自転車通勤を始めて２週間ぐらいです。 疲労がないようになるべくゆっくり走ってるつもりですが、どうしても疲労が蓄積してきます。 なるべく疲労が残らない様にするのに良い方法はありますか？ 特に家に帰ってからやる事はありませんか？ ちなみに、自分は帰ったらシャワーを浴びて寝るだけです。

疲労には部位的なものと全身に溜まるものの二種類があります。 疲労といっても片方だけという場合は余りありませんので、その切り分けができればより上手く対処できます。 部位的な疲労は一般的に乳酸が溜まって筋肉痛になるものと、関節に負荷がかかったりするものをいいます。 この場合余分な力をかけない走行と走行後のマッサージで軽減できます。 全身の疲労は、身体の芯から疲れた感じのやつです。 身体の力を効率よく使う水泳や自転車走行を長時間行っていると溜まってきます。 一定期間（例えば一日おき）の休養を挟むのがベストです。 疲労→休息のサイクルを繰り返すうちに次第に休養期間は短く、連続的な運動が可能になります。 さらに疲労が溜まっていると感じたら次の日は自転車通勤を休むことも考えてください。 加えて公道での自転車走行特有の疲労に注意する必要があります。 それは公道を走行する際の視覚や神経への疲労です。 車と同じくずっと目を使い続けたり、道路の状況に気を配り続けるのは 独特な疲労を増幅するのですがなかなか解消が難しいという問題点があります。 目のほうはサングラスなどで保護する以外慣れるまでがんばるしかありません。 交通事情はできるだけストレスのかからないルートを選択することで軽減可能です。 交通量、歩行者、信号の数、路面などをチェックしてください。行きと帰りでそれぞれベストなルートを決定してください。 入浴に関してはシャワーは汗を落とすだけであまり疲労回復に役に立ちません。 お風呂につかる方がずっと効果的です。 それから自転車通勤を始めて２週間との事ですが、 開始１、２ヶ月は部位的、全身、視覚、精神的、どの疲労も経験したことのない質と量です。 いきなり毎日するよりも３日で２回、或いは一日置きで始めた方が身体が順応しやすくなります。 身体が「息」を整える間を作ってやるイメージです。 特にこれから一ヶ月は朝からかなり暑いですから無理は禁物です。 上記の疲労に加えて、暑さによる疲労がのしかかってきますから。 最後に栄養補給にも気を使ってください。 こまめな水分摂取を運動中だけでなく、前後も意識的にしてください。 また身体の芯に残る疲労感が翌日に持ち越すようでしたら、炭水化物が不足している可能性があります。 このような時には運動直後甘めの菓子パンを半分から一個摂取すると疲労回復に効果があります。 簡単な自転車通勤日記やメモを残しておくと、こんな時どうすべきかというあなた自身の経験が蓄積されノウハウとして使用可能になります。 是非お試しください。