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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

サイレント映画「結婚哲学」(原題:The Marriage Circle、1924)(弁士・楽団付き)を見る。江東シネマフェスティバルで。

 

「結婚哲学」(原題:The Marriage Circle、1924)を第18回江東シネマフェスティバルで見る。1924年に公開されたエルンスト・ルビッチ監督によるアメリカのサイレント映画。弁士(澤登翠)・楽団(フルート、ギター奏者)付きの上映。

原作はロタール・シュミットの戯曲「Only a Dream」。脚本はパウル・ベルン。ワーナー・ブラザース作品。二組の夫婦の浮気をめぐる騒動をコミカルに描く。

エルンスト・ルビッチ(1892年1月28日 - 1947年11月30日)は、ドイツ出身の映画監督、映画プロデューサーで、「結婚哲学」以前の作品では「カルメン」(1922)「ファラオの恋」(1922)渡米第1作の「ロジタ」(1923)がある。

のちにグレタ・ガルボ主演の「ニノチカ」(1939)初のカラー作品「天国は待っている」(1943)シャルル・ボワイエ、ジェニファー・ジョーンズ主演の「小間使」(1946)などで知られる。

ルビッチ監督は1932年、ジョージ・キューカーとともに「君とひととき」として「結婚哲学」をリメイクしている。

活動弁士の澤登翠(さわと・みどり)さんが声優とナレーションがすばらしく感動させられる。登場人物の約8人の男女の声を使いわけるほか、ナレーションも一人でこなすのだ。

澤登翠による弁士のサイレント映画は、過去に「旗本退屈男」「チャップリンの質屋(番頭)」サイレント時代の大女優、リリアン・ギッシュ主演「真紅の文字」などを観たが、どれも印象に残る。

映画上映前に、澤登翠さんが登壇して、映画について短く解説していたが「この映画は男女4人が行きつ戻りつしながらソフィスティケイテッド(洗練された)な内容になっています」と語っていた。

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<あらすじ>
夫ジョセフ・ストック(アドルフ・マンジュー)と一緒にウィーンにやってきたミッツィ(フローレンス・ヴィダー)は友人のシャーロット(マリー・プレヴォー)から招待を受ける。そこで、ミッツィはシャーロットの夫で医者のフランツ・ブラウン(モンテ・ブルー)に一目惚れしてしまう。

フランツは浮気心は全くないのだが、ミッツィは、なんとかフランツに近づきたく仮病でフランツに診てもらうことに。

一方、ミッツィの夫のストック教授は妻の浮気を心配し、探偵(ハリー・マイヤース)を雇って尾行させる。

ミッツィのアタックに防戦一方のフランツだが、ある晩、意を決してミッツィに会いに行き、正式に断る。

しかし、探偵はそれを浮気の証拠と勘違いし、教授に報告。その情報をシャーロットも知ることになり、夫との離別を決心するのだが…。

最終的に誤解は解け、ブラウン夫妻は仲直りする。

・・・

実は、気紛れな結婚をしたシュトック教授は、妻に対する愛が薄れ、結婚生活に倦怠感を覚えるようになっていたのだった。

妻のミッツィにしても夫への愛は冷めており、シュトック教授は離婚の口実はないものかと密かに探索していた。

そんな折、ミッツィは親友シャルロットの夫フランツに心惹かれ、近づいていく…。妻の行方を知ったシュトック教授は、これ幸いとばかりにほくそ笑むのだったが…。

2組の夫婦の誤解から生じた騒動をコミカルかつ洗練された語り口で展開されるストーリーが面白い。探偵が、証拠をつかんで、離婚したいなら任せておけ、と自信たっぷりなのも可笑しさを呼ぶ。

また、気が弱そうなグスタフ・ミューラー医師もミッツィに恋心を抱くなど、関係が一時ぐしゃぐしゃになるが、最後は元の鞘(さや)に収まるというハッピーエンドで終わった。

<キャスト>
ジョセフ・ストック教授:アドルフ・マンジュー…ミッツィの夫。倦怠期で、離婚材料がないかなと探している。
ミッツィ・ストック:フローレンス・ヴィダー…ジョセフの妻。シャーロットの友人。シャーロットの夫フランツに一目ぼれしてしまう。
フランツ・ブラウン医師:モンテ・ブルー…シャーロットの夫。ミッツィに付きまとわれ困惑。
シャーロット・ブラウン:マリー・プレヴォー…フランツの妻。ミッツイの友人。
グスタフ・ミューラー医師:クレイトン・ヘイル…フランツの助手。
探偵:ハリー・マイヤース…浮気調査などが専門。
患者:デール・フラー
ポリーヌ・ホーファー嬢:エスター・ラルストン…やたらと美人。パーティ用美人?

