スポーツつれづれ観戦日記
野球、アメリカンフットボール、サッカー・・・・・実際に見て感動したことを中心に綴ってゆきます。
忍者ツールズ
 





 法政のディフェンスの威力は、本当にすごかった。
 何せ、前半の早稲田はファーストダウン更新がなかったのである。5回の攻撃シリーズは全て「3&OUT」。終了直前のシリーズも、途中で攻撃をあきらめてしまった。
 早めの潰し、パスのディフレクト。全く、非の打ち所のない出来。
 後半は駒を落としたため、早稲田も何とかTDを返すことが出来たが…。

 法政は1Qこそ手こずったものの、2Qは全ての攻撃シリーズをTDに結びつけた。

 #11戸倉が大活躍。ラッシュに、レシーブに、パントに、縦横無尽に暴れ回る。立命にいた木下みたいに、QBもやってくれないものだろうか。






 スタッツを見ると、丸田のラン獲得ヤードの少なさに驚く。だが、マークされていたというよりは、パスレシーブを含めて幅広くプレーしたというべきか。

 2Q、パスをキャッチしてエンドゾーンへ一直線。タッチダウン。






 法政のQBは、菅原と小田が頻繁に交代しながらプレー。
 菅原は特に、余裕たっぷりに見えた。



 3Q、早稲田が3シリーズ連続でインターセプトを食うという屈辱。パスを奪った3人は#33、#34、#35と、不思議にも連続背番号。
 3Qで完全に勝負がついてしまったので、菅原はサイドラインに下がって、インカムをつけてしまった。
 その後は、小田と田口がQBを務める。






 早稲田のQB#5井上は3回生。来年こそはリベンジを果たせるか…。




 これで法政がBブロック全勝優勝。次の慶応戦、まず負けることはなさそうだが、甲子園をにらんでどんなプレーチョイスをするのか…。


 追伸1
 この試合の観客数は2256人という発表。今季最多かな?
 選手証を持っている学生は芝生席に座るように促されていた。
 (場内放送では「野芝」と言っていたように聞こえた…)






 追伸2
 早稲田の担架要員って、なんでまた、ほとんど女性なの?




 追伸3
 最終戦で、早稲田はずいぶん登録選手を入れ替えていた。
 「○○選手、本日の登録なし。△△選手、登録。…」
 1回生を外して、4回生を入れたのだろうか。

 その中に、一昨年のエースQBだった「新田洋」の名前があった(ように聞こえた)。
 今年は「学生コーチ」としてイヤーブックに載っている選手だ。ケガでもしたのだろうかと気にはなっていたが、本日はプレーヤーとしてサイドラインにいたようだ。
 残念ながら出場はなかったようだが…。


HOSEI TOMAHAWKS (T)
WASEDA BIG BEARS (B)

1Q & 2Q
1150 T21 T - Punt
1024 B44 B - Punt
0806 T20 T - Punt
0613 B44 B - Punt
0355 T32 T - Intercept
1154 B07 B - Punt
1018 T43 T - Touchdown (Kick Good) T 7-0 B
0812 B15 B - Punt
0604 T47 T - Touchdown (Kick Good) T 14-0 B
0249 B18 B - Punt
0143 B49 T - Touchdown (Kick Good) T 21-0 B
0032 B20 B - Half Time

3Q & 4Q
1153 B26 B - Intercept
1140 B33 T - Gamble NG
0911 B08 B - Intercept
0655 T40 T - Touchdown (Kick Good) T 28-0 B
0253 B29 B - Intercept
0239 B45 T - Touchdown (Kick NG) T 34-0 B
1107 T43 B - Touchdown (Kick Good) T 34-7 B
0752 B44 T - Touchdown (Kick Good) T 41-7 B
0733 B21 B - Gamble NG
0539 B42 T - Punt
0332 B27 B - Touchdown (Kick Good) T 41-14 B
0049 B41 T - Time Up


 法政 41-14 早稲田


コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )




 法政のサイドラインに、いつも気になる選手がいる。
 というか、彼は非常に目立つ。




 背番号69。
 オフェンスラインの選手のようだ。
 髪の毛の量がものすごい。






 ヘルメットが入るのだろうか??
 …大丈夫。



 ほらね。
 しかし、サイドラインではヘルメットを脱いでいることが多い。
 やはり、つらいのだろうか…。


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )






