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中国の国有企業「北京先駆高技術開発有限責任公司」が、東京・小笠原諸島の南鳥島沖の公海にある水深500... 中国の国有企業「北京先駆高技術開発有限責任公司」が、東京・小笠原諸島の南鳥島沖の公海にある水深5000メートル超の深海底でレアメタル(希少金属)を含む球状の岩石「マンガンノジュール(マンガン団塊)」を大規模採鉱する試験を来年8月ごろ実施する計画であることが2日までに明らかになった。深海底の鉱物資源管理を目的とする国際機関の国際海底機構(事務局ジャマイカ)がホームページで公開した計画内容や専門家への取材で分かった。 電気自動車(EV)などのハイテク製品に使われるレアメタルの需要が高まる中、中国の習近平指導部は資源確保を加速する狙い。深海底の採鉱は難しく、中国は今回の試験を成功させ技術的優位を確立したい考えとみられる。 国際海底機構によると、北京先駆は2019年に南鳥島周辺の日本のEEZの外側にある公海に探査鉱区を取得した。今年前半に採鉱試験の計画を同機構に申請し、環境影響評価などについて報告
2024/12/03 リンク