 

・・・

「江東シネマフェスティバル」

フェスティバルに協賛・参加しているぴくちゃあさんが「映画パンフレット」無料配布コーナーを設けて、多くの映画パンフを訪問者に無料で配布していました。

 

私は16冊いただきましたが、初日には、一人で60冊持ち帰ったという”ツワモノ”もいたとか。明日15日までですので、興味ある人は覗いてみてください。

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【映画イベント】第18回「江東シネマフェスティバル」(13日~15日)開催中。ぴくちゃあさんも協賛、映画パンフを無料配布。

       

第18回「江東シネマフェスティバル」が13日から始まり明日15日まで開催されていますが、ぴくちゃあさんも所蔵の映画パンフレットを多数無料配布する目的で、7年ぶりに参加しています。

コロナ前までは毎回参加していたシネマフェスティバル開催期間中のぴくちゃあさんによる「シネマバザー」ですが、今回は無料配布を行い好評という。

江東シネマフェスティバルの詳細はこちら↓。

www.kcf.or.jp

hati8823.hatenablog.com

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参加できる人へおススメ。

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【ドラマ】「全領域異常解決室」(水曜午後10時)の第1話から第9話まで見た。

 

藤原竜也主演のフジテレビ系ドラマ「全領域異常解決室」(水曜午後10 時)の第1話から第9話まで見た。残るは「全てが覆る」という最終回(18日)を残すのみとなった(Netflixで)。

「全領域異常解決室」略して「全決」という特別な国の知られざる外郭機関。全決のメンバーが、殺人予告をし実行する「ヒルコ」を名乗る者の正体を突き止める攻防を描く。藤原竜也と広瀬アリスが取り組むバディ・ドラマでもある。

第1話で、警視庁音楽隊カラーガードの小夢(広瀬アリス)が、突然「全決」への出向を命じられる。そこで室長代理の興玉(藤原竜也)、局長の宇喜之(小日向文世)と出会うところから物語は始まる。

警視庁の総務のような部署にいた小夢。やや世間知らずといった印象があり、まるで調査、捜査に不向きのように思われる小夢が、なぜ「全決」に配属されたのかなど様々な疑問が、徐々に明らかにされていく。伏線は第7話あたりで回収されることになる。

殺人事件が起こるが、現場には被害者の持ち物や髪、血液のみが残っており、遺体だけ見つからない状態という「神隠し事件」なるものが連続して怒っていく。

そして、ネットでは「神隠しの仕業、私は神の一柱、ヒルコである」という犯行声明が現れる。次に生徒たちが失神するが、この原因が祟(たた)りによる「キツネツキ」だという事件が起こる。

さらに時空を超えた「タイムホール」(過去や未来と繋がる異次元媒介装置)と呼ばれる不思議な現象もみられる。

また違法薬物と小麦に含まれた麦角アルカロイドによる幻覚と中毒事件などが起こっていく。

こうして謎の神とされる「ヒルコ」と「全決」との全面戦争が激しくなっていく。

最終話直前の第9話では、別人に変身する能力を持つ古戸沼こと「一言主神」に協力を求める。古戸沼は直毘審議官(柿澤勇人)に姿を変え、警視庁の荒波(ユースケ・サンタマリア)から情報を聞き出そうとするが、失敗。

興玉はヒルコの正体を突き止めるため、テミスHDの寿(野間口徹)と会うが、襲撃され捕らえられてしまう。

小夢(広瀬アリス)は助けを求めるため、警視庁で荒波を探すが、やってきたのは二宮(成海璃子)だった。

小夢が「あなたがヒルコ…?」とつぶやくと、二宮は「おめでとう。お前には新しい神になる資格がある」と小夢に告げるのだった。

  怖っ。

ヒルコは寿ではなく警視庁の二宮だったのか!(←かなりの衝撃だが、再終話では、さらに驚きの結末が待っているようだ)。

・・・
全決のメンバー全員が過去何百年も生死を繰り返して生きた神だったという設定も驚き。難しい神の名前が次々に出てきてわかりにくい。

小夢(広瀬アリス)が全決にやってきてから、まったく神々などの知識がなく(視聴者に代わって?)「それって何?」と聞くので、興玉(藤原竜也)がその都度

「勉強不足ですね」と言い返す場面が繰り返される。ボケとツッコミの関係。しかし、これが重要な伏線だったことが後からわかる。

ラストで「全てが、覆る」というのが気になる。

 

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【おまけ】【映画ベスト100】④fpd の「洋画ベスト100」(一部改変、2024年版)

                                                  御三家?

ついでに、どさくさ記事に紛れて紹介。約20年前に、ブログで数回に分けて紹介した個人的なfpd【洋画ベスト100】を、10年前に再編集、今回2000年代以降も若干追加。 TOP10はほぼ不動。お気に入り映画「ラ・ラ・ランド」などが新規に加わった。


1.「アラビアのロレンス」・・・砂漠の自然と恐怖。70ミリ大画面で砂漠を行進するラクダの群れ。蜃気楼のなかでみせるピーター・オトゥール(ロレンス)の孤独感。大砂漠の中の人間の小ささ。モーリスジャールの壮大な力強い音楽。前後編の中で「休憩(インターミッション)」が入るという4時間近い映画も長さを感じさせないスケール。オトゥールのほか、アンソニークイン、アンソニー・クエイル、オマー・シャリフ、デビッド・ニーブンなどそうそうたる役者。

