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中国紙・環球時報は31日、外国人技能実習制度で訪日し、日本に滞在する中国人実習生が、2008年の... 中国紙・環球時報は31日、外国人技能実習制度で訪日し、日本に滞在する中国人実習生が、2008年の15万1000人から14年までに5万人も減少したと報じた。劣悪な条件や賃金水準が低いことなどが影響しているとみられる。 昨年末の段階で日本に滞在する外国人実習生は16万2000人。このうち中国人は10万5382人で、国別で最も多かった。 中国人実習生の減少について環球時報は、劣悪な生活条件や賃金水準が低いこと、思ったような技術が学べないこと、制度があいまいなことなどが影響している可能性があると指摘した。 同紙によれば、長野県のあるプラスチック加工工場で働く中国人実習生は、6人が隙間風が入り、暖房もない古い平屋に住み、月に残業も含め340時間も働いている。残業代は時給わずか550円で、長野県の最低賃金基準である時給728円を大きく下回っているという。 (編集翻訳 恩田有紀)
2015/08/02 リンク