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映画「窓ぎわのトットちゃん」(アニメ、2023)を見る。黒柳徹子のベストセラーの自叙伝の映画化。

「窓ぎわのトットちゃん」(アニメ、2023)を見る。
世界中で愛読されている黒柳徹子のベストセラーの自叙伝を、初のアニメーション映画化。小学校を退学になった少女が、母親が見つけたユニークな学校で過ごしていく日々を描く。

監督は「映画ドラえもん」シリーズを手がけた八鍬新之介。制作は「クレヨンしんちゃん」シリーズのシンエイ動画。声の出演は大野りりあな、役所広司、小栗旬、杏、滝沢カレンほか。

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舞台は、第2次世界大戦末期。小学1年生のトットちゃんは落ち着きがないという理由で退学になってしまう。母親はトットちゃんのために、ユニークな校風のトモエ学園を見つける。

通い始めたトットちゃんは小林先生に出会い、元気いっぱいの学校生活を送るようになる。

 小林校長先生

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第二次世界大戦が始まる前年の昭和15年(1940年)から終戦まじかまでの数年間を小学生として過ごしたトットちゃん(黒柳徹子)がおもに「トモエ学園」で過ごした日常などを淡々と描いている。

とくに校長先生やクラスメートとの出会いと別れなどを描き、戦中の時代を生きた証として描き、ラジオでの開戦の放送や青森への疎開や、その後のアメリカ軍のB29の爆弾の投下によりトモエ学園が破壊される姿を通して反戦もさらりと描いている。

自由が丘や洗足池などを背景に走る東急の電車なども時代を映している。

プールで男女生徒が泳いでいるシーンがあるが、全員が全裸というのも…笑。空を飛び回るファンタジーっぽいシーンもあるからいいのか。

<主な登場人物>
■トットちゃん:声:大野りりあな
落ち着きがないことを理由に、小学校を退学になってしまう。電車が教室の一風かわった学校・トモエ学園に新しく通うことになる。
■小林先生:声:役所広司
「トモエ学園」の校長先生。園内に電車の教室を設置するなど独自の教育方針を持ち、生徒たちを導く存在。
■トットちゃんのパパ:声:小栗旬
トットちゃんの父でヴァイオリン奏者。一家の大黒柱として家族を守りながら、ヴァイオリン奏者として心血を注ぐ。
■トットちゃんのママ:声: 杏
トットちゃんの母。誰よりもトットちゃんを心配しながらも、傍で成長を見守る存在。
■大石先生:声:滝沢カレン
トットちゃんの担任の先生。個性豊かな生徒たちと共に、自身も成長していく。

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