明堂院いつき(みょうどういん いつき)とは、『ハートキャッチプリキュア!』の主人公の一人である。
担当声優は桑島法子。
中等部二年生にして私立明堂学園の生徒会長。明堂院流古武道[1]の跡継ぎでもある。男子の白ランを着ていて、かつショートヘアだが実は女の子である。本来は逆にどう見ても女の子にしか見えない兄のさつきが継ぐはずが病弱なために、代わっていつきが武道を頑張ることになる。現在も変身前は中性的なキャラクターだが、最初のうちは男性か女性かはっきり描かれていなかった。しかし胴着姿の時に胴着の下にTシャツを着ていたところはしれっと描かれていたため、武道に心得のある人ならいち早く女性であることに気づいたのではないだろうか(男性だと通常、上半身の胴着の下は裸である)。
一人称は『ボク』。たまに『私』と表すこともあるが、こちらが本来の一人称であるとの意見もあった・・・が、気のせいだったようで、ナチュラルに『ボク』を使いこなす正統派ボクっ娘に設定変更と判明。
温厚で誠実、決まりには多少厳しいものの寛容な心を持つ、よく出来た子である。学園内でも女子であるということを知りながらも彼女にプレゼントを渡す女子生徒も多い。しかしそれを知らないつぼみはガチで恋して、一瞬で粉砕されてしまった。
しかし、その実はとんでもないクーデレで、可愛いものが大好き。女子生徒から何故かプレゼントされたウサギの人形に即「うさぴょん」と名前をつけ、デレデレになって頬ずりするほど可愛いものを愛している。コブラージャに傷つけられた瞬間「うさぴょんの耳が!」と激怒するなど、なかなか筋金入りである。しかし、そういった趣味は修行の邪魔になると隠していた。そこに付け入られてデザトリアンになったこともある。
兄を守るために武道を続けていたが、道場破りに(相手の汚い手で)負け、祖父から自分の気持ちに素直になるよう言われる。そして自分を見直した結果、可愛いものが好きなのと同じように武道も愛しているという本心に気づき、武道を続けながらパッション部ファッション部に入る決意をした。
武道を習っているだけあって格闘センスも抜群で、素の状態でコブラージャとの交戦では躊躇無くしなやかな蹴りを放っており、また、クモジャキーとの交戦では攻撃をさけたことで、彼からそのセンスを感心されていた。しかもその後の戦いではデザトリアンの攻撃を生身で回避、しかもバク宙で行うという身体能力である。ハッキリ言って、今作の増員プリキュア(いつき、ゆり)は生身でも十分強い。マジで。
クーデレ全開だった頃は、可愛いものを見るとクールさを保とうとして悶絶する姿が見られた。今後はそういうのが見られない可能性が高い。チッ・・・
ちなみにプリキュアを見てデザトリアン&いつき自身が「可愛い!」と悶絶しており、いつき的にプリキュアの服装デザインはかなりツボな様子。
7月18日にてついにベールを脱いだ、劇中における3人目のプリキュアで、いつきがシャイニーパフュームを使って変身する。
戦闘中の口癖は、「その心の闇、わたしの光で照らしてみせる!」。流石は生徒会長である。
元々の格闘センスが抜群なこともあり戦闘能力は高く、そして強い。しかしその強さ故に致命的な弱点がある。上記にも書いての通り、プリキュアに遭遇した際、プリキュアを目の前にして「かわいい!」と状況を忘れて萌えていた経験があるので、変身後、別人のように変わってしまったいつき=キュアサンシャインが己の可愛さで萌え死してしまうということである・・・なんてことにならないことを祈ろう(声優的な事もあるけど、いつきはそこまでのナルシストじゃないけどね!)。なお、プリキュアになる前に変身した自身を妄想していたことはあった。
変身バンクもすごい力が入っており(作画枚数はなんと約5000枚!普段の東映アニメ一話分の作画枚数を超えている)、大きなお友達視聴者が大興奮してしまうレベルである。変身中はいつきの髪がロングヘアーとなり、超エロく・・・もとい美しくなる。しかも、お披露目回では変身後に惜しげもなくスパモロを見せてくれるという、大きなお友達視聴者大歓喜の荒技をやってのけた。そこのプリキュア5と珍獣は見習うべきである。
