砂漠の使徒とは、『ハートキャッチプリキュア!』に登場する敵組織の名称である。
人間の世界とは違う、砂に満ち溢れた砂漠の世界に城を構える謎の組織。彼らが元々何者かについては含みはあるもののまだはっきりしていない。が、すくなくとも我々と同じ「人間」とは違い、さらにプリキュアとは長い間戦いを続けてきたようである。リーダーはサバーク博士と見せかけて砂漠の王デューン様。
こころの大樹を枯らして人間の心を砂漠化させることを目論む組織で、ショッカーのように大量の戦闘員がいる。
主に活動するメンバーとして三人の幹部と、ダークプリキュアという側近をメイン戦力に抱えている。
ミスリードでずっとサバーク博士をボスだと視聴者に思わせていたが、三人目のプリキュアが出ると聞いて慌てて
いきなり現れた真の王。OPにも登場したデザートデビルを従えている。
流石にこれ以上の上司はいないと思うがもしかしたら砂漠の神様がいるかもしれないがその時はその時。
サバーク博士よりもシャイな人で、砂嵐の映像の中でしか出てこない。
プリキュアの中では希少なショタ要素。
と思いきや実はキュアフラワーに力を奪われていたが為の姿で、本当は青年くらいの格好をしている。
声も力を奪われているときと比べ、やや低くなっている。それでもショタ顔はあんまり変わっていない。
昔キュアフラワーにボコボコにされたことがあり、結果は相討ちだったもののキュアフラワー恐怖症になるほどトラウマになっている。が、中の人がカッコイイおかげでトラウマなことはあまりバレていない。
プリキュアシリーズのラスボスとしては珍しく見た目も声も若々しい。本編では青年からさらに天を突くほどの巨人に変身したが、その際も青年時の原形を留めている。
地球を侵略しようとした動機はアニメでは特に明かされていなかったが、他のの媒体では次のように差異がある。
上北ふたごの漫画版では母星を失って宇宙彷徨っていたところを地球に目をつけ、自分に適した環境するために地球を砂漠化させることを目論み、次々と幹部を送り出してきたが、心の大樹が生み出すプリキュアに阻まれ続け、自分を受け入れてくれないことに激しい憎しみを抱くようになった。
小説版では7歳の時、砂漠の使途の先代の首領であった父が義母にそそのかされて追われる身となり、邪神教の教会に逃げ込んでそこに潜むデビルに己の魂と引き換えに強大な力を身に着け、父と義母と義弟を切り刻んで殺害する。さらに、父をが穢す目的で彼が欲しがっていた地球を砂漠化させて支配することを目論み、執拗に狙い続けるようになった。
名前の元ネタは、SF小説・映画シリーズの第1作『デューン/砂の惑星』。
砂漠の使徒の指揮官。常に仮面をかぶっているシャイな中年男性(推定)。薄汚れたコートを身にまとっているのが特徴で、髪型は結構長め。 ダークプリキュアを開発した張本人で、ワープが可能であったりするなど常人とは思えない力を持っている。1話冒頭の戦闘でも傍観しているだけだと思ったら、何気キュアムーンライトの隙を突いてエネルギー弾を発射するという狡猾なところもある。が、その攻撃は彼女に当たらなかったものの、身代わりとなった妖精コロンを死に至らしめている。それにより不屈の精神が売りのプリキュアの心の花を枯らしてしまうレベルのトラウマを植えつけたあたり、敵としては大戦果を挙げたといえる。
声を荒げることはないが、三幹部がプリキュア相手に手こずっていることは当たり前ながら快く思っていない。それでもおしおきしないその心はまるで砂漠のように広大である。
名前の由来は砂漠?それとも裁く?あるいは両方?いずれにしても響きがちょっとかっこいい。
ヒーローものではお馴染みの三馬鹿。
ラビリンスは普通の人間だったが、今回はどう考えても人間とは思えない力を持った人ばかりである。
先輩とは違いみんなそれぞれ致命的なお馬鹿要素がある。そりゃプリキュアに勝てないわけだ。
しかし、シリーズとしては初めて3クール目に突入しても殉職者や追加人員など人員の変化がまったく無く、幹部達の超獣形態も存在しなかった。
砂漠の使徒第一の刺客にして紅一点。
前作で言うところのイース様ポジションだが、性格は似ても似つかないばかりか外見だって婚期を逃した三十路前後のオバさんっぽい。少なくとも「中学生には見えない」とハッキリ言われている。
