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全国各地で農林被害を引き起こしている特定外来生物のクリハラリス(別名タイワンリス)が、ここ2、3... 全国各地で農林被害を引き起こしている特定外来生物のクリハラリス(別名タイワンリス)が、ここ2、3年で東京・多摩地域に分布を広げてきた。 森林総合研究所多摩森林科学園(東京都八王子市)の林典子研究員らのグループは、リスが仲間を集める鳴き声を拡声機型の装置で再生しておびき寄せ、捕獲する作戦を実施。水際での被害防止にほぼ成功している。 クリハラリスは中国南部や台湾などが原産で、ペット飼育や動物園での展示を目的に、国内に持ち込まれた。体重が300~400グラムほどあり、国内に元々生息するニホンリスよりも一回り大きい。多摩地域では2010年頃から、目撃情報が出始めた。 捕獲作戦は、林研究員らが考案した「音声再生法」を採用して成果を上げた。クリハラリスの習性に着目したものだ。 樹上に巣を作るクリハラリスは、子リスの天敵のヘビが木に登ってくるのを見つけると、「チーチー」という鳴き声(警戒音声)を上げる。
2013/09/08 リンク