…初見はリバイバルで学生の時、テアトル東京の70ミリ大画面で、地元の友人たちと7-8人が車2台に分乗して駆け付けてみた。上映まで1時間以上並んで待った(笑)。
2.「ウエストサイド物語」・・・1位と2位は気分で入れ替わることがしばしば。この映画のオープニングで、流れる音楽とタイトルバックの美しさ。やがてカメラがニューヨーク・マンハッタンを俯瞰でとらえ、緊張が走るスタート。フィンガースナップ。何度観ても新鮮なミュージカル映画のMyベスト映画。「クール」「トゥナイト」なかでもリタ・モレノの「アメリカ」などの名曲。
3.「ゴッドファーザー」・・・リアルタイムで観た中でのトップが「ゴッドファーザー」! 音楽、マフィアの長、ドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)の老け役メイクがすごく、当時49歳だったとは!息子マイケル(3男)を演じたアル・パシーノ(後にアル・パチーノに表記変更)の本格デビュー作。
4.「Z」・・・軽快な打楽器を駆使したミキステオドラキスの音楽。準主演格のジャンルイ・トランティニャンの予審判事を筆頭に、主演のイブ・モンタン、脇役のシャルル・デンネ、レナート・サルバトーレ、マルセル・ボズフィ「Z氏」の妻役のイレーネ・パパスほかの配役。映画の製作も兼ね出演したジャック・ぺランがカメラマンの記者役で、いきいきと演じていた。  
5.「カサブランカ」・・・(絶対にあの曲だけは聴くまいと決めていたが)「あれを弾いてくれ!」というハンフリー・ボガート。「いいんですか?」と応える黒人ピアニストのサム。ラストの空港のシーン。イングリッド・バーグマンのつぶらな瞳に光る涙。今は、タバコを吸うのは、遅れている?と思われるほど、環境が厳しくなっているが、映画の中のボガートのタバコの吸い方はきまっている。
6.「天井桟敷の人々」・・・ジャンルイ・バローの一世一代の名演技!3時間以上の長さの映画。今回紹介した中で、唯一映画館でなくテレビ(深夜)で観た作品だが「ベスト10」を外すことはできない。DVDが手元にあり再見予定。
7.「太陽がいっぱい」・・・説明不要。ニーノ・ロータの音楽。地中海の青々とした日照りの中でのどす黒い殺人という対比!ラストシーンで崩れる完全犯罪!ドロンの代表作!(2024年8月18日死去。88歳)
8.「第三の男」・・・第三の男(オーソン・ウエルズ)の意表をついた登場シーンが圧巻!全編に流れるチターの曲。観覧車の名セリフ。ウエルズの即興というからやはり「ただの市民(ケーン)ではなかった」(笑)。
9.「屋根の上のバイオリン弾き」・・トポル(このあと「フォロー・ミー」に主演)の名演。「伝統」「サンライズ・サンセット」などの名曲と踊り。ロシアを追われたユダヤ人家族の物語をミュージカルに仕立てた名作。
10.「ひまわり」・・・ビットリオ・デシーカ監督の集大成。ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニの名コンビ。一面のひまわり畑にかぶさるテーマ曲。  

・・・

11.「死刑台のエレベーター」・・・映画の醍醐味、サスペンス、怖さ、音楽のすばらしさ(ジャズ)、ラストシーンのあっといわせるどんでん返し!完璧な映画。主演のジャンヌ・モローもいい。
12.「かくも長き不在」・・・上位10本に入っていた時期もあった。感動作品!モノクロの小さな画面で、これほど迫ってくる映画はない。
13.「街の灯」・・・チャップリン映画では、一番のお気に入り。笑いと涙の感動!盲目の女性が見えるようになり、手のぬくもりで知り「あなたなの?」と語る場面!
14.「夜の大捜査線」・・・シドニー・ポワチエとロッドスタイガーの男の友情。熱気に満ちた主題曲!
15.「ラ・ラ・ランド」・・・第89回アカデミー賞では「タイタニック」(1997年)「イヴの総て」(1950年)に並ぶ史上最多14ノミネート(13部門)を受け監督賞、主演女優賞(エマ・ストーン)、撮影賞、作曲賞 、歌曲賞(「シティ・オブ・スターズ」City Of Stars)、美術賞の6部門を受賞。

