ベストアンサー
転職活動での集団面接は、新卒採用に比べて珍しい形式ではありますが、まったく行われないわけではありません。特に中途採用の場合は、応募者が多い場合や、一次選考の段階で効率的に候補者を見極めたい場合に実施されることがあります。 集団面接では、個人面接とは異なるポイントが評価されます。他の応募者と比較されるため、萎縮してしまう気持ちはよくわかりますが、評価されるポイントを押さえておけば、決して怖がることはありません。 集団面接で評価されるポイントです 面接官は、個人面接と同様に「マナー」「コミュニケーション能力」「人柄」などを評価します。集団面接ならではの、以下の点も特に注目されます。 周囲との協調性 他の応募者の話を聞く姿勢(傾聴力)が見られます。他の人が話しているときは、きちんと身体を向けて聞く、相槌を打つなど、協力的な態度を示しましょう。 自分の発言だけでなく、集団の中での振る舞い(入退室、発言時など)も評価対象です。 簡潔な回答 一人ひとりの持ち時間が限られているため、簡潔かつ分かりやすく話すことが重要です。 結論から先に述べる「PREP法(結論→理由→具体例→結論)」などを意識して、話が長くなりすぎないように練習しておきましょう。 他者との違いを意識する 同じ質問に対する他の応募者の回答と差別化し、自分の強みを的確にアピールすることが大切です。 ただし、他の応募者を否定するような発言は避けましょう。 集団面接の雰囲気と流れ 一般的な流れは以下の通りです。 入室・挨拶 面接官の指示に従って入室します。 他の応募者と一緒でも、丁寧な挨拶を心がけましょう。 自己紹介 1人あたり30秒~1分程度で、名前と簡単な自己紹介を求められることが多いです。 面接官からの質問 志望動機や自己PR、これまでの経験など、個人面接でも聞かれるような質問が全員にされます。 指名される順番は決まっていることもあれば、挙手制のこともあります。 応募者からの質問(逆質問) 最後に質問の機会が設けられることが多いです。 退室 面接官の指示に従い、他の応募者と協力してスムーズに退室します。 対策のポイントです 事前の準備 志望動機や自己PRなど、頻出する質問への回答を簡潔にまとめて練習しておきましょう。 「他の応募者と被るかも」と心配しすぎず、まずは自分の言葉でしっかり話す準備をすることが重要です。 他の応募者の話を聞く 他の人が話している時こそ、真剣な態度で聞きましょう。 他の人の回答を参考にしつつ、自分の回答の補足や切り口を考える時間と捉えることもできます。 焦らず、自信を持って 他の人が素晴らしいことを言ったとしても、焦る必要はありません。 面接官は、他者と比較する中で、あなたの個性や人柄も見ています。堂々とした態度で、自分の言葉を伝えましょう。 初めての集団面接で不安になるのは当然ですが、落ち着いて臨めば大丈夫です。準備をしっかりして、自信を持って頑張ってください。応援しています。
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その他の回答(2件)
だいぶ前の最初の転職活動で、たしか1~2社、集団面接の会社がありました。 「集団面接ってどんな感じですか??」 うろ覚えですが、一つの質問を面接官がしたら、応募者が順番に答えていくような感じでした。(退職・転職理由など、いろんな人の話が聞けて新鮮でした) 中途採用で集団面接は珍しいと思いますが、企業側は一度に複数人を比較検討できるのがメリットなのだと思います。
中小以上の規模で会社説明会開く規模の会社なら希望者が多ければ珍しくはないかもしれませんが、今までで数回程度で10年以上前の記憶なのでうる覚えです。 面接官から順番に色々聞かれたりしたかと、ただ注目を集めればよいだけではないと聞いた事がありますね。 個人面接よりも質問数が少なかったような…