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昔、ロス疑惑という事件があった時、その犯人とされた三浦和義に名誉毀損で訴えられた時に、 「ウチの新聞の記事を信用する人間はいないから名誉毀損には当たらない」と東スポの記者自身が証言し、さらにそれが一審で認められてしまったという話があるんだそうです。第一審の判決で「東スポは新聞ではない。大衆週刊誌のようなものである」と裁判所からお墨付きを頂いて勝訴してしまったという喜んでいいんだか悲しんでいいんだかわかんないような話です。 ■その時の東京地裁判決(平成4年9月24日)と読みやすく書きなおしてみると… 「東スポの記事は、社会的事象を読者の関心を引くようにおもしろおかしく書き立てたものである。世間では、東スポとはそのような記事を載せる新聞であるとの評価が定着している。読者はその記事が本当であるかどうかには関心がなく娯楽記事として楽しんでいる、というのが世間一般の評価である。 真摯に社会生活を営む者の社会的評価は、東スポのよな記事によってはいささかも揺らぐものではない。記事の内容が真実であるかどうかを検討するまでもなく、東スポの記事によって原告の社会的地位、名誉が毀損されたり低下することはとうてい考えられない。原告にとって、おもしろおかしい記事として取り上げられたことは不快なものであることは間違いがないが、記事掲載から既に六年が経過し、さらに記事自体の陳腐さが明らかであることなどの諸事情に照らすと、損害賠償をもってするほどの違法性があるとは認められない」 …早い話が、ウソつき新聞がウソを書いたんだから文句言ったってしょうがねえだろうということですね。こういう新聞社に勤めてる人ってのも、取り敢えずは一流大学を出て編集者・記者になってんだろうにどんな気分でこの判決を聞いたんでしょうね( ̄▽ ̄;)。 ■二審の東京高裁所では、三浦の請求が認められて、東京スポーツ側が敗訴したんだそうですが、この二審では、裁判長から 「報道機関が自ら『記事を信用する人間はいない』と主張することは、報道機関としての存在そのものを自ら否定していることに他ならない」と、出席した東スポ関係者が説教されちゃったんだそうです(T▽T;)。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84
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以前、雑誌の中で、東スポの人が言っていました。「東スポに書いてあるのは記事ではありません。作品です。」と。 これからは、読みたい人は、そう思って読むといいでしょう。
昔、イギリスの「サン」紙が名誉棄損で訴えられた時、 法廷に呼び出された編集長が 「ウチの新聞を信じる奴なんていませんよ。だから無罪です。」 と言ったそうです。 東スポはその「サン」紙と同じタイプの新聞です。 おもしろおかしい、いい加減な記事を楽しむためのものです。 でも全部嘘ってのは言いすぎです。 発行日の表示だけは嘘ではありません。それは信じていいです。