16.「L.A.コンフィデンシャル」・・・原作を読んでからみた。インサイド・ストーリーは興味シンシン。警察内部の腐敗、隠蔽。ケヴィン・スペーシーなど俳優陣がよかったが「ナインハーフ」以外では、最も魅力的だったキム・ベイシンガーが妖艶。
17.「シンドラーのリスト」・・・スピルバーグ監督。ラスト・シーンのユダヤ人の墓詣での姿に感動!
18.「ショーシャンクの空に」・・・ヒューマンタッチの感動。刑務所内のモーガン・フリーマンの人間味!
19.「ブリット」・・・スティーブ・マックィーンの刑事がかっこよく、ラロ・シフリンの曲もいい。
20.「フレンチ・コネクション」・・・カーチェイスと、ジーン・ハックマンの型破りな刑事。
21.「明日に向って撃て!」・・・崖から飛び降りるサンダンスのセリフ(「泳げないんだ!」)
22.「コーラスライン」・・・ダンサーのオーディションをミュージカル映画に!
23.「ジョーズ」・・・サメがガバッと来たとき固定椅子から、落ちそうになった(笑)。
24.「情婦」・・・二重、三重のどんでん返し。ディートリッヒの名演!
25.「ニュールンベルグ裁判」・・・ウイドマーク、ランカスター、トレーシー名優たち!
26.「十二人の怒れる男」・・・密室劇。裁判劇の意外な展開に感動!
27.「サンセット大通り」・・・再起を目指す元大女優の鬼気迫る演技!
28.「悪魔のような女」(1955)・・・あっと驚くどんでん返し。
29.「ライアンの娘」・・・デビッド・リーンの大ロマン映画。パラソル!アイルランド!
30.「ベン・ハー」・・・迫力ある歴史劇。チャールトン・へストンが適役!
31.「大脱走」・・・捕虜収容所の脱獄計画の実行とマックイーンのバイクによる高原の疾駆が圧巻!
32.「荒野の七人」・・・壮大なスケールの七人の西部のガンマン!
33.「ダーティ・ハリー」・・・マグナム銃をおみまい!汚いキャラハン刑事の誕生!
34.「華麗なる賭け」・・・マックイーンの完全犯罪成功の高笑い。音楽「風のささやき」
35.「さらば友よ」・・・ラストシーンにしびれた。ドロンよりブロンソン!
36.「アパートの鍵貨します」・・・サラリーマンの悲哀。上司のためなら鍵も貸します!
37.「欲望という名の電車」・・・名優のぶつかり合い。ビビアン・リー、ブランド!
38.「MASH」・・・戦争の現場は、こんなはずでは。
39.「ラスト・ショー」・・・映画館が消える、館長のさびしさと青春映画。
40.「サテリコン」・・・ローマ時代の退廃を鋭く。フェリーニの映画を初めて見た感動!
41.「いつも心に太陽を」・・・ルルの切々たる哀愁のメロディとポワチエの人間味!
42.「西部戦線異状なし」・・・戦争映画の傑作といわれます。
43.「エルビス・オン・ステージ」・・・人間エルビスに迫った熱と汗。ヒット曲の数々!
44.「007ロシアより愛をこめて」・・・シリーズで最高との評価で、1本入れた。
45.「鉄道員」・・・イタリア家族、父親の威厳をピエトロ・ジェルミが見事に。子役も!
46.「ブーベの恋人」・・・テーマ曲はザ・ピーナッツも歌いました。C.カルディナーレ!
47.「ワイルドバンチ」・・・バイオレンスの巨匠、サム・ペキンパーの代表作!
48.「サイコ」・・・精神に異常をきたした、アンソニー・パーキンスの恐怖の演技!
49.「北北西に進路を取れ」・・・スリルとサスペンス!逃げるケーリー・グラント!
50.「ダイ・ハード」・・・アクション映画の新ヒーロー誕生!80年代のベスト1。
51.「昨日・今日・明日」・・・ソフィア・ローレン、マストロヤンニの最高コンビ。
52.「俺たちに明日はない」・・・ラストシーンの衝撃! アメリカンニューシネマの到来!
53.「激突!」・・・身に迫る恐怖。しかし、相手は人間でなく・・・。
54.「雨の訪問者」・・・ブロンソン絶頂期の代表作。音楽も最高!
55.「仁義」・・・アラン・ドロンがクールに決めた!フイルムノワール(暗黒映画)! 
56.「風と共に去りぬ」・・・長期間、歴代興行記録No.1の地位に。「ET」まで。
57.「ローマの休日」・・・オードリーの愛らしさ。グレゴリーペックとの名コンビ。
58.「終着駅」・・・ジェニファー・ジョーンズの美しさ。イタリアのテルミネ駅が有名に!
59.「めぐり逢い」・・・行き違いにはらはらも、ハッピーエンド。
60.「赤いテント」・・・コネリーがイメチェンにいどんだ北極の遭難題材。
61.「暗くなるまで待って」・・・盲目の主婦へプバーンに襲う恐怖!
62.「レベッカ」・・・ローレンス・オリビエ、ジョーン・フォンテーンの美男美女。
63.「リオ・ブラボー」・・・ジョン・ウエイン、ディーン・マーチンの銃の受け渡し!
64.「・・・You・・・」・・・アメリカ学園紛争ドラマ。
65.「小さな恋のメロディ」・・・11歳同志の結婚宣言に周囲は、混乱!
66.「戦略大作戦」・・・ブラック戦争コメディ。イーストウッド、サザーランド。
67.「荒野の用心棒」・・・イーストウッドのマカロニウエスタン出世作!
68.「慕情」・・・香港舞台のメロドラマ。音楽と思い出の丘のシーン!
69.「王様と私」・・・ユル・ブリンナーのつるつる頭ここから。当たり役。
70.「クイーン」・・・ダイアナの事故死から1週間の、英国王室の混乱をリアルに描いた実話。英国の名女優ヘレン・ミレンが本人そっくりにエリザベス女王を演じている。
71.「ロスト・イン・トランスレーション」・・・”外人”から見た東京が異国に思え、自分も外国にいるような錯覚を。くたびれた中年ビル・マレーと若い人妻のスカーレット・ヨハンソンという異国の地で孤独を味わう二人が自然に役柄を演じて味があった。
72.「ブラックブック」・・・第二次世界大戦時、ナチス占領下のオランダを舞台にしたサスペンス。
73.「個人教授」・・・ルノー・ベルレー、ナタリー・ドロンの青春
        映画。
74.「グラン・トリノ」・・・俳優&監督としてクリント・イーストウッドの頂点ではないかと思った。苦虫の表情のイーストウッドが素晴らしい。
75.「ポセイドンアドベンチャー」・・・オリジナル版は、アイディアと群像劇で感動!
76.「悲しみの青春」・・・はじめてみた美人女優、ドミニク・サンダ!
77.「史上最大の作戦」・・・オールスターキャストで、戦争をリアルに!
78.「大空港」・・・バート・ランカスターほか、俳優で見せる!
79.「シベールの日曜日」・・・モノクロ映画の傑作。ゴッジの愛くるしさ!
80.「プラダを着た悪魔」・・・ひとえに、メリル・ストリープの存在感に負うところ大。
81.「ブルックリン」・・・1950年代初頭を舞台にアイルランドの田舎町からニューヨークへと移住した女性の波乱の生涯。悩みながらも気丈に生きる主人公の成長物語。
82.「テキサスの五人の仲間」・・・意表を突く痛快どんでん返し映画。
83.「ユージュアル・サスペクツ」・・・カイザー・ソぜの正体。アッと言わせる展開。
84.「バニー・レイクは行方不明」・・・観客はミスリードされるが、死後はあっと驚くエンディング。
85.「あるスキャンダルの覚え書き」・・・ケイト・ブランシェットとジュディ・デンチの名女優対決のバトル。老女で醜女デンチの獲物を狙う姿が、凄まじい。
86.「ル・バル」・・・戦後のフランスの音楽の歴史などをダンスホールに集まる人々により映し出す。セリフが一切なし!
87.「卒業」・・・アメリカの金持ち一家の風刺。サイモンとガーファンクルの軽快な音楽。
88.「善き人のためのソナタ」・・・東ドイツのシュタージのエージェントを主人公にしたドラマ。当時の東ドイツが置かれていた監視社会の実像を克明に描いていた感動作品。新刊本に記された暗号文字:「HGW XX7に捧ぐ 」を発見した時の驚きと感動。
89.「スピード」・・・時限装置が仕掛けられたバスを巡るスリリングな展開。
90.「アンタッチャブル」・・・禁酒法時代のカポネと警察の戦い。音楽と映像。
91.「探偵スルース」・・・登場人物が2人だけの丁々発止の密室劇。
92.「ニュー・シネマ・パラダイス」・・・消えゆく映画館と哀愁。ラストの感動に号泣。
93.「ライフ・イズ・ビューティフル」・・・戦争とユダヤ人一家の感動作。
94.「ダラスの熱い日」・・・ケネディ大統領暗殺のリアルな再現と真犯人。
95.「猿の惑星」・・・ラストの衝撃。
96.「オリエント急行殺人事件」・・・アガサ・クリスティ原作の傑作。
97.「おかしなおかしなおかしな世界」・・・人間の欲を痛烈に批判した抱腹絶倒のコメディ。
98.「ダイヤルMを廻せ!」・・・ヒッチコックの真髄!
99.「ウルフ・オブ・ウォールストリート」・・・レオナルド・ディカプリオの名演。
100.「ゲット・アウト」・・・驚きのストーリーテリングの面白さ。

