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至急です!!!正客の次の次客にお茶を入れる時に何か一言言ってからお茶を点てる気がするんですけどその言葉を忘れました!!誰か教えてください!!!

職場の悩み | 茶道109閲覧

回答(5件)

薄茶では、正客が一咄されたところで亭主は袱紗を帯に付けますが、これは、自分が点てたお茶が客の心に届いたかどうか、一口(以後「一咄」と書きます)飲まれるまでは客に心を「全集中」させるためで、一咄されるまで他のことには「意識がいかない」ということの現れと言われています。亭主は正客が一咄されると(薄茶の席ですから、正客は亭主の心を汲んで「おいしい」等、コミュケーションを取られた方がいいかもしれませんね)亭主はホッとして袱紗を帯に付けます。替茶碗を使われるのであれば、袱紗を帯につけた後、亭主は替茶碗を使うことの許しを『正客に』求めるために「お替え(お替茶碗)で失礼いたします」と『正客に』一礼いたします。これは「正客に」許しを求める挨拶であるため、正客は軽く右手をついてこれに答えます。亭主は自分が用意をしたお菓子に対して責任があるため、お菓子を選ぶ際、自分も同じお菓子を事前にいただいています。そのため、お菓子の大きさ、素材、大きさ等々で客がお菓子を食べるのにどのくらいの時間が必要かを予め知っているはずです。(人によって食べる速度は当然違ってもきますが・・・)「茶杓をとってお菓子をどうぞ」と稽古ではお菓子を勧めますが、これは「このタイミングで召し上がっていただかないとお茶を出す前にお菓子を召し上がってはいただけない」というタイミングで亭主が「最終的」に勧めるタイミングです。客は出されたお菓子はどのタイミングでも食べることができますので、自分の食べる速度等々を考えて お茶が出てくるタイミングまでにお菓子を食べてしまうことができないと考えれば「お菓子を頂戴します」と亭主に一声かけてお茶に間にあうタイミングでいただいた方がいいですし、亭主もその日のお菓子が食べるにの時間がかかるものであれば、例えば茶筅通しをし終えたタイミング等でお菓子を勧めた方がいいと思います。お菓子を勧めるのは、お茶が点つタイミングとの関係ですべてのお客さんに配慮すべきことかと思いますので、おそらく、ご質問は替え茶碗のご挨拶かと思います。これは「正客に」向かっていたします。

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次客さんには「替え茶碗で失礼します」と声をかけたりもします。 三客さん以下は水屋で点てて出すことが多いようです。

大寄せなどでは今は出された菓子はすぐに食べるようになっているので、現在も使われている言葉かわかりませんが、客が菓子を取り上げていない場合、お菓子をどうぞと声をかけます。 亭主側は趣向を凝らして菓子を用意しているわけですから早く食べて欲しくてヤキモキするわけですが、客側はその気持ちを逆手に取り、わざと菓子に手をつけない。亭主側がもう茶が出るぞと痺れを切らして一声かけるのを待って客は菓子を取る。根底には京都の意地悪の文化があり、それが形式化したもの。 という説明をむかし京都の家元へ修道に行った時に教わりましたが、出典は不明です。

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流派によって違うと思いますが、表千家では無言です。 薄茶の場合。正客が「お点前頂戴いたします」と言ったら礼、その後お茶碗が返るのを待つか、替え茶碗があったらそれを取って次客のお茶を点てる…以下同様です。末客までお茶が回り、正客に「おしまいください」と言われて初めて「おしまいさせていただきます」と言って仕舞いにかかります。 お茶席では余計なことは言いません、特に亭主はです。お客の世間話に同調して時々お点前が止まる人がいますが、もってのほかです。