2024年9月

9月19日、教育委員会と最後の面談がありました。

 

最後ということで、話したいことや要望は全て話そうと思い、準備をして臨みました。

 

この日は報告書の最終確認を行いました。

 

一部を除き、私の意見も反映されている報告書となり、保護者用の報告書をいただきました。(一部:担任が教室を出て行ったことに対して言及したわけではないのですが、やはり担任としてやってはいけない部分だったということを話の中から受け止めた、ご指摘いただいたと捉えたということで修正はありませんでした)

 

またその際に、「指摘すると修正が出来るのに、なぜ最初から出来ないのでしょうか」と伺いました。

 

返答としては、「全ての記録がしっかりと取り切れているわけではなく、記録として残っているのが、担任の先生の事に関しての指摘があったということ、そこの詳細についてはしっかりと記録は残ってはないですが、それに関して保護者様からいじめを容認していますねと言われたことを受け、容認はしていないと返したというのは記録が残っています。保護者様に詳細にわたってお伝えいただいたような、ここまでしっかりとは記録が残っていない。保護者様からお話をいただいて、確かにそのような、確実ではないけど、確かにそのような内容ではあったと思われるということで、それでお願いします、という形で了承を得ました」というものでした。

 

「言いたいことは全く違うことなので、いじめを容認という、そういうインパクトのあった言葉だけをピックアップして記録を取っているのではないかと思ってしまいます」と返すと、

 

「なぜ最初から、と当然思われることかなとお話を伺って思います。ただ今回本当に学校にしっかりと振り返ってもらい、保護者様と私どもが面談を重ねる中で、ここは実際違いますよというところも伺うことができましたので、なぜ最初からという問いの答えにはなりませんが、最終的には保護者様の真意というか、本当に伝えたかったことが報告書に盛り込まれるようにさせていただきました」とのことでした。

 

こちらの意図が伝わっていなかったため、「そうではありますが、インパクトのある言葉だけを記憶にとどめて記録したら、報告書の件だけではなく、様々なところで行き違いみたいなことが起こるのではないか、それが問題ではないかということを申し上げています」と言い直すと、

 

「わかりました。面談の翌日には必ず学校長の方に伝えておりますので、今回のこの件につきましても学校の方には伝えさせていただきます」とのことでした。

 

その後、今後教育委員会としてすべきことをお話いただきました。

私の方から何かあるか問われたので、要望と質問を伝えました。

教育委員会が言ったこと→

私が答えたこと⇒

でそれぞれ記していきます。

 

①先生たちにも謝って欲しい(子どもの要望)

前年度校長、教頭、学年主任、担任の4名乃至必要に応じて支援コーディネーターを含めた5名からの謝罪が欲しい。何度も先生たちから「謝ったら許してくれました」っていう言葉を聞くため、今回も謝罪があれば「いいよ」というのは明白である。ただ、まだ誠心誠意心を込めた謝罪かどうかという判断を出来るほど成熟してはいないため、保護者同席のもと謝罪いただきたい。

→日程調整含め、学校側から連絡するようにする

 

②本人が得るはずだった学習と確立するはずだった友人関係を責任をもって対応して欲しい(私の要望)

再三訴えていたのにも関わらず対応がしきれておらず、その結果、1年間学習と友人関係が希薄になってしまった。現担任および関与していない先生は巻き込まない形で対応いただきたい。

→ 学習と友人関係というのはとても大切な部分だと思う。具体的にこういう対応を取っていただければなというところはあるか。

⇒ それは学校に考えていただければと思う。

 

③現在通院をしている。怪我であればスポーツ振興センターからの補償があるが、学校を原因として病気になった場合の補償はあるか

→スポーツ振興センターで補償されたケースがある。

 

④今後、本件に限らず何かあって保護者と連絡したいということがあるかもしれない。しかし、学校には断られてしまった。連絡網がない中でこの希望を叶えるためにはどうしたら良いのか

