井上さん、
京大病院での医師による看護師レイプ事件の件、京大新聞の記事で読みました。

被害者が職場のセクハラ窓口（人権委員会）に相談しても放置されたとのこと。
結局、刑事告発することにより事件は明るみになったわけですが、加害者の医師は書類送検された今もそのまま勤務しているという。

被害者は退職を余儀なくされているのに、加害者はそのまま勤務している。
そして、なんの調査もせず放置していた、相談窓口。労働環境としてもかなりひどい状態。

京都労働局の行政指導まで入りました。
それで、京大病院の人権委員会は調査をはじめ、9月に報告をする、とのことでしたが、
報告はなされたのでしょうか？
（電話して聞いてみます。）

労働問題としても人権問題としても看過できない大きな問題だと思います。それが、あまり取り上げられていないように思うのです。
ここは、ユニオンエクスタシーとして、動きたいなと思うのですが、いかがでしょう。

ここで、病院という組織について思うことを書きます。それは、この夏、父のことで約１ヵ月病院に通って感じたことでもあります。

寝たきりの父に対して、看護師さんたちには24時間丁寧な看護をしていただきました。頭の下がる思いでした。また、忙しい中、いろいろ相談もできました。それに対して、お医者さんは朝ちょいとのぞくだけで、なにか聞いてもぶっきらぼうで、あまり感謝の念もおきませんでした。
もし、私が賃金を払う人ならば、医者より10倍くらいの金額を看護師に払いたい。それなのに、現実はおそらく看護師の何倍かの給与を医師は受け取っている。
おかしいと思います。
エクスタシーとして、
「医師と看護師の給与を同じにせよ」
ということも要求してみたい。

給与の差はどうもそのまま権力の差を表してしまうことが多い思います。給与の差の大きい職場ほど、ろくでもない、でしょう。

権力の差があってセクハラが可能になります。そして、閉鎖性。それはますます被害を大きくします。そういった京大病院の体質は医療事故隠しなども引き起こしそう。だから、この問題を告発していくことは、働く人だけにとってではなく、患者など一般市民にとっても、利益になると思います。

被害者の大いなる行動にここは連帯して、
エクスタシーでも、ちょいと動きませんか。
たぶん、病院は直接行動に慣れていないので、トラメガとチラシまきぐらいでも効果がありそう。一般市民もいる場ですし。
半年に一度くらいは井上さんのアジる姿も見たいと思うのですが、いかがでしょう。

最後に朝日新聞の記事から、

女性は「勇気を出して相談したのに病院の対応が不十分で、仕事ができなくなるほど追い込まれた。病院自体が調査しなければ、被害は減らない」と話している。
http://j.peopledaily.com.cn/2007/08/31/jp20070831_76151.html