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綿摘(わたつみ)は、塗桶(ぬりおけ)という道具を使って綿をのばし、小袖の中入れ綿や綿帽子を作る仕... 綿摘(わたつみ)は、塗桶(ぬりおけ)という道具を使って綿をのばし、小袖の中入れ綿や綿帽子を作る仕事のこと。綿摘をする女も、綿摘と呼んだ。 図1で、左のふたりの女がしている作業が綿摘である。 この綿摘の女が、売春に従事していた。このことはほぼ常識になっていて、「綿摘」は「副業で売春をしている女」の同義語といってよかった。 近代の言い方をすれば、綿摘は女工であろう。副業で売春をしている女工を綿摘と呼んだことになろうか。 『守貞謾稿』(喜多川守貞著、幕末期)に、綿摘について―― 『武江年表』に曰く、宝永の頃までわたつみと云ひしも土妓(とぎ)にてありし、云々。綿摘の雇婦に矯けて売女せしなるべし。 とあり、綿摘がいたのは宝永(1704~11)のころまでだという。宝永は、五代将軍綱吉の末期から、六代将軍家宣の初期にかけてである。 「土妓」は、遊女ではないのに、こっそり売春をしている女の意味であろう。つ