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さらなる時限爆弾が発動

先日下記のように、OS X 10.7/10.8環境の最後通牒について書いたわけですが。

旧環境への最後通牒的な何か



しかしほとんど間髪をいれずに、次はOS X 10.9環境において爆弾爆発までのカウントダウンがスタートしてました。

てことで身構えておいたほうがいいです。次はもうありません。

ということで、Adobe公式、Creative Stationに。しかも日付的には昨日だったという。

Creative CloudとLightroom CCのMac OS X 10.10以降への対応に関するお知らせ



ということで、次期Creative Cloudのアプリケーションバージョンにおいては、OS X 10.10以降が利用環境の対象になり、10.9についても環境としては外されてしまいますよ、という。
つまり、環境的には10.10/10.11/10.12の3バージョン。

3バージョン、というだけでいえば、ぱっと見だけでいえばそれなりの範囲に見えなくはないんですが、10.10のリリースは2014年6月で、今だけで見ればまだ2年そこそこしか経ってない。
10.9もその1年前である2013年6月リリースなので、やはり3年そこそこ。

で、調べた限り、CC 2013以後はすべて6月リリースなので(CC 2014/2015ときて、2015.xが2016年6月)、おそらくCC 2017と思われるバージョンも同時期になるはず。
となると、そのタイミングだとリリース終了より3年そこそこのOSがざっくり切り落とされるという状態になるわけなので……。



3年ってどう考えても、日本じゃ減価償却おわってない状態なんですが。



ついでにいえば、永続ライセンス最終版であるCS6の動作保証は10.9までなので(Flash CS6のみは10.7まで)、CS6とCC 2017が両立できる公式の動作環境というのは存在しない、ということになってしまうという。



この記事の中の最後のほうに「Creative Cloudのメンバーの方でMac OS X 10.9またはそれ以前のバージョンをお使いの方はそれほど多くないと認識していますが」と記載されてますけれども、少なくとも日本のDTP業界は、とてもじゃないけどその状態ではないよなあ……と。

この予告が出るってことだと既に開発進んじゃってるってことでもあると思うので、今更撤回っていうこともないと思うし、もしこの記載が日本以外のワールドワイド的な話(とくにUS)であれば、たぶんなおさら相手してくれないんだろうと思います。



といっても、Adobeを責めるのは酷で、どっちかというとAppleのOSサポートに関する問題だと思いますので、憎むべきはAdobeってよりはAppleだと思います。
あのメーカーが出すのは高いおもちゃなので、そもそも業務用として使うこと自体が駄目なんだと思いますよ、真面目に。



これも過去記事ですが、ついこの間書いた関連のもの。まあお目汚し程度にどうぞ。

その環境、動作保証外ですよ。
要は動作環境をどう維持するかの問題



ちなみに最初にいきなりこの記事を見つけたわけではなく、「lcs_kawamuraの開発memo」さんの下記のエントリが最初です。

CC 2017? の動作環境

で、Twitterで流してしばらくしたら、@jdash2000さんが今回の記事を見つけてくれたという(検索して出てきたとのこと)。



まーしかし、なんだかなー。

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