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大江志乃夫氏の「日本植民地探訪 (新潮選書)」(新潮選書、1998)にある慰安婦関連の記述です。内容的に... 大江志乃夫氏の「日本植民地探訪 (新潮選書)」(新潮選書、1998)にある慰安婦関連の記述です。内容的にコンパクトにまとまっていて理解するに適しています。 (P126-127) 日本固有の軍事施設・慰安所 第一次大戦以降の、大兵力による徴兵制軍隊をもってする長期戦において、第一線兵士の交代勤務による休暇制度は不可欠の制度となった。しかし、この制度を導入しなかったのが日本の軍隊であった。転勤・出張・新戦法教育などで後方の都市や内地と往復する機会がある将校とちがい、第一線勤務が長期にわたり、休暇制度もない日本の兵士たちは、いつの日のことともわからぬ未来の召集解除を夢みるだけで、明日をも知らぬ生命の危険に脅かされる日々を送らねばならなかったし、その精神的緊張からの束の間の解放の休暇さえ与えられなかった。兵士たちの気持は荒み、衝動的で陵辱的な強姦事件が多発した。 一九三五年次の徴兵検査で現役兵とし
2013/06/22 リンク