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フランスの司法当局は21日、2007年の大統領選での不正資金疑惑をめぐり、サルコジ元大統領を容疑... フランスの司法当局は21日、2007年の大統領選での不正資金疑惑をめぐり、サルコジ元大統領を容疑者として扱い、起訴も視野に入れた本格捜査に着手すると決めた。政治の第一線から距離を置いているとはいえ、元大統領が容疑者となる異例の事態だ。仏メディアが一斉に伝えた。 サルコジ氏は07年の大統領選で当選したが、その選挙運動の資金を、カダフィ体制だったリビアから不正に受け取った容疑がかけられている。リビア側が外交などで有利なはからいを受ける狙いで資金提供した可能性が伝えられており、サルコジ氏には収賄の容疑もかけられているという。 サルコジ氏側は疑惑を否定してきたが、20、21日と断続的に身柄を拘束され、事情聴取を受けていた。 サルコジ氏は12年に再選を阻まれ、17年の大統領選での返り咲きを目指したが、中道右派・共和党内の候補者選びで敗れていた。(パリ=青田秀樹)
2018/03/22 リンク