JR九州子会社のJR九州高速船（福岡市）が浸水を隠して運航を続けていた問題は、事業撤退を迫られる事態となった。不祥事発覚後も運航再開に向けた意欲を示してきたものの、浸水を防ぐための船体補強に想定以上の技術的な壁があったことが撤退に傾いた要因とみられる。【関連記事】13日朝、JR九州の古宮洋二社長は記者団に「運航再開ができなかったらそういう（撤退の）方向もあるということ」と話した。運航再開を妨

2024.12.13 08:50 明神水産が遠洋一本釣りへ　たたき原料の調達強化「販売まで一貫の強みを」　来春から人材育成

三陸名物のわかめ 福田かおる衆院議員 食べ物のことを話すときりがありませんが、今回は、三陸名物の「生わかめのしゃぶしゃぶ」をご紹介します。 東日本大震災が起こった当時、農林水産省から観光庁へ出向していた私は、少しでも復興のお役に立ちたく、プライベートでも東北地方に足を度々運びました。衝撃を受けたのが、三陸名物の生わかめのしゃぶしゃぶ。宮城県石巻市雄勝では、漁師さんの船に同乗し、わかめの種付けもさせていただきました。 厳しい冬の間に育ったわかめは、磯の香り、歯ごたえが素晴らしく、お湯に通すと、目が覚めるような鮮やかな緑色に変わります。鮮度が命の生のわかめは、なかなかお目にかかれません。わかめのおいしさに衝撃を受けると同時に、こんなにおいしくて幸せな生活が、地震で破壊されてしまったということを思い起こさせられ、胸が締め付けられました。 今も復興途上の東北地方。発災から１年となる能登半島。ぜひ、

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正月に向けて多くの魚介類が値上がりするなか、ブリが鮮魚店の主役になっている。日本海では旬を迎えた寒ブリの水揚げが好調だ。豊洲市場（東京・江東）の天然物の卸値は前年同期比で1〜2割安い。養殖物も出荷の本番を迎えた。氷見漁港（富山県氷見市）では1匹7キログラム以上のブリを「ひみ寒ぶり」に認定している。今冬は基準より大きい8〜9キログラムが豊漁で、認定数は6日までに2万匹を超えた。2011年度に「ひ

sponsored 基調講演には総務省 CISOの山内智生氏が登壇、サイバー空間をめぐる脅威動向や政策を紹介 ランサム感染の実体験からMDR導入事例までが語られた「Canon Security Days 2024」 sponsored 「LEVEL-15FXA61-R7-RM4X」を試す、重さは2.26kg、144Hzにも対応 実家・ホテル・コタツでゲームしたいなら、Ryzen 7とRTX 4060のLEVEL∞15.6型ノートPC sponsored 「M75 WIRELESS」「K70 PRO TKL」「VIRTUOSO MAX」を試す いずちののさんにCORSAIRの白いゲーミングデバイスを試してもらった、淡い光り方に「カワイイ」と太鼓判 sponsored 180Hz駆動でGTG0.5msのRAPID VAパネルを搭載、MSI「MAG 325CQRF QD E2」 ゲームの世界にい

船舶をはじめとする海運業界で高速衛星通信サービス「Starlink」の導入が進んでいる。国内でStarlinkの船舶利用サービスを推進するKDDIに、海上移動運用に耐え得るハードウェアや、法改正によって利用できる海域の制約が変わった詳細などについて聞いた。 Starlink Business マリタイムプランって「改めて何」 いま、船舶をはじめとする海運業界で「Starlink」の導入が急ピッチで進んでいる。何をするにもデータ通信が必要となっているのは遠く洋上を行く船舶でも同様だ。とはいえ、陸（と書いてオカと呼ぶ）の世界では、逃れたくても逃れられなくなって久しいブロードバンドネットワーク接続だが、海と空では長らくそうもいかなかった。 人工衛星によるデータ通信はインマルサットにしてもイリジウムにしても早くて数Mbpsの通信速度しかでない。近年になって人工衛星による高速データ通信サービスが航空

