HEART GOES ONとは (ハートゴーズオンとは) [単語記事]

HEART GOES ONとは、テレビアニメ『ハートキャッチプリキュア!』の挿入歌として使用された楽曲である。

概要

ハートキャッチプリキュア!後期ED曲である『Tomorrow Song～あしたのうた～』のカップリング曲。オープニングテーマを歌う池田彩とエンディングテーマを歌う工藤真由によるデュエットとなっている。
ハートキャッチ本編でも第36話『みんなが主役！わたしたちのステージです！！』、38話『プリキュア、スーパーシルエットに変身ですっ！！』のデザートデビル戦、48話『地球のため！夢のため！プリキュア最後の変身です！』の砂漠王デューンとの戦闘で使用されており、
特に36話での学園祭でのライブ＆ファッションショーのシーンで使われた事により神曲として高く評価されている。ちなみにこの36話では、歌っている二人が共に本人(軽音楽部のボーカル)役としてゲスト出演していた。ほらそこ、けいおん！とか言わない
なおこの回は、学園祭という状況を有効に活かし、過去に登場したデザトリアン化被害者とその周辺人物の多くがモブとして出演するというお祭り回。観客によるサイリューム演出が、アニソン系ライブでありがちなサイリウムの海となっていたのも見所。

ちなみに、シリーズディレクターの長峯達也監督曰く、作曲の高取氏に「これこれこういう場面で使います」と説明して作って貰った曲で、最後の決戦にふさわしいアタックの強い曲が欲しかったので学園祭にあってなくてもかっこ良くとお願いしたとのこと。38話でもとにかくこの曲を流したかったからノリや流れを優先したという。

『Tomorrow Song～あしたのうた～』が映画「天使にラブ・ソングを」内の曲「Oh Happy Day」のオマージュ説があるならば、『HEART GOES ON』はイギリスのロックバンド ASIAの「THE HEAT GOES ON」（1983年「ALPHA」収録）のオマージュなのかも知れない。

プリキュアシリーズの楽曲の中でも珍しく80年代の産業ロック的な熱い楽曲でもあるので
ダメ系バンドをやってる方、アニソンを演奏して動画サイトにうｐする人たちにはうってつけの曲ではないかと思われる。
ロック調ではあるが、キュアメタルなあの方は係わってないよ。

このかっこいい雰囲気から、昔からのプリキュアファンで、無印の時の挿入歌である「Heart to Heart」や「☆SHINING STAR ☆」(共に、歌：中嶋朋子)を思い出した方も多いのではなかろうか？

なお、実はこの曲自体は作中では3度も使われているのにもかかわらず、後期EDシングルにしか収録されていない。アルバムも唯一の収録がボーカルベストBOXだけである。それどころか歌っている池田・工藤両名もこの曲を歌ったのが実は数回程度だった（明らかに公の場で二人揃って歌ったと分かるのが36話の前の週である2010年 10月9日のアリオ蘇我でのミニライブ、12月23日の和歌山でのアクションミュージカルの2回）ということが判明している。この事実は2011年 11月19日に行われた池田のソロでの初ワンマンライブで明らかになったのだが、当日はバンド編成であり、その時のスペシャルゲストで登場した工藤と共に36話のあのシーンの再現を、という形で久しぶりに歌われている。本格的バンド編成でのライブ形式でこの曲が歌われたのはもしかすると初めての出来事では無かろうか？もっとも当人達も36話の再現を目的にこれをセットリストに組み込んだようだが。

と思っていたら、2011年大晦日のアニソン紅白で2人揃ってこの歌を歌唱。テレビ番組で歌われたのは初めてのことである。以降、2人が揃ってライブに登場（ツーマンないしどちらかのワンマンにゲスト出演）する際は、結構な確率で歌われるようになっている。観客も件の回を再現するという意図を理解して、工藤が黄色、池田がピンクというパーソナルカラーがあるにもかかわらず、サイリウムの色を青系一色にする事が通例となっている。

HEART GOES ON 単語

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