「ゲット・アウト」…不気味で、違和感ありありの行きつく先は…?



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【映画ベスト100】③映画評論家・双葉十三郎(日本映画編)(「ぼくの採点表」)は?

映画評論家・双葉十三郎(1910年10月9日‐2009年12月12日没)の「外国映画ベスト100」に続いて「日本映画ベスト100」もあわせてみてみたい。

「砂の器」「飢餓海峡」「七人の侍」「二十四の瞳」「用心棒」「切腹」「天国と地獄」「幸福の黄色いハンカチ」「マルサの女」といったおなじみの映画が入っているのがうれしい。フイルムが現存せず、というのが結構多い。

■双葉十三郎の日本映画ベスト100(作品名/監督)
日本街の手品師/村田実(現存せず)
雄呂血/二川文太郎
紙人形春の囁き/溝口健二(現存せず)
狂った一頁/衣笠貞之助
足にさはった女/阿部豊(現存せず)
忠次旅日記(三部作)/伊藤大輔
十字路/衣笠貞之助
新版大岡政談/伊藤大輔(現存せず)
浪人街/マキノ正博
生ける人形/内田吐夢(現存せず)
傘張剣法/辻吉朗(現存せず)
何が彼女をそうさせたか/鈴木重吉 ※現存部分のみ鑑賞
瞼の母/稲垣浩
お誂次郎吉格子/伊藤大輔
國士無双/伊丹万作 ※現存部分のみ鑑賞
抱寝の長脇差/山中貞雄 ※現存部分のみ鑑賞
彌太郎笠/稲垣浩(現存せず)
熊の八ツ切り事件/斎藤寅次郎(現存せず)
生まれてはみたけれど/小津安二郎
伊豆の踊子/五所平之助
出来ごころ/小津安二郎
浮草物語/小津安二郎
雪之丞変化/衣笠貞之助
妻よ薔薇のやうに/成瀬巳喜男


