映画や動画で見る宇宙人は服を着けてない事が多い（エイリアンやグレイなど。中にはプレデターなどの例外はありますが）ですがこれはなぜでしょうか？作者が考えるのが面倒くさいとかが理由ですか？

人間性の欠如や、人間との感性の違いの表現でしょうね。 ギリシャやローマなどの古代人も、宇宙人について考察していますが、見た目は人間型（巨人の場合もある）で服を着ています。 古代人は「宇宙人＝高度な知性、発達した存在」ととらえ、哲学や思想の中で宇宙人を考えていたんです。 しかしダーウィンが「進化論」を発表すると、「月や火星に生命体がいたら、どのような進化をしているか？」というSFが流行し、蛸型宇宙人が登場するウェルズの「宇宙戦争」が大ヒットします。 ここでは「宇宙人＝高度な知性を持つが、地球人と相容れない冷酷な侵略者」として描かれ、哲学ではなく、国家の争いのメタファーとして、小説やエンターテイメントに使われます。 これが、大きな流れをつくってます。 コミック、テレビや映画で映像化する場合、印象が不気味で、かつ知性の高さを納得できるかたちがいいですから、選ばれたのは蛸やトカゲを人に近づけたデザインです。 虫も使われますけど、虫の場合は、もっとマシンのように表現されます。 50〜60年代になると、アメリカでのUFO目撃談のグレイが登場してメジャーになります。

その体が堅牢かつ様々な環境に適応できる構造をしているからかと 人類は長時間の活動と引き換えに進化の中で毛皮を捨てて爬虫類のような鱗もない極めて貧弱なボディをしているのでそれを補うために他の動物の毛皮を剥いで身につけるとか、現代では糸で裁縫した衣服を身に纏う経緯で文明を発展させた生き物です そう言った装飾の文明を獲得する中で恥の概念を得て今や発展途上国を除けば概ね全ての人類がこれを持っているので服を着なくてはいけないという考えや法律によって衣服の着用が習慣化、常識と化してます 逆に環境に適応できる身体をしているのなら衣服は不要 むしろ排熱や運動の邪魔になるので何か物を着用するという発想があったとて、本来動物はその身一つで環境に適応するものですから動物に服を着せてもそれを好む個体は実際のところ少ないのと同じで率先しては着たがらないでしょう そんな環境の中で衣服を着用しなければならないという考えは発生し得ない グレイの場合はそもそも服を着る文明を得ずに進化した生命体か、人間同様に科学力に身を任せて生命体としての身体能力を退化させてしまった存在としてのわかりやすさを重視してあえて裸体にしているんじゃないかなと思います

グレイが裸なのは未来感を演出した服装を考える想像力が無かったからだと思います。 エイリアンは宇宙人とはいえ、尻尾も長く道具も使わず知的生命と呼ぶには原始的で動物っぽいので、服を着ていると逆に違和感が出ると思います。 プレデターは科学的な兵器や光学迷彩などハイテク技術を持っているので服を着ていないと違和感が出ると思います。 とはいえ『未来人の宇宙服』というよりはジャングルの原住民のようなコンセプトですが。 それに裸だと性器や排泄部位など外部から見える器官の設定も必要になるでしょうね。

イメージと地球人の衣類に対する概念からだと思います。 過去、目撃例のある宇宙人又はUMAは基本裸です。そういうイメージから裸ということもあるでしょうし。 地球上の良きものでは無いことを表現するために体のパーツや模様をおどろおどろしく表現した結果かなと思います。 あなたが思うように、プレデターなんかは、設定上、戦士なので地球人の概念から戦闘服を着ているんだと思います。 また、映画に出てくる宇宙人で衣服を着用しているのは王族など位の高いイメージがあります。上質な衣服を着せることでその宇宙人の文明やくらいの高さを表現しているのだと思いますよ。 まぁこれも私の想像ですけどね。