株式投資を始めたのが2004年ですので15年が過ぎました。
2012年11月9日に投資した船井総研ホールディングスの株価が11倍となりテンバガー達成です。
船井総研は、2016年1月に1:2の分割、2018年1月に1:1.5の分割をおこなっていますので、株数は180株になったのですが、単元未満の80株はJTと損益相殺するために売却してしまいました。ちょっと後悔しています。
チャートの画像が消えてしまっていますが、投資理由やバリュエーションのメモは残っていました。
投資した理由は、「高配当で優待があり財務もしっかりしているので何となく」でした。優待投資のため一単元しか投資していないのが悔やまれるところですが、これは結果論です。
当時の投資指標は、
①予想PER 12.3倍
②配当利回り 4.58%
③自己資本比率 83.4%
船井総研は増配を続け、現在の一株配当は45円です。投資元本は292円ですので、投資元本に対しての配当利回り(yield on cost)は年15.41%となります。減配をしない銘柄を長期保有するとこういうことが起こります。保有銘柄で最も利回りが高いものはビーピーカストロールで、年20%を超えています。
保有株で将来テンバガーの達成が可能ではないかと考えている銘柄があと二つあります。マニーとミルボンです。マニーは2013年2月18日に投資して現在8.2倍、ミルボンは5.3倍です。いずれも優待投資で最低単元の保有です。
テンバガーを狙って投資するのは不可能だと思います。長期間投資しなくてはならず、株価が上がっても売らず、保有していることすら忘れるほどでないとちょっとしたことで売却欲求が出てきてしまいます。あくまで結果的にそうなったというケースがほとんどでしょう。ただ、保有株が3倍を超えるような銘柄であればそのまま保有していた方がいいような気がします。
船井総研もマニーもミルボンも財務基盤は鉄壁です。財務レバレッジなどかけなくても稼げる企業は稼げます。財務基盤が鉄壁で高配当かつ低PERであれば案全域は大幅に確保されます。高い案全域を確保しながら高いリターンを狙っていくことも十分可能で、まずは投資指標、次に財務諸表、そしてコアビジネスの評価、このあたりをしっかりと見極めながら、次のテンバガーを発掘するトレジャーハントを楽しみたいと思います。
保有株でリターンが高い順に並べると小型株が並びます。この次が花王でリターンは4.13倍くらいになります。財務鉄壁でPERも低いですね。配当もしっかりと出しています。財務健全性の高い銘柄は相性がいいですね。
ブログで記載しきれないこともつぶやいていますので、興味のある方はフォローいただければ幸いです。
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