普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

小沢さんと小沢グループは先ず反省を

2010-07-22 14:57:00 | è…内閣

小沢・民主前幹事長:代表選向け再始動 落選候補と次々面会、消費増税批判 
・民主党の小沢一郎前幹事長は21日、約3時間にわたって参院選の落選候補者らと次々に面会した。
・小沢氏は面会場所として、国会外にある個人事務所などを使う場合が多いが、この日は目立ちやすい議員会館の事務所を使った。
 小沢氏と会ったのは、同氏主導で参院選に立候補し、落選した原田大二郎氏(山口選挙区)、三橋真記氏(兵庫選挙区)、河上満栄氏(京都選挙区)、本田浩一氏(熊本選挙区)、田村耕太郎氏(比例代表)ら。
・面会者によると会談には、鳩山由紀夫前首相のグループの松野頼久前官房副長官も同席し、9月の党代表選をにらみ、他グループとの接触も本格化させている。
・一方、民主党執行部は21日、参院選総括の一環として、地域ごとに党所属国会議員から聞きとりをするヒアリングを始めた。会合では執行部批判が相次ぎ、小沢氏に近い松木謙公衆院議員は「筋目をつけてから、次に向かうべきだ」と責任を追及した。
この報道での小沢さんの発言
 
「経済をよくしないと、増税はできない」と菅直人首相の消費税発言を批判
 参院選について「(議席を)失うべくして失った。データを間違えるとああなってしまう」と党執行部を批判

報道の5名の落選者の敗因の分析
・小沢さんに推されて立った原田大二郎さんはその知名度に関わらず、安倍さんのお膝元での戦いで安倍さんの実弟の岸さんの60%しか取れずに敗退。
・河上満栄さんは知名度のある同党の福山哲郎さんに票が集中しその25%しか得票が出来なかった言わば小沢さんの作戦負けを証明。
・三橋真記さんは当選した同党の水岡さんとの党と票が3分割されて落選をしたこれも小沢さんの作戦負けを証明。
・田村耕太郎さんは現職の議員だったのに、その地もとの鳥取県の石破さんがその推す浜田和幸さんの選挙運動でウグイス嬢紛いの熱心な応援で、事実上の石破さんとの戦いになり、地もとの票と小沢さんが配分したと言われれる労働組合の票が集まらなかったこと
・全体を見ると多くは負けるべくして負けたもので、唯一民主党にとって残念な負け方をしたのは本田浩一さんだけです。
  田村さんも小沢さんの指示で衆議院議員を辞して参院選に立候補したので、5人の面会者のうちの4人が小沢さんの作戦負け証明したようなもの、第三者からみれば小沢さんは菅さんや執行部の批判をする前に、自分の(時代おくれだったかもしれない)判断やそのやり方が間違いなかったかどうかの批判をすべきだと思います。

小沢さんとそのグループの考えねばならぬこと
・前回の代表選で鳩山さんを支持→鳩山さんの発言によりデッドロックに乗り上げた普天間問題→内閣支持率の大幅の低下→鳩山さん退陣
 で判るように代表選の時の鳩山さん支持の失敗の反省をしているのか
・小沢離れの菅政権が何故大きな支持率を得たかの理由を直視すべき
・政治の金の問題→検察が証拠不十分として訴追を見送ったのは小沢さん道義的責任がゼロになったと、そして秘書のやったことを政治家が知らないと言えば責任がのがれる関連法規が良いとは誰も思っていない。
・秘書の起こした問題で多くの自民党政権の閣僚を辞任に追い込んでおいて、同じ問題の処理を民主党政権になって頬被りしてしまうのが通ると思っているのか? (これが通るのは新しい民主党政権への期待を込めたマスコミの同党への優しさです。私はこのような二つのスケールをマスコミが持つことに反対ですが。)
・(上記とは逆の言い方になりますが)今まで自民党政権の批判を繰り返してきたマスコミが民主党が政権を取ったからと言って方針を変えるわけにもいかず、民主党の政権に対しての批判をし始めた。 (自民党政権時に比べれば優しいですが。)
・国民の新聞離れの一方、テレビの報道番組や報道バラエテイーの強化により、国民が政治の知識と関心を持ち始めた
・だから小沢さんの政治と金の問題、党利党略・選挙中心主義の党運営、小沢さんの権謀術数のやり方を国民が知り始めた→それが小沢さんの不人気の原因となっている
・それで小沢さんか彼の影響下にある人が代表になって、(今や政局に大きな影響を与えている)内閣の支持率がどれだけになると思っているのか?
・小沢さんの影響下にある人を立てて裏でリモートコントロールしようとしても、国民はそのやり方は自民党政権でもううんざり している。
・報道によると小沢グループの中で小沢さんに継ぐ人材が居ないそうだが、その原因はなぜか知っていて眼を瞑っているのではないか?
・小沢さんが道を誤らせないために直言する人はいるのか?

 勿論、私は小沢さんが代表になり首相になって、 (本人は最初からそう思っているかも知れませんが)見た目には突然変異して、民主党のためより日本の利益優先、党利党略無視(勿論幹事長時代にやった最大の政敵の自民党苛めなどせずに)その政治力を発揮して、普天間基地問題、安全保障、経済の復興に辣腕をふるって貰えれば良いと思っているのですが。
 果たしてどうでしょう。
 私はやはり前に書いたように、小沢さんは自分の判断が(野党の民主党を応援していたマスコミが民主党政権の批判を始めたこと、国民が政治に関する知識が増し関心を持ち始めたという)世の動きに即していたのかの反省、小沢グループは小沢さんに関わっている多くの疑念を国民にまず払拭するのが先決だと思うのですが。

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選挙の名人小沢は投票日以前に批判 (osekkai)
2010-07-23 03:25:34
民主党を小沢が大人にした、だが管は初めから脱小沢に徹し、鳩山をも無視、国民への約束を反故にした、ずるい管は鳩山の辞任前日一足早く仙石、前原等と談合、後に小沢に面会求めたが順序が違う、前回小沢が党首辞任した時にも素早く管が仙石、前原と談合したが不発、鳩山が党首に、管は岡田支持者から反発を招く、岡田支持ブログが汚いと暴露、その後「ダマ管」に、管は汚い野心家なのである、小沢は管を信用していない、管総理の所信表明を選挙前に批判、枝野は地方を知らなすぎる、言ってることは間違いで、小沢が国民への約束守れは正しい
している、中立的な詳論家の弁。
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