【日本市況】日経平均一時４万円台、米利下げ観測で投資家リスク選好

【日本市況】日経平均一時４万円台、米利下げ観測で投資家リスク選好

日経平均は一時上げ幅が700円を超え、取引時間中として10月15日以来となる４万円台に乗せた。インフレ統...概要を表示 日経平均は一時上げ幅が700円を超え、取引時間中として10月15日以来となる４万円台に乗せた。インフレ統計を受けて金融市場では来週の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）での利下げがほぼ織り込まれた。米国と同様に日本でもハイテク株が買われ、ソニーグループは連日で上場来高値を更新した。日本銀行の政策維持観測が強まり、円は売り注文が膨らんでいる。長期金利は低下（債券相場は上昇）。 18日の米利下げを市場が確実視する一方、年明け以降の利下げ確率は低下する中、相場は政策金利見通しや金融当局の発言に左右されている。日銀の19日の金融政策決定会合では利上げ見送りが市場の見立ての中心だが、同時に決め打ちはできず、年明けに上げるとの声も根強い。