※90秒(24コマ/秒)で使える枚数は1440枚なため、初出話数の必殺バンクを含めたもの、もしくは、エフェクト等重ね部分を合わせたものと見る推測も有り、5000枚という言葉だけが先行してしまっているので、実際の枚数は不明。ソース元と思われる発言は「作画枚数」ではなく「仕上げ枚数」と言っている。[2]
ともかく、攻めてもよし、守ってもよし、動作もりりしくかっこよく・・・そんな中に見た目や仕草に超かわいい要素ありという完璧超人プリキュアが誕生したのだ。某お絵かきSNSでは「キュアサンシャイン祭り」が発生した程で、あっという間に投稿イラスト数が1000を超えてしまった。 2010年9月当時、プリキュア名でタグ検索してカウントした場合全プリキュア中トップクラスの投稿数であった。
しかし残念なことに・・・
大きなお友達「皆のボクっ娘!我らが愛する彼女は、変身後の一人称を『私』にしてしまった。何故だ!?」
小さなお友達「女の子だからさ」
ちなみに変わってしまったのは一人称が「私(わたし)」に変わってしまっただけではなく、話しかたや声質も女性的なものに変化している。もちろん、髪型といった外観も大きく変わってしまっているので、変身前の面影はほとんどなくなってしまうという、プリキュアとしては珍しい、というより初めてのタイプの変身を行う。まさに「女の子らしく振る舞いたい」という本心がオープンマイハートした姿、である。
武器は「シャイニータンバリン」。何故か一人だけタンバリンである。そこ、プリズムビッカーに見えるとか言うな。
ツインテールの魔法というCDを出した某下級生プリキュアに似ているが人違いだ。かつてのシリーズで生徒会長プリキュアはいたような気がするが、それに比べるとみんなから可愛い可愛い言われているからそっちとも違・・・うわ何するやめr
へそ出し戦士としては無印キュアブラック、5版キュアドリーム、ミルキィローズ、キュアベリーに続く五代目。プリキュアのみで通算すれば四代目である。しかもベリー並に露出度が高く、変身前後の髪の増量率はピーチ並。
なお、各方面でCVが桑島法子であることから「プリキュア初の死亡プリキュアが出るか」と噂をされているが、もう忘れてやれよ!って言うか、プリキュアが死ぬ訳ないじゃん、バーカバーカ!・・・と思ったら、彼女自身とはつながりはないが妖精コロンが敵の攻撃を受けて死亡していたことが判り、これまで味方側は妖精を含めて最後まで全員生存していたプリキュアシリーズでは初めての犠牲者が出ていたりする(また、死亡フラグ声優と呼ばれていた桑島も、この頃から演じるキャラクターの死亡率が低くなっている)。
キュアパッション同様登場前から玩具に映画にネタバレが多かったプリキュアとして知られている。特にタイアップ企業の一つであるマクドナルドがニュースリリース上で完全に名前を書いてしまったことで、劇中で明らかになる前に完全に確定してしまったことは有名である。おまけにつぼみの中の人も四人で撮った写真をブログにあげちゃう始末である。
実際はKYな東映関係者が(モザイクの意味が全く無かった)モザイク入りのバレ写真を出してしまい、ネタバレ自体はかなり早い段階で判明していた。プリキュアシリーズで演出家を務めている大塚隆史(オールスターズDXシリーズの監督)が苦言を呈する事態となっている。
掲示板
124 ななしのよっしん
2019/06/24(月) 23:15:27 ID: 9c3lSL8wRC
明堂院と名のつく名字や古武道には元ネタがあったりするのだろうか
125 ななしのよっしん
2021/01/04(月) 18:05:05 ID: yekFltsUwo
当時公式から出た恥じらってるベッドシーツ、その後の作品で出た抱き枕カバー等と比べても血迷った絵柄だったなと思う。
126 ななしのよっしん
2021/01/09(土) 04:34:24 ID: XhIIR9gwPn
48話のBパートでフェルテウェイブ使ってるよねコレ。バーストじゃなくて。
技名叫んでないから判定微妙だけどどう思う?
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最終更新:2024/12/24(火) 01:00
最終更新:2024/12/24(火) 00:00
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