そのわりに口癖は語尾に「よぉん!」「わぁ~ん!」などを一々つけたり、ファッションに興味を持ったりと、妙に若さをアピールしようとしている感があるが、どう見てもドロンジョ様方面のキャラである。あとコブラージャに花をもらったと勘違いしてツンデレしてみたり。
とにかくやかましく、騒がしい性格。ババァ無理すんな。
髪の毛から毒を注入することが出来る。しかし一度もその技が決まったことはない。というかこの技が決まったら流石のプリキュアも危ない。
たまに八つ当たりするためにプリキュアを襲いにいくことがある、とても迷惑な人。(よりにもよって感動エピソードにて)
モチーフは名前のとおりサソリ。かつてサソリがいたような気がするが、こまけぇこたぁはいいんだよ。
頭の上部でサソリの尾のように髪を縛っているのだが、それを下ろすとなかなかの残念な美人。ぽわわわわーされて廃人になりかけたり、いろんなところで損をしている人である。
そして終盤突入前の40話でまさかの完全浄化。ダークブレスレット×3という覚悟で挑んだものの、最終的にはゴッドハンドハートキャッチ・オーケストラの前に沈む。浄化後には彼女の心の花、カタクリがとある診療所で療養中の女性の許へ。砂漠の使徒にも心はあったのである。
砂漠の使徒第二の刺客。いかにも当時の坂本龍馬ブームに乗っかったような土佐弁キャラだが、気にしてはいけない(ちなみに、龍馬伝の音楽は鷲プリを手掛けた佐藤直紀氏である)。
前作のウエスターポジションだが、こちらはさらに熱い、というか本気で暑苦しいバトルオタクである。最初は真面目キャラと思われていたが、だんだんとお馬鹿の道を進みつつある。そして本作の水着赤ふん要素。
島本和彦先生が描くような広がった髪型が特徴・・・という以外は蜘蛛の特徴はまるでなし。それすら蜘蛛をイメージしてるかどうか微妙なところ。(ただ、上北ふたご先生の漫画版では初登場回のみだが、蜘蛛の糸を使って攻撃している場面がある。)
剣を携えているが、まともに使ったことがない。修行中も格闘術を鍛錬しているのか、ストリートファイターのケンみたいな道着を着ている。
強い者と戦うのが好きというわりに自分から戦闘に参加するのは稀。だが参加したらしたですごい力を発揮する。
三馬鹿の中では一番マシであるが、話が進むにつれてたかが知れていることが判明。それでもこころの花に悩む人間の心情をバッサリ切ったりするが、実は一番正論を言っているのはこの人でもある。まあそれでもセオリー上、プリキュアにはばっさり否定されるのだが。男と女は一生理解しあえないものと暗に描いているのかもしれない。
必殺技は、ビックバン・クモジャキー・スペシャル!何気にプリキュアを苦戦させるスゴ技だったりする。他にもいろいろ開発中である。
また彼だけフォームチェンジを持っており、インクを髪の毛につけデザトリアンに自分の身体を持たせることでフデジャキーへチェンジ出来る。
名前の由来は上でもいったように蜘蛛。でもナイトメア(株)のアラクネアくんとは関係ない。
砂漠の使徒第三の刺客にして、三幹部最大の愛すべき馬鹿。
かなり深刻的なナルシストで、自分が一番かっこいいと思っている。その弊害で本来戦闘に使うべきスナッキーをいつも写真撮影とか雑用とかどうでもいいことに使っている。まさにスナッキーの無駄遣い。
初出撃がラーメン屋襲撃、第二の出撃であろうことか自分で生み出した部下に蹴っ飛ばされるという伝説を残した。このとき彼を蹴っ飛ばしたデザトリアンは後にキュアサンシャインに覚醒する明堂院いつきである。「おてんば娘」と言われたのが非常に気に入らなかったようである。
「エ゛ェ゛ェ゛ェ゛ェ゛ェ゛ェ゛ェ゛ェ゛ェ゛ェ゛!」
と誰もが驚く爆笑必至の迷シーンを数々生み出しているので、彼の出撃回は基本的に面白い。
他にもナルシストなだけに一々オーバーリアクションだったり、部下に騙されて出撃を決意する天然さがあったり、反射した攻撃を部下に当ててしまったり・・・「僕は砂漠の使徒の幹部だよ!(笑)」
しかしナルシストにしては明堂院いつきを自分より美しいと認めたり、意外と美的感覚は自己中心的ではないあたり結構良い人なのかもしれない。
今のところ自ら全然プリキュアに手を出して戦っていないのはコブラージャくらい。働きたくないでござるか?
