びます。
iPadの小さいキーボードを元の大きさに戻す
うっかり誤タップしてiPadのキーボードが小さくなっても、戻し方を知っていれば安心です。
キーボードサイズを元の大きさに戻すには、以下の手順を実行してください。
ドラッグ出来る
小さく表示されたキーボードは左下に表示されます。位置がおかしいと感じたり、入力した文字が隠れてしまって使いづらい場合はドラッグで好きな場所へ動かす事が出来ます。
ピンチアウトで元のサイズに戻す
ピンチアウトで元の大きなサイズに戻せます。ピンチアウトは2本指で広げて、大きく引き伸ばすイメージです。
小さくなったキーボードでは右下のアイコンが表示されていないので、指で元の大きさに広げます。
iPadのキーボードを分割する方法
iPadのキーボードは左右に2分割して使う事も出来ます。使いこなせたらきっと便利なのでしょうね。ただし操作はかなり難しいです。
右下のキーボードの形をしたアイコンを長押し
分割を選択します。
【分割】を選択
iPadキーボードが分割されて表示されました。
ごくたまにパソコン用のキーボードでも見かけますが、分割キーボードの操作はかなり難しいです。
iPadの分割キーボードを元の大きさに戻す
iPadの分割されたキーボードを元に戻す方法は2つあります。ドラッグして戻す方法はタブレットならではの操作方法ですね。
【固定して分割解除】
これが一番簡単に戻す方法です。
中央にドラッグして寄せる
左右のキーボード同時に中央に寄せる様にドラッグします。すると真ん中あたりでくっついて、元の大きなキーボードに戻ります。
ドラッグでキーボードのサイズが戻るのは面白いですね。分かりにくいですが。
まとめ：iPadのキーボードが小さくなる時の戻し方
iPadのキーボードは小さくしたり分割出来るのですが、使いどころが難しいですね。
思いがけず小さくなったり、位置がおかしい時は慌てずに戻し方を参考にしてください。
こういう機能があるという事だけでも知っていれば安心です。
