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うららかな春。俺たちは相変わらずSOS団の活動にいそしんでいた。ようするに今日も不思議を求めて街... うららかな春。俺たちは相変わらずSOS団の活動にいそしんでいた。ようするに今日も不思議を求めて街をさすらっているということさ。午前中はツマランことに古泉と男二人で時間をつぶし、今は長門と二人で図書館だ。とは言っても、集合時間が近い。そろそろ移動しないとな。 「おい、長門。そろそろ行かないと時間に間に合わんぞ」 このままだとまたハルヒにどやしつけられそうだ。長門は俺の声に顔を上げるとマイクロメーターでようやくという程度のうなずきを返し、本を抱え込んでカウンターへと向かって行った。 駅への移動中、俺も長門もひたすら沈黙を友に歩いていたのだが、突然長門が口を開いた。 「あなたに頼みがある」 なんだ? 「今日、これからあなたの家に行きたい」 ……俺は長門の意味深にとれなくもない台詞をどのように解釈すべきか、たっぷり数十秒ほど固まってからようやく声を絞り出した。 「それはいいが、何でだ?」 「あなた