人生劇場 青春篇(1936)/内田吐夢
家族会議/島津保次郎
浪華悲歌/溝口健二
祗園の姉妹/溝口健二
人情紙風船/山中貞雄

限りなき前進/内田吐夢
風の中の子供/清水宏
愛染かつら/野村浩将
路傍の石/田坂具隆
暖流/吉村公三郎
狸御殿/木村恵吾(現存せず)
父ありき/小津安二郎
姿三四郎/黒澤明
安城家の舞踏会/吉村公三郎


また逢う日まで/今井正
カルメン故郷に帰る/木下惠介
麦秋/小津安二郎
めし/成瀬巳喜男
本日休診/渋谷実
あにいもうと/成瀬巳喜男
山の音/成瀬巳喜男
七人の侍/黒澤明
二十四の瞳/木下惠介
浮雲/成瀬巳喜男
夫婦善哉/豊田四郎
野菊の如き君なりき/木下惠介
ビルマの竪琴/市川崑
幕末太陽傳/川島雄三
楢山節考/木下惠介
炎上/市川崑
独立愚連隊/岡本喜八
人間の條件(六部作)/小林正樹
キクとイサム/今井正
悪い奴ほどよく眠る/黒澤明
おとうと/市川崑
裸の島/新藤兼人
用心棒/黒澤明
宮本武蔵(五部作)/内田吐夢
座頭市(シリーズ)/三隅研次ほか
秋津温泉/吉田喜重
切腹/小林正樹
秋刀魚の味/小津安二郎
古都/中村登
五番町夕霧楼/田坂具隆
にっぽん昆虫記/今村昌平
天国と地獄/黒澤明
飢餓海峡/内田吐夢
神々の深き欲望/今村昌平
心中天網島/篠田正浩
男はつらいよ(シリーズ)/山田洋次
津軽じょんがら節/斉藤耕一
砂の器/野村芳太郎


幸福の黄色いハンカチ/山田洋次
ツィゴイネルワイゼン/鈴木清順
泥の河/小栗康平
細雪/市川崑
Wの悲劇/澤井信一郎
お葬式/伊丹十三
それから/森田芳光
早春物語/澤井信一郎
海と毒薬/熊井啓
マルサの女/伊丹十三
となりのトトロ/宮崎駿
異人たちとの夏/大林宣彦
千利休 本覺坊遺文/熊井啓
どついたるねん/阪本順治
櫻の園/中原俊
青春デンデケデケデケ/大林宣彦
わが愛の譜 滝廉太郎物語/澤井信一郎
平成狸合戦ぽんぽこ/高畑勲
午後の遺言状/新藤兼人
写楽/篠田正浩
Shall we ダンス?/周防正行
HANA-BI/北野武
愛を乞うひと/平山秀幸
黒い家/森田芳光映画

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【映画ベスト100】②映画評論家・双葉十三郎(外国映画編)(「ぼくの採点表」)は?

 

映画評論家・双葉十三郎(じゅうざぶろう、1910年10月9日‐2009年12月12日没)を知っていますか? コアな映画ファンならだれでも知っている人。

双葉十三郎は、2009年に99歳で亡くなるまで、映画評論家の最長老として洋画雑誌「スクリーン」連載の映画評「ぼくの採点表」で親しまれた。
1934年東大卒。幅広いジャンルの映画批評を手掛け、1952年から始めた「ぼくの採点表」は、ユーモアを交えた的確な批評と、分かりやすい採点で、洋画を見る際の指標にする愛読者が多かった。

映画をとことん愛する姿勢は淀川長治と双へきと言われ、読み物として楽しめる映画評を確立した功績も大きかった。

江戸川乱歩と親交があり、レイモンド・チャンドラーなど探偵小説の翻訳や関連評論も多く、戦後の日本にアメリカのハードボイルド小説をいち早く紹介した第一人者だった。

映画解説者・淀川長治、映画字幕の第一人者・清水俊二らと共に、長年にわたる宝塚歌劇団のファンでもあった。毎年正月には清水の自宅に宝塚のスター・那智わたるをはじめとする団員たちが訪れ、華やかなひと時を過ごした。

           前列左が双葉十三郎、後列左が淀川長治。

双葉十三郎のベスト100は娯楽作品が多いので、個人的には見ている作品も多く、トップ100で重なる作品も多い。

【双葉十三郎の外国映画ベスト100】(作品名/監督)