回転ずしチェーン「くら寿司」は、大阪・関西万博に提供する「特別メニュー」70種類を発表しました。メニューのうち20種類以上は、くら寿司と各国の大使らが協議しながら作ったもので、万博を舞台に、さながら「くら寿司外交」ともいえる様相を呈しています。 回転ずしチェーンくら寿司が12日に発表した万博で提供する特別メニュー。万博に参加する161の国と地域のうち70カ国の代表料理を再現しました。 カリブ海に位置するドミニカ共和国の料理「ペスカド・コン・ココ」は白身魚にココナツのソースをかけたもので、駐日ドミニカ大使が助言しました。 長部稀キャスターが駐日ドミニカ大使とともに試食しました。 「ココナツソースの甘さと、マリネの酸味がバランスよく絡み合っていて、日本では食べられない味です」（長部キャスター） 「最初はちょっと不安だった。大阪万博の機会を使って、ドミニカ共和国のおいしい料理を出してくれてすごく

味の万国博覧会では、1店舗につき特別メニューを1種類ずつ提供することで、複数の店舗への来店を促す狙いがある。特別メニューはおかず系やデザート系の他、ヴィーガンに対応したものも用意した。店舗や公式Webサイトにおいて、全メニューのアレルギー表記も用意する。価格は現在調整中だが、70種類全て統一した価格にする予定だという。 くら寿司の岡本浩之氏（取締役広告宣伝・IR本部長）によると、当初は、世界各国の名物料理から着想した寿司を特別メニューとして開発していた。約半年をかけて161カ国分の寿司を考案しほぼ完成したものの、似通ったメニューが多いとの理由から急きょ計画を変更。各国の代表的な料理を再現したメニューの開発へと方向転換した。 カメルーン共和国で日常的に食べられているサバを使った料理「マケロ」や、ドミニカ共和国の魚料理「ぺスカド・コン・ココ」など24カ国のメニューは、開発に当たり各国の大使館と

告発容疑は、同税関に三菱自動車の「パジェロ」とトヨタ自動車の「ハイラックスサーフ」を輸出すると偽った書類を提出し、４月８日にいずれも同社の「ランドクルーザー」と「レクサスＬＸ５７０」の計２台（時価計１９００万円）をアラブ首長国連邦へ輸出しようとした、としている。 同税関は男の認否を明らかにしていない。

特産カキが国際水準の認証取得　福岡市 2024年12月13日08時00分配信 丸みを帯びたカキと認証証書を持つ漁協幹部ら＝１０日、福岡市役所 福岡市の特産カキ「唐泊恵比須かき」が、国際水準の水産物認証規格である「マリン・エコラベル・ジャパン」（ＭＥＬ）を取得した。環境、衛生面などでの優れた養殖方法が評価された。既に香港やシンガポールへ輸出されており、認証取得を機にさらに国内外の高級ホテル、レストランなどへ売り込もうと市や市漁協は意気込んでいる。 唐泊恵比須かきは、従来のロープにつり下げるいかだ垂下式と、籠に入れるバスケット式の２方法で養殖。今回はバスケット式で認証を取得しており、同方式での認証取得は全国初。バスケットの中で波にもまれて殻が丸みを帯びるほか、味や栄養が豊かなのが特徴。市の国際認証（水産エコラベル）支援事業補助金を活用して市漁協支所が申請、現地審査などを経て認証を取得した。【も

十魚十色の魅力届ける ○…12月14日に開催する高校生を対象とした小田原市主催イベントで、地元の魚の魅力を伝える講師を務める。本業は、市内を中心に11店舗を展開するスーパーマーケット「ヤオマサ」の鮮魚バイヤー。朝５時、小田原漁港で水揚げされた新鮮な魚を仕入れるところから一日が始まる。「魚の消費が減っている中で、若い子が魚に興味を持ってもらえるイベントにしたい」と意気込む。 ○…平塚市で生まれ育ち、小学校から高校までサッカーに打ち込む。大学ではアルバイトに明け暮れ「３、４年生から本気で単位を取得した」と苦笑い。卒業後、ヤオマサに就職し、「全く知らない未知の領域をぱかっとあけるのが面白い」と希望した鮮魚部で魚の知識や加工、調理などを一から学んだ。 ○…30代半ばの時に鮮魚バイヤーを志願した。「小田原で獲れた魚を地元の人に食べてもらいたい」。それまで都内の市場から仕入れた魚がメインに並んでいた売

