2005/07/27
「レガシー必要」論
DTPというか組版する人にもいろんな人がいていろんな考えを持ってるなあ、と改めて考えた日でした。というか活版レベルまで戻られて話をされるとさすがにわからなくなることも多くなるわけで。
活版だけはなんだかんだいっても体験してないし、今から体験するのも非常に難しいことなので、やってみたいと言ってもそうそう簡単にできるものじゃないのが悔しいところかも。
ともあれ、活版・手動写植・電算写植・DTP、それぞれにメリットもデメリットもあり、電算写植やDTPだとさらにメーカーや機種で区分けされて、どれがモアベターなのかわからなくなってくるかも。
もっとも、ベストがないのはわかってます。万能な機械は世の中に存在しないわけだし。何かに特化したものがなんだかんだいって最強ではあるけれど。
もしも上記の中でモアベターを挙げるとしたら、手動写植かも。なんだかんだで一番融通が利いてしまうのが、最後期の手動写植機+人の脳みそ+切り貼りだと思うので。部分的に電算が導入されてて計算などが楽になっているのがアレ。
もちろん、どれもこれも得手不得手があるので一概に言えないし、本来は活版も含めて使い分けるのがベストなのだけれども。
DTPという括りにおいてだけは「レガシー不要」だと思ってますが、印刷全般の各工程においては「レガシー不要」とは言い切れない部分が多いです。意外に古くからある方法のほうが融通がきくこともあるし。
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