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<EUを離脱すれば、イギリスにはイバラの道が待っている。国民投票後の離脱交渉では、EUは離脱願望が他... <EUを離脱すれば、イギリスにはイバラの道が待っている。国民投票後の離脱交渉では、EUは離脱願望が他の加盟国にも波及するのを防ぐためイギリスに厳しく対処しなければならない。そうした交渉の間の不確実性だけでも、投資家にポンドを売らせる材料としては十分だろう> 6月23日に迫ったイギリスの国民投票では、有権者が良識を示し、EU(欧州連合)残留に票を投じることを祈ろう。EU離脱が決まれば、イギリスを始め欧州や世界経済全体に深刻な打撃を与えるだけでなく、イギリスとEU双方の体制の存続にも大きな影を落とすことになるだろう。 【参考記事】弱者のために生き、憎悪に殺されたジョー・コックス イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票に対する市場の懸念がこれほどまでに高まっている理由の一つは、タイミングの悪さだ。今は、イギリスと欧州が共に景気後退局面を迎えている。英イングランド銀行(英中央銀行)のマーク・カーニ
2016/06/21 リンク