月世界旅行/ジョルジュ・メリエス
大列車強盗/エドウィン・S・ポーター
國民の創生/D・W・グリフィス
カリガリ博士/ロベルト・ウイーネ
キッド/チャールズ・チャップリン
ドクトル・マブゼ/フリッツ・ラング
幌馬車/ジェームス・クルーズ
結婚哲学/エルンスト・ルビッチ
アイアン・ホース/ジョン・フォード
チャップリンの黄金狂時代/チャールズ・チャップリン
ビッグ・パレード/キング・ヴィダー
戦艦ポチョムキン/セルゲイ・M・エイゼンシュテイン
アッシャー家の末裔/ジャン・エプスタイン
ラヴ・パレイド/エルンスト・ルビッチ
西部戦線異状なし/ルイス・マイルストン
モロッコ/ジョセフ・フォン・スタンバーグ
巴里の屋根の下/ルネ・クレール
會議は踊る/エリック・シャレル
街の灯/チャールズ・チャップリン
自由を我等に/ルネ・クレール
暗黒街の顔役/ハワード・ホークス
巴里祭/ルネ・クレール
仮面の米国/マーヴィン・ルロイ
グランド・ホテル/エドマンド・グールディング
四十二番街/ロイド・ベーコン
或る夜の出来事/フランク・キャプラ
商船テナシチー/ジュリアン・デュヴィヴィエ
たそがれの維納/ヴィリ・フォルスト
三十九夜/アルフレッド・ヒッチコック
オペラハット/フランク・キャプラ
我等の仲間/ジュリアン・デュヴィヴィエ
孔雀夫人/ウィリアム・ワイラー
舞踏会の手帖/ジュリアン・デュヴィヴィエ
望郷/ジュリアン・デュヴィヴィエ
大いなる幻影/ジャン・ルノワール
駅馬車/ジョン・フォード
スミス都へ行く/フランク・キャプラ
風と共に去りぬ/ヴィクター・フレミング
わが谷は緑なりき/ジョン・フォード
偽りの花園/ウィリアム・ワイラー
疑惑の影/アルフレッド・ヒッチコック
ヘンリィ五世/ローレンス・オリヴィエ
逢びき/デヴィッド・リーン
陽気な幽霊/デヴィッド・リーン
ダニーケイの天国と地獄/H・ブルース・ハンバーストン
天井桟敷の人々/マルセル・カルネ
荒野の決闘/ジョン・フォード
黄金/ジョン・ヒューストン
情婦マノン/アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
悪魔の美しさ/ルネ・クレール
踊る大紐育/ジーン・ケリー/スタンリー・ドーネン
黄色いリボン/ジョン・フォード
第三の男/キャロル・リード
サンセット大通り/ビリー・ワイルダー
イヴの総て/ジョセフ・L・マンキウィッツ
戦慄の七日間/ロイ・ボールティング/ジョン・ボールティング
巴里のアメリカ人/ヴィンセント・ミネリ
河/ジャン・ルノワール
禁じられた遊び/ルネ・クレマン
恐怖の報酬/アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
水鳥の生態/ジェームズ・アルガー
シェーン/ジョージ・スティーヴンス
バンド・ワゴン/ヴィンセント・ミネリ
ローマの休日/ウィリアム・ワイラー
グレン・ミラー物語/アンソニー・マン
波止場/エリア・カザン
ロミオとジュリエット/レナート・カステラーニ
現金に手を出すな/ジャック・ベッケル
悪魔のような女/アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
エデンの東/エリア・カザン
赤い風船/アルベール・ラモリス
第七の封印/イングマール・ベルイマン
情婦/ビリー・ワイルダー
野いちご/イングマール・ベルイマン
魔術師/イングマール・ベルイマン
太陽がいっぱい/ルネ・クレマン
甘い生活/フェデリコ・フェリーニ
処女の泉/イングマール・ベルイマン
ウエスト・サイド物語/ロバート・ワイズ・ジェローム・ロビンス
突然炎のごとく/フランソワ・トリュフォー
アラビアのロレンス/デヴィッド・リーン
8 1/2/フェデリコ・フェリーニ
シェルブールの雨傘/ジャック・ドゥミ
戦争は終った/アラン・レネ
素晴らしき戦争/リチャード・アッテンボロー
アルジェの戦い/ジッロ・ポンテコルヴォ
バ-ジニア・ウルフなんかこわくない/マイク・ニコルズ
ロシュフォールの恋人たち/ジャック・ドゥミ
冒険者たち/ロベール・アンリコ
ベニスに死す/ルキノ・ヴィスコンティ
ジョニーは戦場へ行った/ダルトン・トランボ
叫びとささやき/イングマール・ベルイマン
スティング/ジョージ

 

※見ていたのは68本(残りもみなくては…)。

 

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【映画ベスト100】①映画評論家/解説者・淀川長治(「日曜洋画劇場」解説)は?

