アレじゃわからないのでちゃんと中身を出しましょう。
ニィス、プリンタのインクやトナーを節約する「エコフォント」を発売【マイナビニュース 2008/08/05】
ニィスは使用することでプリンタのインクやトナーの消費量を節約できる「エコフォント」を発売した。エコフォントは書体の中央部分を抜くデザインを採用することで一文字あたりの印刷面積の削減を実現させたOpenTypeフォント。同社によるとエコフォントを使用することで、トナーやインキの使用量を約40%削減できるという。製品は海外向け文書用の「JTC EcoRomanMedium」1書体、本文用として「JTCウインS4エコ角ゴシック体」3書体、「JTCにっきエコ1丸ゴシック体」1書体、見出し用のシャドー文字「JTCウインR10SC48」1書体の計6書体で構成される。
エコフォント | ニィスフォント | Nis Font
てことで日本じゃ単にフォントを変えるってだけじゃなく、きちんとインク・トナー削減を前提としたフォントが既に商用化されているという事実を忘れてはいけないわけです。
ともあれこの時流に乗り遅れないように早速購入してみよう……という人がいるかもしれませんがちょっと待って。
探してみるとわかりますが、実は見あたりません製品が。
自分もそのクチで、ちょっと探してみたところ……。
……いやまてこの時流に乗る前に製品が終わっているだと……!?
いつから終息したのかわかりませんが、この製品も早すぎたものだったようです。
というか需要なかったんだろうなあ……。
ちなみに今まで知らなかったんですが、一太郎2009および同年関連製品にボーナスフォントとして提供されていた模様です。
といっても「文字がやや薄く見えますが」という一文が表すように、結果として可読性に欠けることになるわけで。
私的文書等であればいいかもしれないけれども、公に利用する文書としては少々厳しいのかもしれない。特にユニバーサルデザイン等を必要とするところであれば、相反するものでもあることから、逆に利用的には難しくなりそうに思います。
#他にもGIGAZINEの記事で欧文フォントを話題にしていたように、この手のはここ何年かでちらほら出てきていたものなので、フォント利用変更による印字媒介物削減って今更といえばそれまでのような話だと思う。
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