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清酒大手の黄桜(京都市)が今秋から、地ビール生産を本格化させる。これまで観光レストランに併設した... 清酒大手の黄桜(京都市)が今秋から、地ビール生産を本格化させる。これまで観光レストランに併設した醸造所で造っていたが、「クラフトビール」と呼ばれる高品質な地ビールのブームを受け、新しい製造ラインを設けた。全国に出荷できる体制を整える。 黄桜は1995年に地ビール生産に参入。「京都麦酒(ばくしゅ)」などのブランドで、京都市伏見区に設けた観光施設「キザクラカッパカントリー」など、関西地区を中心に販売してきた。モットーは「舌で味わうビール」。日本酒の蔵元として、のどごしよりも味にこだわり、うまみを残す濾過(ろか)技術などを採用している。 生産能力は最大で年間200キロリットルだったが、ここ数年は地ビール人気で需要に応えられない状況だった。このため、新しい製造ラインと見学施設を兼ねた工場「伏水蔵(ふしみぐら)」を本社の構内に設けた。地ビールの生産能力を最大4千キロリットルまで引き上げ、地ビールとし
2016/08/26 リンク