2024年11月⑦

今回訴訟に発展した経緯の中で、11月9日の件が大きいので長くなっていますが、今回で終わります。もうしばらくお付き合いください。

 

11月11日、代表に謝罪の件やその後の話について報告しました。

私の中では、戒告や譴責、訓告レベルの懲戒処分もくだらなかったということがとてもショックでなりませんでした。

校長はどのように責任を果たすか考えてくれてはいますが、その一方でこちらも本格的に動かないといけないと感じていました。

期限ギリギリに報告され、その内容が納得しないものであったとき、そこから着手を始めるとさらに遅くなってしまうからです。

 

いきなり裁判しましょう、というよりかは、調停の方が良いかな。でも公立の学校(正しくは県や市などの地方公共団体になると思いますが)が調停に応じてくれるものだろうか、など様々な事を考え、色々な本を読みました。

 

代表からは、金銭以外に納得する方法があればそれも考えておくようにと言われましたが、謝罪は受けているけれど謝罪で許せる時は既に通り過ぎてしまっています。

ない頭で必死に考えましたが、懲戒処分もくだらないとなったとき、損害に対して納得出来る道は金銭以外にありませんでした。

 

念の為書いておきますが、決してお金が欲しくてやろうとしているのではありません。

調停で済めばまだ良いですが、調停で済まないことも勿論あり、仮に勝訴や和解をしてお金を受け取ることが出来たとしても、恐らく出ていくお金の方が多いと思います。

 

方向性が定まり、期限の日はまだ来てはいないものの、今後の方向性についてという形で再度代表も学校へ訪問するために日程調整を行いました。

面談の日はちょうど期限の日、11月29日となりました。

 

11月29日当日。

しーんとした空気の中、代表の「昨年、前校長、教頭、支援コーディネーター、担任を訪問させていただいき、その後、親として自身でできる限りやった方がいいよということでこの1年数ヶ月やってきましたが、今回担任についてお咎めなしというような結論を、やはり本人的には心理的に受託できないということで、慰謝料等を求める損害賠償請求訴訟を提起させていただくことを通知しに参りました」と言う発言で、さらに空気が重くなったように感じました。

 

実は11月9日、訴えるようなことが発生しなければ代理人は通さなくて良い、私が窓口で良いと伝えていたので、ある程度想像して覚悟していたと思ったのですが、そうではなかったようです。

 

その後、訴訟ではなく調停という方法もあること、調停のメリット、調停に応じていただかなければ、訴訟に発展してしまう。そのため、まずは調停に応じていただけるかの確認を取りたい旨を伝えました。(今回学校だけではなく加害者も被告としたいが、全員の合意がないと調停が出来ないため、申立をする前に意向を聞いています)

 

そして期限は3週間後、12月20日となりました。

 

この話が終了した後、校長が「用意していたものとはだいぶ違うお話になったので」と混乱されていたようでした。

 

その用意していたものが、この日までを期限としていた責任についてのお話なのだと思います。

思います、としか言えないのは、それは責任を取るとは違うよな、と感じたからです。

 

・ 昨年9月21日に代表とコンパス様とご相談したときの改善して欲しいというところから改善したと感じているとしたら、どんなところが改善していて、いつ頃改善されたと思いますか?

→ 3年生の間に改善したと思うのは、何ひとつありません(まず、あったらこんなことしてないよね)

 

・3年生の終わり頃までその状況が続いていて、お子さんのチックや嚥下障害は3年生の間ずっとあったということでしょうか。

→嚥下障害は今年の夏頃から始まっており、チックについては今も変わらずあります(だからなんだ)

 

・学習の補償について、3年生の学習を少し継続しているわけですが、そちらについてはいかがでしょうか。

→それで学習が補償されたかというのは判断が難しいところであります。1年間学習がほとんどできていない状態を週に1回、1ヶ月ちょっと続けたからといって良くなるものなのだろうかというところは疑問です。

3年生からリコーダーが始まってると思いますが、リコーダーの授業にも出られていないことによって、4年生になって音楽の先生にも傷つけられるという変なことも起きてますし、ただただ国語だけをやればいいのか、それで補償がされているかというのは判断が難しいところです。

 

・スポーツ振興センターというものにご加入されていると思いますが、心身に関する負担の累積に起因する症状、これはチックが当てはまると思うのですが、それについてスポーツ振興センターの対象にはなるので、このようなご利用はいかがでしょうか。

→これはした方がいいですね。した上でのその差額分についてを慰謝料請求等で別途やるべき。使えるものについて使わないというのも変ですから (代表が答えた)

→(私の心の声:スポーツ振興センターの利用は権利であって、それで責任を果たしたことにはならないんだけど…)

 

・用意してきたものは以上になります。

→(以上!?!?!?!?)

 

これ以降、本件に関する連絡は事務所宛にご連絡をいただくようお願いし、面談は終了しました。

 

やはり事前に代表へ話をしておいて良かったと思いました。