 昨日も記事に書いたが、法政は日大を下し、6勝0敗で全勝をキープ。
 日大は優勝の目が完全に消えた。
 しかし、法政も楽勝とはいえない試合だった。

 前半は五分五分というより、むしろモメンタムは日大。法政は思うように攻撃させてもらえない。インターセプトも喰らう。

 法政QBは#4菅原。長いお休みから復帰。



 日大QBは、#14平本(1回生)。途中で#10木村も出てくるが、前半はほとんど平本。
 春にも感じたのだが、この1回生の度胸の良いクオーターバッキングには敬服する。3年以内の関東制覇もありえるのではないだろうか。すこやかに育ってほしい。ほかのチームも全力で平本対策を考えないと。

 この日の日大は、上下とも白のユニフォーム。初めて見たような気がする。前の試合はジャージが白、パンツは赤だった。



 法政オフェンスに妙なプレーがあった。ショットガンにセットした菅原が、手首の乱数表を見たりしながら、ふと顔を上げ、サイドラインの方に1・2歩動き、片手を耳のあたりに当てる。「ありゃ、サイドラインからの指示が分からないのかな?」と思った直後、RBにボールがダイレクトスナップされてプレー開始。
 3~4ヤードのゲインだったか。
 菅原が「変な演技」をしてディフェンスかく乱を図ったが、日大はだまされなかった、というところか。
 私は初めて見たプレイ(芝居)だったが、世間一般(?)ではよくやることなのだろうか?
 それにしても「王者法政」がトリックプレーしちゃいけねえな、せこいなあ、と思ってしまった。


 後半に入ると、法政がじわじわと点差を広げにかかる。



 法政と日大に、立て続けに、TDにつながる「変なプレイ」があった。
 詳細はこちらのブログ(D-M HOUSE DIARY様)の記事を参照。共にパスミスがよい方に転んだ。

 終盤に入り、日大がギャンブルに失敗した直後に、法政RB#14鈴木が89ヤードの爆走タッチダウン。これで大勢が決まった。







 観衆は何と2005名!大入り満員。興業大成功。
 しかし、最終戦に向けて法政は喜んでもいられない。それは、この試合で大勢の怪我人が出たためである。
 RB#29丸田も、RB#22渓本も負傷退場。ディフェンスの中心選手も数名傷んだ。丸田は試合後の整列時には顔を見せたが、渓本は見あたらず。
 それにしても、どうしてこんなに何人も倒れてしまったのだろう。対する日大はほとんど怪我人はいなかったのだが…。


 おまけ
 QBサックの瞬間です。




HOSEI TOMAHAWKS (T)
NICHIDAI PHOENIX (P)

1Q & 2Q
1149 T18 T - Punt
1048 p33 P - Intercept
0745 T08 T - Touchdown (Kick Good) T 7-0 P
0640 P46 P - Fumble Lost
0515 T43 T - Intercept
0330 T18 P - Touchdown (Play NG) T 7-6 P
0119 T10 T - Touchdown (Kick Good) T 14-6 P
0847 P30 P - Punt
0819 T20 T - Punt
0615 P45 P - Punt
0510 T26 T - Punt
0053 P21 P - Half Time

3Q & 4Q
1151 P38 P - Punt
1026 T36 T - Punt
0749 P11 P - punt
???? ??? T - Touchdown (Kick Good) T 21-6 P
0328 P05 P - Intercept
0236 P38 T - Touchdown (Kick Good) T 28-6 P
0139 P35 P - Touchdown (Kick Good) T 28-13 P
0115 T48 T - Punt
0926 P01 P - Gamble NG
0241 T?? T - Touchdown (Kick Good) T 35-13 P
0225 T39 P - Gamble NG
0034 T10 T - Time UP


 法政大 35-13 日大


コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




 実はこの試合、観戦していないのである。
 一つ前の法政の試合を見て、法政の勝ちを見届けて、これは決勝で全勝対決だなあと。
 疑いもしなかった。見るまでもないや、息子を風呂に入れてやらないと、と思い、16時過ぎにはアミノバイタルフィールドを後にしていた。

 夜中に連盟のサイトの「試合速報」を見てびっくり。勝ったチームと負けたチームを逆にアップしてしまったのかな?などと疑ったが、ゲームレポートを確認し、確かに専修が勝ったことが分かった。

 何があったのだろう。
 早大QB#5井上の試投数が0。ほとんど出場していないということ?
 ケガでもしてしまったのかな?