去り際の台詞は「あ・でゅー☆」。武器は自分のブロマイドで、切れ味抜群である!
モチーフは勿論毒蛇のコブラである。かつてアナコンディさんという蛇モチーフはいたが、こちらは毒を持っている点が違う。しかしコブラに見える部分があまりない・・・。
ポプリのバリアで跳ね返された攻撃で顔に傷を負い、以降妖精を付け狙うという大人気ないことを始めている。ぶっちゃけ死亡フラグと言われていたが、またナルシーなバカキャラを取り戻しつつある。どうなる・・・?
今作の怪物ポジションにして、金朋地獄の発生源。詳細はデザトリアンにて。
砂漠の使徒の戦闘員。プリキュアにしては珍しい、ものや人に憑依する怪人タイプ以外のザコキャラである。
マヌケな外見をしているが、戦闘力はなかなかのもので、大量に現れるため結構やっかいな存在。
その雰囲気から分かるように、仮面ライダーシリーズのショッカー戦闘員がモデル。
映画『ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』に登場する砂漠の使徒。ただし、上記のメンバーとは関わりはないどころか砂漠の王が嫌い。むしろ彼の目的は世界の砂漠化なんてものではなく、世界の破壊である。
大昔にデューンの怒りを買い砂漠の使徒から追放され、その後初代プリキュアであるキュアアンジェに封印されていたが、幼かったオリヴィエをそそのかすことで封印から解放される。そして彼と行動を共にして目的を達成するための力の源を求めて世界を旅して回っていた。これまでの映画の悪役にはない、人間臭さやオリヴィエとの親子のような絆が描かれたことから、プリキュアの悪役の中でも人気が高いキャラの一人である。
映画公開からわずか半年後の、プリキュアオールスターズDX3で早くも再登場(但し、他のメンバー同様、悪意だけを抽出したコピーである)。フレッシュプリキュア!のトイマジンと共に、キュアサンシャイン、キュアムーンライト、キュアパイン、キュアパッション、キュアルージュ、キュアレモネード、ミルキィローズ、シャイニールミナスのイエローチームとすごろくの世界で対峙した。
掲示板
42 ななしのよっしん
2015/11/12(木) 19:31:47 ID: XZB9gVMC6s
>>41
確か、不慮の事故で預かってた児童が亡くなって、社会的制裁受けてから病んだだっけ?
今とかはBPOが目を光らしてるからやるのは厳しいだろうね
43 ななしのよっしん
2015/12/17(木) 07:20:23 ID: X/rTE+Uyta
久しぶりにハトプリ見た
三幹部、最後まで憎めないキャラ達だった
リアルタイムで見てた時から敵キャラなのに死んでほしくないって思ってたから
ほんと人間に戻ってくれてよかったなとしみじみ…
小説版でサソリーナ以外の2人の過去も明らかになったね~
44 ななしのよっしん
2018/01/20(土) 20:25:13 ID: YGZqDBbhJn
小説版を見た限りデューンは死ぬ間際に改心、
ダークプリキュアも死ぬ間際にゆりと和解。三幹部は洗脳改造された人間
だったので実は砂漠の使徒は敵が生死を問わずTV・映画を含めて
全員改心した現在唯一の組織になるんじゃないのかな。
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最終更新:2024/12/24(火) 00:00
最終更新:2024/12/24(火) 00:00
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