今月調印式が行われる、新サイバー犯罪条約も、国際統一基準で性的(と判断された)物を目にしたり、聞いたり、所持しただけで処刑されるという内容となっている。今回の事案は、まだその序章に過ぎない。
現在、与野党問わず現職国会議員や大臣の9割が表現規制派だ。これは表現規制やキャンセルカルチャーに賛同する数多の表現規制団体(宗教系・国際NPO系など)の怒涛のロビイングによる説得活動・洗脳装置の活用などが功を奏したものだ。
よって、日本が今月調印式を迎える新サイバー犯罪条約に留保規定なし(架空の人物による創作物も規制対象とする)の条件で批准するのは確実な情勢である。40ヶ国目の締約国が生じてから90日後にこの条約は発効され、世界統一基準(イスラム国家等含む)の表現規制によって、日本の創作文化と歴史は確実に焦土化し、この世になかったこととされる。憲法の「表現の自由」違反だと訴えたところで、最高裁判決までに時間がかかりすぎて事実上日本のコンテンツ文化は崩壊する。
マンガ・アニメ・ゲーム・VTuberだけでなく、小説・報道・教材・ドラマ・漫才・落語・古典芸能・歴史書物・人形/フィギュア・銅像・キャラクターグッズなど、それ自体が性的でなくても、原作に少しでも性的とみられる表現が含まれている場合は、関係する媒体はすべて違法な媒体として、所持することが有罪となり、廃棄しなければならない。
日本の多くのアニメ・マンガの多くの登場人物は未成年(または未成年に見える)であるため、新サイバー犯罪条約のような世界基準においては
・ヒーロー、戦争物のアニメの戦闘シーンにおける苦悶の表情
・家族での入浴シーン(となりのトトロなど)
・キスシーンだけでなく、男女が手を繋いだり、体が触れ合う(おしくらまんじゅう遊び等)シーン
・子供が「命乞いをしろ」などと屈辱的な罵倒を受けているシーン(天空の城ラピュタなど)
などが性的であると判断され摘発対象となる可能性がある。
あなたが逮捕・処刑されたくなかったら、
・マンガ・アニメ・ドラマ・映画・小説・ゲーム・音楽/音声、その他未成年(あるいは未成年に見える)の人物(あるいは人のようなもの)が描写されている媒体の原稿・原本・記録データ等をすべて廃棄処分・削除する。
・フィギュア・人形・プラモデル・その他、人を模した形、もしくは人のようなものが描かれたおもちゃやアクセサリー、グッズ類などをすべて廃棄処分する。
・PixivやX(旧ツイッター)、LINEなどの絵描き・ライターが交流するコミュニティSNSをすべて退会する。
・Amazon・駿河屋・DLSite・steamなど、ネットでマンガやゲーム等が入手できるサービスのアカウントをすべて退会する。
をすべて滞りなく行うことだ。
もしそれが嫌だというのであれば、「新サイバー犯罪条約に批准するのであれば、最低でも留保規定(フィクションの創作物は規制対象外とする)をつける」ことを求める署名活動なり、現役の国会議員らへの陳情を行うことだ。