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政府は、輸入した小麦を製粉会社などに売り渡す価格について、国際的な取り引き価格が上昇していること... 政府は、輸入した小麦を製粉会社などに売り渡す価格について、国際的な取り引き価格が上昇していることを受けて4月から5.5%引き上げることを決めました。ただ、農林水産省は今回の価格の引き上げによる食品への影響は、食パン1斤あたりで0.7円などと試算していて、影響は限定的だとしています。 国内で消費される小麦のおよそ9割を占める海外産の小麦を安定的に確保するため、政府は一括して輸入して製粉会社などに販売していて、その売り渡し価格を半年ごとに見直しています。 農林水産省は、4月から9月までの半年間の売り渡し価格を主な5つの銘柄の平均で1トンあたり5万1930円と、前の半年間に比べて5.5%引き上げることを決めました。 中国がアメリカやカナダから飼料用の小麦の買い付けを増やしていることや、ロシアが小麦の輸出税を引き上げたこと、それに2月中旬の寒波の影響でアメリカ産の小麦の生育に影響が出ているのではな
2021/03/12 リンク