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米連邦準備制度が重視するインフレ指標で、31日に発表される4月の米個人消費支出(PCE)コア価格指... 米連邦準備制度が重視するインフレ指標で、31日に発表される4月の米個人消費支出(PCE)コア価格指数は、根強い物価上昇圧力から幾分緩和しつつあることを示す見込み。利下げ時期に関する米金融当局の慎重姿勢も裏付けることになりそうだ。 エコノミスト予想では、4月の食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数が前月比0.2%上昇すると見込まれている。この通りであれば、基調的なインフレをより的確に示す同指数にとって、今年に入り最も小さな伸びとなる。 ブルームバーグ調査の予想中央値では、PCE総合価格指数は3カ月連続で前月比0.3%上昇となる見通し。今年に入ってからの上昇率は、昨年10-12月の3カ月間が比較的横ばいだったのとは対照的であり、インフレ抑制に向けた進展が平たんではないことが浮き彫りとなっている。