  淀川(ヒッチコックの後ろ) 

淀川長治と言えば1966年に始まった「日曜洋画劇場」(当初は「土曜洋画劇場」)の解説者として番組開始から死の前日までの32年間、出演し続けた。

それ以前は、1960年から1963年まで、NETテレビ(現:テレビ朝日)で放送された海外ドラマ「ララミー牧場」の解説で脚光を浴びていた。

番組冒頭で「ハイ皆さん、こんばんは」から始まり「怖いですねえ、恐ろしいですねえ」の節回し。番組の最後に「それではまた来週お会いしましょう、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ...」は名台詞となり「さよなら、おじさん」ともいわれた。

チャップリン評論・研究の第一人者で、ベスト100に多くのチャップリン作品(15本)が登場。「黄金狂時代」はトップテン映画の不動の上位。

【淀川長治のベスト100】は以下の通り。

黄金狂時代 チャールズ・チャップリン
グリード エリッヒ・フォン・シュトロハイム
駅馬車 ジョン・フォード
ベニスに死す ルキノ・ヴィスコンティ
アマルコルド フェデリコ・フェリーニ
8 1/2フェデリコ・フェリーニ
野いちご イングマール・ベルイマン他
疑惑の影 アルフレッド・ヒッチコック
ミモザ館 ジャック・フェーデ
天井桟敷の人々 マルセル・カルネ 
わが谷は緑なりき ジョン・フォード
嘆きのテレーズ マルセル・カルネ
鉄の爪 ジョージ・B・サイツ 他
ウーマン モーリス・ターナー
散り行く花 D.W.グリフィス
愚なる妻 エリッヒ・フォン・シュトロハイム
紐育の丑満時 チャールズ・ブレイビン
アメリカの影 ジョン・カサヴェテス
密告 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
かくも長き不在 アンリ・コルピ他
チュー公の赤毛布 ウィルフレッド・ジャクソン他
歴史は女で作られる マックス・オフュールス
イントレランス D.W.グリフィス
カビリア ピエロ・フォスコ
番頭 チャールズ・チャップリン
移民 チャールズ・チャップリン
犬の生活 チャールズ・チャップリン
キッド チャールズ・チャップリン
のらくら チャールズ・チャップリン
偽牧師 チャールズ・チャップリン
巴里の女性 チャールズ・チャップリン
サーカス チャールズ・チャップリン
街の灯 チャールズ・チャップリン
モダン・タイムス チャールズ・チャップリン
独裁者 チャールズ・チャップリン
殺人狂時代 チャールズ・チャップリン
ライムライト チャールズ・チャップリン
火 ジョヴァンニ・パストローネ
男性と女性 セシル・B・デミル
カリガリ博士 ロベルト・ウィーネ
モヒカン族の最後 モーリス・トゥールヌール
焼け爛れし翼 ペンリン・スタンロウ 
三仮面 アンリ・クロース 
乗合馬車 ヘンリー・キング
ステラ・ダラス ヘンリー・キング
ジークフリート フリッツ・ラング
メトロポリス フリッツ・ラング
バグダッドの盗賊 ラオール・ウォルシュ
幌馬車 ジェームズ・クルーズ
十誡(十戒) セシル・B・デミル
ヴァリエテ E.A.デュポン/カール・フロイント
テレーズ・ラカン ジャック・フェーデ
ビッグ・パレード キング・ヴィダー
栄光 ラオール・ウォルシュ
第七天国 フランク・ボーゼージ 
サンライズ F.W.ムルナウ
要心無用 サム・テイラー
恋愛三代記 バスター・キートン 
三人の女 エルンスト・ルビッチ
ウィンダミア夫人の扇 エルンスト・ルビッチ
救ひを求むる人々
さらば青春 アウグスト・ジェニーナ
結婚哲学 エルンスト・ルビッチ
巴里の女性 チャールズ・チャップリン
夜の女 モンタ・ベル
美人帝国 モンタ・ベル
人生の乞食 ウィリアム・A・ウェルマン
東への道 D.W.グリフィス 
スージーの真心 D.W.グリフィス 
裁かるゝジャンヌ カール・テオドア・ドライヤー
吸血鬼(ヴァンパイア) カール・テオドア・ドライヤー
涙の船唄 キング・ヴィダー
巴里の屋根の下 ルネ・クレール
喝采 ルーベン・マムーリアン)
自由を我等に ルネ・クレール
ル・ミリオン ルネ・クレール
巴里祭 ルネ・クレール
生きているモレア ベン・ヘクト
砂漠の生霊 ウィリアム・ワイラー
ハレルヤ キング・ヴィダー
嘆きの天使 ジョゼフ・フォン・スタンバーグ 
会議は踊る エリック・シャレル
ラヴ・パレード エルンスト・ルビッチ
モロッコ ジョゼフ・フォン・スタンバーグ
間諜X27 ジョゼフ・フォン・スタンバーグ
タブウ ロバート・J・フラハティ
モアナ ロバート・J・フラハティ
美女と力への道 ウィルヘルム・プラーゲル 
陽気な中尉さん エルンスト・ルビッチ
人生案内 ニコライ・エック
暗黒街の顔役(スカーフェイス) ハワード・ホークス
シナラ キング・ヴィダー
雨 ルイス・マイルストン  
西部戦線異状なし ルイス・マイルストン
仮面の米国 マーヴィン・ルロイ
七日間の休暇 リチャード・ウォーレス
市街 ルーベン・マムーリアン
裏街 ジョン・M・スタール
グランド・ホテル エドマンド・グールディング
夢見る唇 パウル・ツィンナー)  
或る夜の出来事 フランク・キャプラ 

この辺りは全部見ないと映画ファンとは言えないかもしれない。実際にはタイトルだけは知っているが…というのが多く、また今では見る機会があるのか疑わしい作品も並んでいる。 

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