大地震が起きたら、津波が来る前にまず逃げる――。南海トラフ巨大地震で最大34メートルの津波が想定されている高知県黒潮町で、「命を守る行動」を胸に刻んでもらう仕掛けとして缶詰の開発が進んでいる。世界へ…

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ヤマハ発動機は12月12日、公益財団法人日本財団が主導する「海と日本プロジェクト」の一環「浜名湖ワンダーレイク・プロジェクト」に協力すると発表した。 浜名湖では近年、水質の悪化やアサリ、エビ、カニなどの海洋生物の減少が課題となっている。これらの原因の一つとして、海草の一種であるアマモの減少が挙げられている。 このプロジェクトは、アマモの育成・再生を通じて、豊かな浜名湖の生態系を取り戻すことを目的としている。ヤマハ発動機は、60年以上にわたるマリン事業の歴史を持ち、浜名湖畔に開発・実験施設を保有している。同社にとって浜名湖は重要な存在であり、これまでも湖周辺の清掃活動を行うなど、環境保護活動を推進してきた。 具体的な協力内容としては、アマモ栽培水槽説明看板や「天浜線アマモ列車」車内ポスター、知波田駅の副駅名「アマモ駅」の駅名看板にロゴマークを掲示することが含まれている。 これらの活動を通じて

年末恒例のマグロ直販市が２１、２２の両日、高知市の東洋電化中央公園で開かれる。販売する県まぐろ船主組合（山本巌組合長）は「高知の漁師が…

日本国内を流通するマグロの7割以上は、漁獲後に冷凍処理を施されている。時事通信社水産部の川本大吾部長は「どんな高級マグロでも解凍に失敗するとまずくなる。 スーパーのマグロの味にバラつきが大きいのはそのせいだ。コツは5％の塩水を使うことにある」という――。 ■日本に流通するマグロ類の7割以上が冷凍物 握り寿司や刺し身の鉄板ネタと言えばマグロ。大トロや中トロ、赤身、人によって好みは違えど、数ある魚の中でも横綱級の人気と旨さで、この年末年始にごちそうとして味わう人も多いであろう。冬場のマグロは脂が乗って身も締まり、まさに旬。 青森県大間産の本マグロなどは高級すし店でないとなかなか味わえないが、自宅で食べたいときに食べられるマグロといえば、通販などで購入できる冷凍物のマグロだ。 マグロは青森県の大間のように近海で漁獲され、直ちに流通するケースもあれば、マイナス60度の超低温冷凍庫を備えた遠洋漁船で

カキ殻に付着するシロボヤ。水揚げ前には殻を覆うように付着しているという 松島湾の養殖カキが記録的な不漁に見舞われている。ホヤの一種であるシロボヤが大量発生したことによる成育不良が原因。１２月上旬まで生産量は例年の１～２割に落ち込んでいる。毎年開催していたイベントが中止に追い込まれるなど深刻な影響が出ている。（塩釜支局・佐藤駿伍） 手間倍増で赤字 「今年はまるっきり赤字だ」。宮城県松島町の磯崎地区漁業組合の高橋征信組合長（５４）はため息をつく。水揚げしたカキの殻には茶色いボコボコしたシロボヤがびっしりと付いている。 高橋さんによると、６～７月ごろから確認され、夏にかけて一気に増えた。シロボヤが殻を覆うように付着することで、カキに栄養が行き届かず、身入りが悪くなっている。 水揚げの際もシロボヤを手作業で剥がさないとかごに入れられず、負担増につながっている。殻に傷も付いてしまうため、殻付きで出荷

島根県西ノ島町浦郷の漁業者が３０年あまり前に始めたイワガキ養殖が隠岐地方に広まり、「隠岐のいわがき」としてブランド化され、離島の水産ビジネスを支えている。長年の取り組みは全国の注目を集め、地域資源を生かした農林漁業の振興と生産者の所得向上に努めた個人・団体を顕彰する国の２０２４年度「ディスカバー農山漁村の宝」でグランプリに次ぐ優秀賞に選ばれた。（鎌田剛） 中上光さん（６９）は１９７９年、先代の父を継いで家業の養殖場で働き始めた。イタヤ貝やヒオ...