これからの日本語もどんどん変わって来るんですかね? 体の一部を使った慣用句がセクハラだとか言われるとはね…。 「尻を叩く」、「胸を撫でおろした」、「尻拭い」、「穴があったら入りたい」、「精が出る」「口酸っぱく言った」とかダメなんですか? 「〇〇の世界だったら5本の指に入るでしょ」とか、「家族が無言の帰宅をしました」も正確な意味が伝わらないんですか? 「胸を打たれました」や、「尻に火ついてんじゃないの?」もダメなんですかね? 「尻を叩く」って、ホンマに異性の尻を叩いたら、それはセクハラですが、喩えというか、慣用句なんですけれどね…。ホンマに「尻に火が点く」わけないしね…。「尻拭い」って言うのも、昔はホンマに貴人のそういう行為をする役目の人もいたみたいですが、今はもう多分いないですからね…。 『作家の岩井志麻子氏(60)と新潮社執行役員・中瀬ゆかり氏(61)が2日、曜日コメンテーターを務める生情報番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演。「尻を叩く」などの慣用句の意味が相手に通じず、ハラスメント発言として問題視される昨今を〝文壇ガールズ〟の立場で憂いた。 番組では他にも「どうだろう?」という言葉、セクハラの危険性をはらんでいる慣用句を紹介。「胸を撫でおろした」「尻拭い」「穴があったら入りたい」「精が出る」「口酸っぱく言った」が紹介された。 これを受け岩井志麻子氏は自身が「××さん偉いよ。〇〇の世界だったら5本の指に入るでしょ」と褒めた相手から「5本も入りません」と怒られたエピソードを披露。また最近話題になったものとして、「家族が無言の帰宅をしました」という表現を「何? 帰って来たのに不機嫌だったの?」と勘違いされた例を挙げた。 「これ(=無言の帰宅)、通じてないの? ビックリっていうか…。『1000万(円)をはした金って思う人もいるんですよ』みたいな発言をしたら、『岩井志麻子が〝1000万なんてはした金だ〟って言った』みたいにね、〝え~アタシこんなこと言ってないから~〟ってこんな風に曲解っていうかね、されちゃうんだってビックリしたこともあった」 中瀬ゆかり氏も「(慣用句の意味を)知らなかったら『胸を撫でおろす』もそうだけど、『胸を打たれました』とか『尻に火ついてんじゃないの?』とか、そういう言葉とかもホントに使えなくなるし…」と指摘。 続けて「ホントに気にしだすと、いかにセクハラ要素というかが埋まってるんですよ。そういうものも地雷を撤去するように取っていくと、ホントに日本語が狭められて、話す言葉がなくなってくるっていうか、恐ろしいことですよね」と最近の〝言葉狩り〟の風潮に警鐘を鳴らした。』 https://news.yahoo.co.jp/articles/e157b52b2cf0f8d3aac4ce5cb5cdf5205ac6fe1d