→ 通常は学校が仲介役をやって、日程調整や相手方に連絡先をお伝えしても良いかどうかという確認を取る

⇒絶句

 

最後に、私の思いの丈をぶつけました。

 

「今回の調査をするにあたりいろいろ振り返っていただいて、研修や指導があって、今後に生かすことは十分に可能だと思います。それは間違いないと思うし、出来ていないことに対して研修や指導が入るのは当たり前だと思うので、出来ていなかったことは出来るようになっていただきたいと思います。ただこれは未来のことになるので、やはりその研修や指導があったからと言って今回の件がなくなることはないし、時間を巻き戻すことも勿論出来ない。学校の一連の対応の悪さであったり、先ほど言ったようなインパクトのある言葉だけ覚えていてというようなこと、連絡帳の件、これは先生は「一緒に学習したい気持ちが強すぎました」と言っていましたが、要は読解力の問題であり、また、私との面談のときには「学習の相談だと思っていました」と言っていたので、学習の相談であると捉えたのであれば、「甘えたい気持ちが勝ってる」「学習したくないんです」などの発言は尚更悪いと感じています。そのような発言、指導力のなさ、「どこまで相談したら良いかわかりませんでした」という判断力のなさ等色々考えたときに、やるべきことをやらないで休職という権利だけを振りかざしたと私はどうしても思ってしまう。被害者側のことを何も理解していない。被害者側のことを理解しようとしたら、「私達も今頑張っているんです」という教頭の発言は絶対出てこないはずなんです。一連のことを考えたときに、この調査が民事や刑事上の責任追及をするものではないということは十分に理解しています。理解していますが、それを理解した上で、やはり落ち度しかないので、私としては懲戒処分以外に納得する道はありません。許すことは一生出来ないですが、納得できるとしたら、懲戒処分がくだされたとき、この一点に限ります。この前も申し上げた通り、会社員は絶対処罰があります、学習や友人関係、あとは精神的に影響が出て通院しているということは、損害を受けているからです。損害を受けているのにもかかわらず、罰を誰1人受けていない、被害者側だけがずっと苦しむ、その状況はありえないと思っているので、もし何の処分も下らなかった場合には、私も考えて行動に移すべきかなと思っていることだけご承知おきいただきたいと思います」

 

それに対して「処分を希望されるということでしょうか」と問いかけられたため、

「納得する道はそれしかないという事です。私の希望を通していただけるのであれば、ぜひお願いしますと言いますが、そういうものではないですよね」と返すと、

「今回のいじめに関する調査は処罰をくだすような種類のものではないということではあります。今のお気持ちというところは、しっかりと私どもも受け止めてはいます」

「先程納得するにはというお話しもあり、当然納得は容易ではないと思うんですが、今回の調査は処分をするものではなく、学校にしっかりとやって、今後二度と同じようなことが起きないようにするものになるので、処分どうこうというのは今回のことでは難しいかなとご理解いただきたいところではあります」とのことでした。

 

勿論それは理解した上で言っています。

ただ、例えばこの調査を行った時に教師から体罰を受けていたということがわかったとしても、同じことを言うのでしょうか。

即処分にならないでしょうか。

 

そのため、「理解しなければいけないのかもしれないですが、理解は出来ないと思います。それがどうしても無理ということであれば、考えていることを実行するしかないと思います」と伝え、面談は終了しました。

 

9月26日、教育委員会より電話がありました。

要望は伝えているため、いつになるかはわかりませんが、学校から連絡があると思いますという旨でした。

 

9月30日、学校から一向に電話がないため教育委員会へ、いつ学校に要望を伝えたのかを聞きました。

「9月26日の午後に伝えました」とのことでした。

勝手な思い込みではありますが、面談の翌日には学校長へ報告していると言っていたので、その時にお伝えいただいているものと思っていました。

まさか、一週間経って伝えられていたとは思ってもいませんでした。

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