2024年11月③

前置きとして、

「本日校内フェス前という貴重な限られた時間の中、謝罪という形でお集まりいただき大変ありがとうございます。

フェス前ですし、先生方もお昼を召し上がらなくてはいけませんので、「お腹すいたな」とか、「いつまで去年のこと言ってるんだ」とかもしかしたら思われているかもしれませんが、大事なことなので申し上げますが、私決してモンスターペアレントではございませんので、昨年9月21日代理人とこちらへ伺った以降、しかるべき対応をとっていただければ、こういうことまでする必要はございませんでした。

また先日、教育委員会へ報告書を提出されて、いかに自分たちが杜撰な対応を行ってきたかっていうことが、おそらくわかったはずなのにも関わらず何の言及もなかった。その結果だと思っていただきたいと思います」

「基本的には何度も申し上げておりますが、面倒な親だと思われると子供にとって不利であると思っているので、なるべく出しゃばることはしたくないと常々思っています。今回も何もなければ、あるいは学校にきちんとした対応をとっていただいていれば、ただ見守っているだけでよかったです。しかし、一連の対応の悪さを考えると、やはり子供の未来や尊厳を守るためには出しゃばる必要があった、ここまで把握いただければと思います」

「法的な観点から申し上げます。まず、汚い臭い、こういう暴言、こちら刑法第231条、侮辱罪。これを不特定多数に言いふらしたとしたら230条名誉毀損。殴るふりであっても、仮に殴ってけがをしなかった場合でも、208条の暴行罪。怪我をしてしまえば、これは傷害罪になります。その結果死なせてしまったとしたら傷害致死。死ねと言ったらこちらは自殺関与および同意殺人ということになり、いずれも刑法、つまり犯罪行為です。その犯罪行為について、すぐの改善は難しい。期限は言えない。そのような悠長なことを言っていたということになります」

「現在教育委員会の指導や研修を受けてこれから先はもしかしたら良くなるかもしれません。しかし、私達が受けた対応、その対応の苦しみ、そういったものが消え去るわけではございません。一生消え去りません。

申し訳ない申し訳ないと何度も何度ももう聞き飽きたぐらい聞いていますが、そう思っているのであればそれなりの行動が伴うはずです。しかし、それさえも欠落しているように感じています」

と伝え、時間もないので一方的に1人ずつお話しますと伝えました。

 

まず前校長です。

「昨年10月19日に代理人宛に、今後は保護者と直接やり取りをしていいかとご連絡をいただいたということでした。連絡一つなかったのはなぜでしょうか?ほかの先生に任せるのであっても学校の責任者校長先生ですので、一言連絡があってもよかったのではと思います。また代理人にそのように伝えたことをほかの先生方はご存知なかったので、結果誰からも連絡がなかったという状況になります」

「昨年9月21日に、「いじめと認知している、ご心配をおかけして申し訳ない」とおっしゃられており、早い段階で認知していただいてたのかなと思ったんですが、報告書を見ると認知したのが9月に入ってからということで、とても驚きました。初期対応の誤りもここで把握したとなっており、その初期対応の誤りのことも、誰からも言及はないですし、謝罪というのもなかった。そして対応を誤っていたと気づいたのであれば、なぜその後、対応の改善ができなかったんでしょうか?」

「昨年のフェスのとき、私の母にも「ご心配おかけして申し訳ありませんでした」と言ったようですが、謝るのであれば行動に移してほしいと思います。形だけの謝罪は謝罪されていないのと同じかそれ以下だと思っています」

「教育委員会の調査報告書を拝見して「いじめ防止対策推進法について折に触れて伝え基本的ないじめの考え方を教職員が理解することを大切にしていた」という記載がありました。しかしながら、「そのような法律があることは知っていたが詳しい内容については知らない部分もあった」など、折りに触れて伝えていたとは到底私は思えず、校長自身ご理解いただいてないのではないかとさえ感じております」

「「いじめが命に係わる最悪の可能性を示唆しながら決していじめを許さない姿勢が求められることを繰り返し伝えた」とも記載されていますが、決して許さない姿勢をとるのであれば、校長による懲戒、こちらも検討すべきではないかと思います。この多感な時期に「死ね」という言葉がクラスで飛び交い、全く悪くない子供たちを何人も何人も巻き込んで、子どもを含めてクラスにいたくないという子を何人も増やしました」

ということを伝えました。

 

次回に続きます。