普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

日本は日本らしい道を

2012-12-16 16:44:40 | å¤–交・安全保障
・自分に都合の悪いことに目を瞑る韓国と、一部の日本国民
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昨夜のTBS特集は韓国大統領選挙に関連して韓国の事情の紹介をしていました。
・与党の大統領候補朴槿恵さんの父親の朴正煕さんの略歴 (一部私がwikipediaで調べた所もあります。) ・朴正煕の略歴
・日本陸軍士官学校卒業、満州国軍中尉で終戦を迎える (当時の日本や朝鮮の貧乏な子でも能力があれば師範学校(彼もここも出ています)幼年学校、海軍兵学校などを経て出世した人は多くいます。)
・軍事クーデターを起こし後大統領に就任
・(日本から最大の援助を受けて)20年弱で国民所得を約20倍にまで跳ね上げるという「漢江の奇跡」を成し遂げた
・北朝鮮の指令を受けた在日韓国人の銃撃により夫人の陸英修さんが暗殺される
・本人も韓国情報部により射殺される
韓国で人気の大統領は親日の朴正煕さんががダントツの一位だそうです。
・韓国の経済事情
・財閥10社の売上高は韓国の国内総生産の76.5%
・然も財閥系の会社が中小企業迄手を伸ばし始めたので社会問題になっている
・貧富の差が拡大
・産業の空洞化
・過度の成果主義の導入で40歳でリストラされる例も
・自殺者の急造
・若者の就職難
韓国の大統領で無事に生涯を過ごした人は僅かに一人。
このような韓国の状況を考えますと今流行りの漢字一字で言えば「激」または日本に対する「怒」です。
それに対して日本は「和」が一番当てはまると思います。
・米小学校で銃乱射、26人殺害 犯人は自殺
 このような事件は何度もありましたが、銃の規制の強化は行われませんでした。
 理由は建国以来の自主独立の精神から自分の身は自分で護るのと当然のことだと言う考えだそうです。
 この考えは、日本並みの国民健康保険も反対、社会格差の是認に繋がっています。
 米国と日本の違いは今まで論じられたので省略しますが、善悪は別として日本と米国の考え方が基本的に変わっているのです。
・小泉さんの業績とその負の部分
 小泉さんは郵政改革や道路公団の民営化、拉致家族の連れ戻しなど大きな仕事もしましたが、米国の年次改革要望書に従い米国流の市場中心主義、自由主義経済をそのまま受けいれました。
 それに伴って米国流の成果主義や株式会社は資本家のもの、従業員は会社の設備と同列の考えが多くの会社に導入されて、其れまでの従業員を大切にする、従業員の会社にの対する忠誠心に基づく自主管理活動、改善活動の良い所がなくなって仕舞いました。
 その一番の極端な形が前記の韓国の状況です。
 日本が韓国程にならなかったのは、日本の経営者に僅かですがまだ過去の良さを堅持した人もいることと、その他の会社の韓国ほど激しすぎた経営までできなかったのもあるのでしょう。 (日本でも韓国並みの「ブラック企業」がいるそうですが)
 私は日本の経済運営も会社の経営も韓国でもない米国でもない日本人の心情にあった合理的なものにする必要があると思うのですが。
・肝心なことに目を瞑る韓国と日本の一部の人達
韓国で人気の大統領は親日の朴正煕さんががダントツの一位の事実には多くの意味を含んでいると思います。
 朴正煕さんが日本側の全面的な協力を受けて韓国を奇跡的に発展を遂げたことは評価するが、この事実は認めたくないという反日感情と反日政策です。
 朴さんが貧乏な日本人の子弟と同様に師範学校や陸軍士官学校への立身の道を歩いたこと、韓国の発展のために日本から大きな支援を受けたこと、発展の原動力となった統治時代に整備したインフラや日本企業が残した工場群、など認めたくない余りの無視どころか、朴正煕さん一家除く日本統治時代の協力者の追放です。
 韓国建国は米国から与えられたもので、自身の建国の大義がないため、日本の貢献に就いては目をつぶっています。
 韓国人の気持ちは判りますがこれで日韓両国の間がうまく行くはずがありません。
 然し日本の一部の人達も同じような間違いをしています。
・日本は米国の軍事保護国であること
・米軍の日本駐留は日本を押さえ込むためにもあること(その証拠にかってのロシヤ、今の中国など米国に対立的な国から日本から米軍の引き揚げの要求など一度もありません。)
・詰まり日本は自国の安全保障に就いては米国から首根っこをギュツと抑えられていること。
 そのため小泉さんの拉致交渉が進みかけたのが停止してしまったこと、ブッシュさんのガセネタでイラクに出兵したこと、親日のしかも主要な原油供給国であるイランの経済制裁など参加させられたこど上げればきりがないほど。 
・石原さんの言うように占領政策に都合の良い憲法を押しつけられたこと。 (この憲法制定にあたっては国会で共産党が反対したこと、当時の内閣閣僚が涙ながらの署名をしたことが当時報道されていました。)
・第二次世界大戦の責任はすべて日本に押しつけられたこと。 (戦場での一部の軍の混乱を除いては国際法違反をしていませんでした。最大の国際法違反をしたのは原爆投下をした米国です。それなのに「過ちは繰り返しません」と言う広島の原爆碑?)
・当たり前だが米国は自国と日本のためのどちらを優先するか直ぐ判ること
・今回の緊迫した尖閣問題も米国からの立場から言えば、日本をコントロールするには良い条件だということ
 そして今の福島瑞穂さんや田嶋陽子さん象徴される一部の人達は憲法改正反対、第二次大戦は何がなんでも日本人が悪い、日本の自衛力の強化は軍国主義への道だと反対、考えて見れば一見反米的な主張をしながら、実は米国の政策の手助けをしています。
 私たちは日本の経済運営、企業の在り方、日本の安全保障など自分達の頭で、主張に反することにも目を瞑らずに考える必要があると思います。

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