 しばらくスタッツや星取表を眺めていて、私なりに思ったのは、
 「日大が法政に負けた時点で、早稲田は専修に勝つ必要がなくなったのではないか。」
ということである。

(すみません、これからつらつらと書く内容は、関係者の方々にとってはあまりに当然のことなのかもしれません。どうかご容赦ください。)

 法政が勝った時点で、
 法大 6勝0敗
 早大 5勝0敗
 日大 4勝2敗
である。日大の優勝の可能性はなくなった。
 ということは、早稲田が専修に勝とうが負けようが、11月23日の最終戦で勝った方がBブロック優勝である。
 全勝対決ならば、勝った方が当然優勝。
 5勝1敗の早稲田が法政に勝てば、両校とも6勝1敗で、直接対決を制した早稲田が優勝(法政が勝てば、法政が当然全勝優勝)。

 どうせ最終戦勝負ならば、専修との試合は、隠せるものは全て隠してしまえ。
 負けたって構わない。応援のお客さんには悪いけど。

 そういう判断だったのかなあ…。


 ちなみに、もし日大が法政に勝っていた場合、事情が変わってきます。
 日大が法政に勝ち、早稲田が専修に勝ったならば、
 法大 5勝1敗
 早大 6勝0敗
 日大 5勝1敗
 この場合、日大の優勝の可能性が残ります。すなわち最終戦で法政と日大が勝った場合、3チームが6勝1敗で並び、
 法政>早稲田、早稲田>日大、日大>法政
という巴の状態になり、3校間の得失点差の勝負になってしまいます。
 日大が法政に何点差をつけたかで変わってきますが、いずれにせよ早稲田としては「法政に負けても優勝」というパターンがありえるので、専修に勝っておく意味はあります。

 日大が法政に勝ち、早稲田が専修に負けていたならば、3チームが5勝1敗で並んでいました。そして、
 最終戦で法政と日大が勝った場合、日大の優勝。(★)
 最終戦で早稲田と日大が勝った場合、早稲田の優勝。

 もしも上記「★」の状態が発生していたら、こっけいだったろうなあ。法政対早稲田。タイムアップと同時に両校ともフィールドに崩れ落ちて泣き、観客席で見ていた日大の選手たちが飛び上がって喜ぶ…。

 
 早稲田大 14-31 専修大


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )






 先日、知人がオール三菱ライオンズの関係者であることが分かった。そのご縁もあって、今季初めてXリーグを観戦。
 IBMとの「3位決定戦」。東地区はシルバースターとシーガルズがファイナル6出場を決めており、IBMとオール三菱にとっては「今季最終戦」でもある。



 ほぼ試合開始時点から見ていたのだが、ずいぶんとファンブルロストの多い試合だった。それも、敵陣深くまで攻め込んで行きながら、肝心の所で…。

 そういえば、両チームとも法政OBが多い。
 ライオンズのQBは木目田。RBは堀田、丸茂。ビッグブルーのRBは石川…。




 僅差の試合だったが、IBMが勝利。
 三菱はこの試合、大きな戦術ミスが2つあったのではないか。
 1つめは、前半終了間際。タイムアウトを3つ使い切ったIBM、4thダウン・ショートの場面でキッキングチームが出てきて、直後にサイドラインに引き返しかかる。そしてまたフィールドへ。指示が混乱していたようだ。
 ここで、三菱がタイムアウト。
 なんでじゃあ~
 あの状況だと、FGが失敗しても全くおかしくない。キッカーが落ち着いて蹴れなかったはず。それなのになぜわざわざ、タイムアウトで相手に間を与えてしまったのか。
 これでIBMは楽々とFGを決め、貴重な3点を獲得。

 もう1つは4Q。残り6分くらいだったか、三菱の攻撃。
 敵陣深くで、4thダウン・残り8ヤード。
 点差はわずかに10。



 ここで木目田はギャンブル!
 なんでじゃあ~
 パスを投じて成功したものの、1ヤードほど残ってレシーバーがサイドラインを割ってしまい、大事な攻撃権がIBMに…。
 ここは10点差なのだから、ひとまずFGで7点差にしておいて、あと1回くらい来るであろう攻撃で悔いなく全力を出し切るべきではなかったか。


 敗れてはしまったものの、なかなかタレント揃いのライオンズ。
 来年はぜひともファイナル6を勝ち取ってほしい。


 IBMビッグブルー 10-0 オール三菱ライオンズ


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )